junjunのはなまる日和&ときどきネパール

日々の暮らしとネパールのことなど・・・。

9度目のネパール ティハールの祭り

2011-12-14 17:47:38 | ネパール
 2011.10.26(水)

 9度目のネパール訪問のため、この日午後カトマンドゥに到着。

 ホテルに落ち着いたあと、街で知り合いになった方々に挨拶するため散歩に出かけました。

 確認もしないで日本を出発したのですがちょうどティハールのお祭り時期でした。

 ティハールはヴィシュヌの奥さんであるラクシュミーを家に迎え、富と繁栄をを祈る収穫祭です。

  5日間あるのですが
  1日目 カラスの日
 2日目 犬の日 
 3日目 牛の日  
 4日目 ネワール族の新年
 5日目 バイティカ(女性が男性のおでこに赤いティカを授ける儀式を行う)

家々の入り口には曼荼羅が描かれ、光を灯し、新年の準備と女神様を迎える準備がなされます。
以前見かけたものは、色粉を使って描いたものでしたが、葉っぱや花が使われているものは今回初めて見ました。







 タメルチョークで牛を見かけるのはほんとに珍しいことと思います。
お祭り期間はゴミを集める人たちもみんな休みに入ってしまうらしくあちこちでゴミの山が見られました。そのゴミの中から何かおいしいものでも探しているようです。


タメルチョークでは路上に豆や穀物の実を使った絵を描いているところでした。 今年も見られてラッキー! 一昨年も見たのですが、今年は又違う絵で、毎年異なる絵が描かれるらしいと分かりました。



この翌日 2011,10.27(木)も9:30分ころから散歩に出かけました。

昨日の絵が完成していました。 脚立の上から撮ったもの。 でももっと上からでないとちゃんと見えないですね。


これは横から・・


使っている豆や穀物を大写しにしてみました。 それにしてもすごいですよね~。







チョークの片すみでこんなおやつを売っていました。 パロウタというもの。これで二人分 100ルピー(ちょうど100円くらい)。 注文をしたのは中国からの親子です。ホテルで朝食は食べるけれど、いろいろなものを食べてみたいので・・とのことでした。 クレープのようにロールにするのもOKだそうで・・
昨年聞き損った熱源ですが、オイルを使っているということでした。

商店ではどこもマリーゴールドの花飾りを飾り付けます。日本ならさしずめ門松というところでしょうか・・


 

甘いお菓子もお正月にかかせないもののようです。 普段はこの光景は見られません。


これも新年やお祭りのときだけのもののようです。 パーンという葉っぱに、前にあるいろいろなものを包んだもので甘い味がするとか。ひとつ10ルピー。 4年前、キルティプルのお祭りのときに見かけたものと同じかも・・(前のブログを見てみたら・・やはり同じものでした)

ちょうどご婦人が買い求めにきました。 


こんな街の風景を見ながら王宮広場近くまで来たら、少し手前のチョークにも絵が描かれていました。ここは豆でなく色粉を使ったもののようでした。



いつもの王宮広場です。 このピーパル(インドボダイジュ)いつ見てもいいな~


お祭りのおふれ




ティハールは別名“果物の祭り”あるいは“光の祭り”と言われるそうですが果物売りもいつになく多いですね~。





 しばらく広場の風景を楽しんで帰途につきました。

帰りに通ったチェトラパティ・チョークにあるピーパルに糸が巻きつけられているのを発見しました。 これもお祭りのときに巻かれるもの? 木の下で寝込んでいる人も・・



 ※ ピーパルにまかれる糸のこと

 後日、旅行会社の案内の冊子を見たところ、その中に少し紹介がありました。

 ネパールでは大きなピーパルには神が宿るといわれ、木そのものが信仰の対象になっていると聞いていましたが、病気治癒や悪い星回りを鎮めるための邪気退散を祈る時に、木綿の糸を100回巻いて、ブラーマンと呼ばれる司祭とともにその木の下で儀式を行うということです。 

 残念ながら儀式中ではありませんでしたが、いいものに出合いました。