かあちゃん日記

毎日の出来事と一緒に、見たい事・知りたいこと・知ったこと・見たことを書いていきます・

リハ友ウオッチング

2006-09-12 10:19:09 | Weblog
リハビリ室へはいつも午後1時過ぎに入るが、だんだん仲間が終了や、退院していなくなった。

80歳を過ぎて大腿骨の骨折をした女性も、もう退院の許可が出たが、まだ家へ帰る自信が無い。

平行棒の周りを杖なしで歩くのがけっこうつらそうだ。

家へ帰るには、新築したばかりの家に、手すりが必要になってきた。

家族の若い人の相談に先生が乗っていた。
手すりはもうすぐ付くことになったが、主治医に 明日退院  と言われて悲しがっている。

彼女はショッピッグセンターの中で小さな店の番をして居た。

ボケないために、帰ったら又店番をしたいと切願している。

「でも」    と先生のストップがかかった。

店には100を越す種類の品物がある。それを立ち上がって取り出して差し出す。

よしんばそれが取れたとしても「店の外に歩いて行かなければならないトイレはどうするの?」 「それよりもお家の中でちゃんとお留守番してくれるほうが、お家の人が安心するよ と言い聞かす。

大きな身体の男性も、担当の先生に腰をつかまれながら大きな足取りで「山環」を回る。
ベッドの上で治療中のほかの先生に Can't you make it cheaper (もっとまけてくれませんか?)なんて突然声をかけている。

そくざに 「まけれんぞー」 と返されて、「スゴーイ。○○先生出来るぞー。」といって感心する。彼は海外旅行経験が豊富らしい。

足腰はまだ十分ではないがオシャベリは十分すぎるくらい賑やかだ。

ベッドに寝たきりだったあまりおしゃべりの出来ない方も お立ち台に乗ってベルトで縛られて立たされているが、こちらから手を振るとお返しに手を振ってくれ、笑うと笑い返してくれる迄回復されている。

これらの人たちも 150日  や
 160日    で医療保険のリハビリは終了する。

その後の受け入れ先がこれから問題になる。


コメント (3)
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