最近良く受ける認知症テストでは、必ず長谷川方式というのが出て来ます。
スプーンや小物を出して覚えさせておいて忘れたころに「何が出ていましたか」なんて言われる。
{それほど認知症研究では第一人者の長谷川先生が認知症にかかってしまった}
そのドキュメンタリー番組をNHKで放送していた。
90歳になる先生が自分の研究の延長線上で約2年近くを密着取材を許して撮影されているのです・
大きなショックとともに見ていました。
長谷川式スケール(HDS-R)
精神科医の長谷川和夫氏が開発した簡易知能検査。認知症の診断に使われる認知機能テストのひとつ。かつては「長谷川式簡易知能評価スケール」と呼ばれていたが、2004年4月に痴呆症から認知症へ改称されたことに伴い、現在の名称に変更されている。認知症の認知機能テストにはさまざまな方法があるが、日本の医療現場では、長谷川式認知症スケールか、ミニ・メンタルステート試験(MMSE)が使われることが多い。長谷川式認知症スケールは見当識、記憶など9項目からなり、30点満点で20点以下は認知症の疑いが高まるとされる。また認知症であることが確定している場合は20点以上で軽度、11~19点の場合は中等度、10点以下で高度と判定する。認知症の検査で行われる場合は10~15分を要する
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長谷川和夫さんが描く「認知症」
認知症に関わる人で、長谷川和夫さんを知らない人はまずいないだろう。認知症医療の第一人者であり、ケア専門職の育成にも力を注いだ。そして去年の10月、自身も認知症であることを公表した。
今のあるがままで講演をしたり、しっかり記録をつけたり、日記を書いたりとても知的な流石と思われる高級認知症(?)の日々ですが、家族の方も大変な日々を過ごされているのをチャンと自覚されているのも何だかいとおしいように思いました。