広い旅館の中を車椅子を押していただいてお風呂へも入ることが出来ました。
徹底的に人手を省けるようなになっていてお茶は自分たちでお湯を沸かし、紅茶・コーヒー・ほうじ茶・緑茶あらゆる種類のティバッグが置いてあり、お水もボトルが一本ずつあります。
部屋へ案内されてからあとは仲居さん(?)は一度も部屋に来ることは有りません。食事処は大広間をしきり数人の従業員が対応します。
朝は広いお庭を見ながら食事します。
お味噌汁はコンロのお鍋で熱くなったら食べます。ご飯をよそって熱いお茶を運んだらもう従業員の手を煩わすことは有りません。
部屋にはカードキーが3枚置いてあります。
それを持って外へ出ないと悲劇です。部屋を一歩出てパタンと戸が閉まったらもうアウトです。
何度もドアをたたいて中の人に開けてもらって部屋に帰ります。
最後に幹事さんが計算書で割り勘して計算したら積み立てから5000円近くも返ってきてその安さに驚きます。
昔は積み立てた18000円にまだ”たしまい”をしなければならなかったのが最近では戻ってきて改めて温泉は安くなったことを感じます。
一番感心したのはカウンターに人が居なくて精算はカードキーで銀行のATMみたいので自動で出来てしまいます。
沢山の仲居さんが見送ったりなんて今は有りません。外国人の係の仲居さんが最後は深々とお辞儀して見送ってくれました。
人手不足と自動化と温泉旅館もこれからの課題が多いことなんですね。
帰りのお土産は古総湯の前のゆせん卵を買って帰ります。
とにかくも今年も無事に行って来れたことに感謝してさて来年はどうなっていることやら・・・と話し合い乍ら、我が家の前で下していただいて、一年一度の楽しみが終了です。
ただいまぁ~