junjunのはなまる日和&ときどきネパール

日々の暮らしとネパールのことなど・・・。

どんど焼き

2015-01-12 09:41:00 | ウォーキング・ご近所さんぽ
 2015.1.11(日)

ベランダから横一線の雲の帯の風景を見た後、ふと公園を見ると、どんど焼きの準備が始められていました。

どんど焼きの様子は数年前にも 谷津干潟散歩 で紹介しましたが ネパール探訪 に合流してからは初めてなので、又紹介させて頂きます。


10時近くなると、何か行事があるたびに聞こえてくる おふれ太鼓 の音が鳴りだしました。




 
どんど焼きの由来を調べてみると・・・

旧暦の小正月(こしょうがつ)、1月14日の夜か15日の朝の満月の日の行事なのだそうで、無病息災、家内安全、五穀豊穣を祈るお正月の火祭り行事とのこと。

どおりで・・・、 昔々、私がこどものころ、田舎だったこともあり、ひろーい田んぼで、夕方に行われていました。 

お正月は新暦で行われていましたが、どんど焼きはお正月からは日にちがずいぶん離れていたような気もするので、それは旧暦の1月14日の夕方だったのかもしれません。
  


いま私の住むこの地域でのどんど焼き、今年で32回目にもなるとのこと。(見ていると、スタッフの方々のご苦労も大変なよう・・ 感謝・感謝です)


お正月の松飾り、しめ縄、書き初めなど、炊き上げるものの受付に加え、以前にはなかった絵馬を奉納する場所まで作られていました。


かたわらでは、参加した方々に振る舞うためのお餅を担当の方々が焼いています。


お正月にはめでたい獅子舞もつきもの。 袖っ鼓連(そでっこれん) という太鼓のグループによる獅子舞です。(舞っているのは中学生か高校生の男子)



どんど焼きの山。 青竹等で高く積まれ、上の方にはだるま、下の方には神棚?のように見えるものもあります。






茅の輪(ちのわ)くぐり も作られていました。  

これは、疫病や罪穢れ(つみけがれ)を祓う(はらう)神事とのことで、年末に行われる 「年越しの大祓い」 と6月末~7月の中ごろに行われる 「夏越し(なごし)の大祓い」 の年2回行われるのが正式らしい・・です。 (昔は茅(かや)を使って作ったそうですが、最近は葦(あし)を使うところが多いとか・・。 ここのは藁(わら)で作られていました。) 


先に茅の輪に火がつけられました。

年配の方から若い人たちまで、たくさんの人が参加しているのがとてもほほえましく思えます。







どんど焼きの山にも火が入りました。(中学生が特別参加で点火)


ちびっこメインの獅子舞もはじまりました。


大人の太鼓演奏にも力が入ります。


獅子舞も力いっぱい・・・(本当は右にもう一人いるのですが・・)



習志野や船橋に昔から伝わる ばか面踊り も 袖っ鼓連 の人たちが踊ります。



その間に参加者には焼けたお餅が振る舞われます。




演奏はまだまだ続きます。





まわりを見渡すと・・・

暮れから咲いていたローバイは、遅咲きの3株が今、見ごろのようです。


足元には茎の全く伸びていないタンポポが枯草にうずまるように咲いていました。



公園を一回りしてみると・・・

私を楽しませてくれた一本のヒマラヤザクラは花が終え、真冬だというのにみずみずしい新緑に変わっていました。


若いお父さん方もたくさん出て、小さい子供を遊ばせています。



空を見上げると・・・

何やら何かの形に見える白い雲がふわ~り、綿あめのように浮いています。


風もなく、穏やかでとても暖かないい日和でした。