Jun日記(さと さとみの世界)

趣味の日記&作品のブログ

処暑

2014-08-23 15:46:16 | 日記・エッセイ・コラム
久しぶりに来てみると、今日は処暑なんですね。
朝夕涼しく感じるようになりました。

つい先日まで台風、フェーン現象、暑くて、
などなど言いあったものですが、

確かに残暑の日中に比べ朝夕過ごしやすくなってきました。

かき氷の時期も過ぎていくのでしょう、氷蜜が赤札ワゴンに移動していました。9月2週くらいの需要ですね。

さて、…さて、
この出だしで記事を書こうと思いながら何日か過ぎてしまいました。
物思う時期も過ぎてしまった感じですが、お盆から、生前の父の言葉を思い出していました。
いつも、何かしらケチぶりを発揮する父に、もしかしたら本当にお金がないからかと、幼少の頃から何度か聞いたものです。
「お金がないの?」
こんなとき父は娘のこの質問に決まってこう答えたものです
「お金はある。」
もう、
そう思いながら過ごしてきて、家を改築した時にも、家の建てようにお金がなかったの?と聞くと、
「お金はある。」
またもこの言葉を聞いた私でした。

所が、その後、私が質問しないのに父から話だした事があって、
「お父さんお金がなかったんだ。」
と、
初めて聞いた言葉、お金がないの入った言葉を聞きました。

隣接していた親戚の土地を買ってほしいと、従兄に言われたそうです。
「おっちゃんに買ってもらうのが一番いいんだけどな」
直接そういわれたそうです。
「もう2百万、せめて百万もあれば買えたんだが…」
父はそういって、私の方を向いて、
「親戚を誤解しないように言っておく。」
と、そういっていました。
初めて聞いたように思う父のお金がないの言葉に、
一度聞いた話でもよく記憶に残る面影となっています。