リハビリ室には窓に、まだ羽子板が貼られています。
「もうこれ取らなくっちゃね。」「そうやね。もう16日だもんね」
やっとお正月だと思っていたらもう終わっちゃいました。
一月からのシステムにも慣れて先生がお迎えに来られなくても自主トレにリハビリ室に入ります。
まず平行棒の中での筋トレです。
「休憩しながらすること。頑張らないで…」と注意されながらメニューをこなします。広いリハビリ室でベッドや平行棒、模擬階段など自由に使えるのが何とも有難いことです。
終わって帰りには必ずトイレへ入ってから帰りますが、今日は入り口に車椅子がドンと停めて有ります。手洗い所には4点杖を持って立ちながら片まひの手で脱いだコートを着ようともがいている方がいます。
原則ご自分の為になるので手伝ってはいけないのです。
「お手伝いしましょうか?」
「いいえ自分でやります。」
「そうですね。でも袖のひっかった分だけ外しますね。」
こんな方はたいていヘルパーさんが同伴していますが、トイレだけでも自分で…と思われたのでしょう。
「じゃぁ車椅子の方向転換だけしますね。」と言いながら私も二本杖をつきながらですからお互い笑ってしまいます。
車椅子に座って自分で足を乗せているのを確認してカルテのファイルと、ショルダーバッグを膝の上で確定して四点杖を抱えながら片足でこいで緩めの坂を頑張ってあがって行かれました。
そういえばアピタで時々会う方も車椅子で、膝の上に買い物かごをのせ棚の上に手を伸ばしているのを見ると「何か届かないとこの物とりましょうか?」と声を掛けてしまいます。でも彼女も必ず「アリガト大丈夫です。」と答えます。
みんな自分で頑張ってるのについ声を掛けてしまいいつも「あ~~今日も大きな御世話だったなァ。」と反省!
今日の頂き物何か分かりますか?
ナマコです。ゆずと一緒に頂きました。
10何匹は居るでしょう。
今からワタを出して茶ぶりと言う下処理をしなければなりません。
割烹へ行くと”このわた”は高級食材なのですが…上手にお料理出来ません。