年賀状も少しだけ書いたし、鼻風邪もやッと直って予約のパーマ屋さんへ出かけます。
先客が一人きれいな白髪の方です。傘立てにはしっかり杖が一本入っていましたので私も並んで入れました。
今日は元近所や予約して行く方など何だかパーマをかけないお客さんが引きも切りません。
そのうちお向かいさんが現れました。ご主人が亡くなって自分も体調を崩した為に娘さんが心配してケア付きマンションに入られた奥さんです。お家に用が有ってタクシーで来たのだけれど、「いくら暖房付けても、人の住んでいない家って寒くてどーもならん。少し温めさせて。」と入って来られた。私も昔から知っていますので、話がはずみます。
パーマは随分時間が掛かったけれど仕上がったので「〇〇さん。タクシーで帰られるなら送って行ってあげるわ。」と言いながら車に乗ります。あまりの好天気でまっすぐ家へ帰る気になれなかったからです。
でも困った事が起きました。先客さんが2本ならんで入って居た杖の、私の方を持って帰られたのです。電話番号もお家も知らない方です。
さて買ったばかりだから諦めるわけにもいかないし、さてどうしよう！
さて私のナビちゃんは古いので、新しいその施設の名前だけじゃ出て来ません。住所は新しい表示でそんな番地はありません。電話番号も登録ありません。
まあ良いや。町名だけ入れて行き当たりばったりに走りだしました。近くへ行ってスマホで検索したら、なーんだ。ありました。
おおまわりしましたが『あ～～ここやワ』と彼女が言います。やっとたどり着いたので、別れ際に「ここの施設のきちんとした電話番号と町名を書いた紙をいつもバッグに入れてると良いよ。」と思わず忠告しましたら、「ほんとやね。」だって。
タクシーの運転士さんも新しいケアハウスなんて連れて行ってもらえないかもしれないよ～～～
ライン友達でケア友さんから写真が送られて来ました。可愛い手芸作品たちでお正月飾りをなさるそうで何ともいい雰囲気で思わず、頂き画像をつけました。
