今日は、岐阜県揖斐郡揖斐川町(旧・徳山村)と福井県今立郡池田町にまたがる日本三百名山のひとつ、冠山を歩きます。
鋭く尖った烏帽子形の山容がその名の由来で、奥美濃のマッターホルンとも呼ばれているとか。
冠山峠は分水嶺で、「揖斐川源流 冠山」の石碑の他、徳山ダム建設で徳山湖に沈んだ「美濃国徳山村」が「美濃国藤橋村」となり、さらに「美濃国揖斐川町」となったことを標した3つの石碑が並んでいます。
ガスっていて先がよく見えません。
山頂に到着するまでにガスがとれるといいのですが・・・。
オトギリソウや
シモツケソウなどを見つけながら進むと、
目の前にド~ンと岩の壁が!
濡れているので滑りやすく、慎重に登っていきます。
足を踏み外したら・・・と思うとほんと、怖い~。
普段見かけるツツジに比べるとかなり小さいお花のコメツツジや
オオバギボウシを見つけているうちに
冠山山頂(1256.6m)に到着。
ただし、周りは真っ白で何も見えず・・・。
かなり粘りましたが、無理そうなので下山開始です。
ノリウツギや
キンコウカ、
ノギラン、
カライトソウなど、登っているときには気付かなかったお花にも出会えました。
つづく