卍の城物語

弘前・津軽地方の美味しいお店と素晴らしい温泉を紹介するブログです

さんない温泉 三内ヘルスセンター

2011-01-14 01:14:42 | 温泉(青森市)
ここんとこ大雪が続いた。
真冬に青森市に訪れるたびに感じるが、除雪悪すぎる!!
片側2車線のところは1.5車線になっているところが多いこと。
なので妥協して1車線として使うべきか、狭いながらも2車線として使うべきか悩みながらみんな運転している。
毎年のことなんだから、いいかげんに学習してほしいわ。ま、どうでもいいはなし。


休日に青森市をブラブラドライブしたかったが、あまりの大吹雪で早めに帰ることにした。

帰りに「さんない温泉」へ行ってきました。


場所は、「青森IC」のすぐ近く、名前の通り「三内丸山遺跡」の近くにあります。
国道7号線から見えるのですぐわかりますが、バイパスから下りて下道を行かないといけないのでちょっとややこしい。


硫黄泉としては全国トップクラスらしいが、あまりの強烈硫黄臭に、硫黄泉大好きの自分も躊躇して再訪してなかったのがここです。


もともとは湯治客も受け付けていたらしいが、今は日帰り客専門みたい。


浴場は、だだっ広い浴槽が一つ。

カランは13ヶ所です。

お湯は緑白濁で、硫黄臭と硫化水素臭、強い塩気ありです。

浴槽は40~41度の40人サイズ。
手前が深めで、奥に行くほど床が浅めになっていく。

源泉が仕切り壁上部から打たせ湯の如く流れ出ている。

そう、常連客たちは源泉を打たせ湯として使っている。
これは他の客からしたら気持ちいいわけない。
打たせ湯なんて効能ほとんどないだろうし、普通に浸かってた方が効能がいいに決まっている。
それをオッサンの皮膚にさらしたお湯を味あわなくてはならんこっちの身にもなって欲しいが、この打たせ湯よろしくは多くの客が入れ替わりやっている!

カランは13ヶ所しかないが、客は20人以上はいて、それでもお風呂グッズ占領も普通にしている。

ま、青森の50,60代なんてマナーなんて言葉知るわけないし、自分の体のことしか考えてない奴も多い。


施設側も悪くて、洗面器が少なすぎる。
カランで使う分プラス2コくらいで、カランが満杯だと浴槽から汲んで浴びるしかないから、それも出来ないで困る客もいた。


そして、相変わらず衛生面は悪い。
床はヅルヅルで危険だし、浴槽床下は析出物や砂利でキモチ悪いのなんのって。まるで野湯に浸かってるみたいだわ(鄙びた施設にも全く気にせず入ってる自分が言うのだからよほど悪いと思ってください)。

せめて湯口に網でも被せて濾せばいいのにとさえ思った(源泉掛け流しにこだわる自分が言うのだからよほど悪いと思ってください)

ここまで書いてるのを見ると、最悪な温泉施設みたいに思われるかもしれないが、お湯は最高です。

今日は前回と違い、かなりぬるめで、1時間ほどゆったりと浸かった。
それでも全く体には抵抗なく、さっぱりとした浴感であった。
硫黄臭もさほどきつくなく、マイルドな硫黄泉だった(真冬はこんなものかも)。


湯気でモウモウと曇った浴場に、緑白濁のお湯がめいっぱい広がり、そこに頭だけがポツポツと出ている様は幻想的空間です。

浴場の天井も改装したのか、小さな天窓がいくつもあり、出来るだけ自然光に頼っているところもいい。


天井より先に浴槽を改装してほしいものである。
側面はボロボロで痛いし、析出物でベロベロになってるし・・・。

湯口はもともと2ヶ所使ってたっぽいが、今は1ヶ所。
まんべんなくお湯を行き渡らせるために、半分ずつの2ヶ所にしたらもっといいのに。


清掃はきちんとしているだろうが、成分があまりに強いので、床はすぐヅルヅルだし、浴槽も痛むのだろうが、そこをなんとかしてほしいものである。

温泉自体は最高峰の硫黄泉なので、改善求む。

そんな声は関係なしに大人気でしたが。


オススメ度(温泉評価)・☆☆☆☆


泉質・含硫黄-ナトリウム-塩化物泉[硫化水素型]
泉温・46度(源泉掛け流し)
効能・神経痛、筋肉痛、関節痛など

料金・390円
備品・有料ドライヤーあり

住所・青森市三内字沢部306-1
電話・017-766-0185
営業時間・8:30~21:40
定休日・なし

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