kaeruのつぶやき

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俳句、最初と推敲。

2014-09-03 21:56:43 | kaeruの五七五

 一年数ヶ月ぶりに句会に参加してきました。 

俳句の二つの世界。 2014-08-04  で紹介したKS句会です。

 メンバーは7人ですが、ひとり欠席でした。

 句会に参加するに、前もって詠みこむべき「題」(当季の季語)が与えらて

いますが、今日はそれをすっかり忘れていて当季雑詠として五句出しました。

以前と違っていたのは、それ以外にその場で各自が詠み込むべき漢字一字

(季語に関係なく)を出題することで、即詠の力が試されることです。

 句会の大切さは、自分の句は参加者にどう評価されるかだけでなく、自分

でどう推敲すればいいかが分かってくることでしょう。

 

 今日のkaeruの出句10句のうち、句会掲示版の提示用句にした五句の

最初の形と推敲後の形を記しておきます。(⇒ 推敲句)

  最初  鉄塔の雲離れゆき月見ゆる ⇒  月影や鉄塔の雲離れゆく

       刈り込めば一草の影大西日 ⇒  刈り残す一草の影大西日

       雨あがり子の手に触れる秋のバラ ⇒  秋バラの花びら子の手に雨あがる

       まどろみは黄金色なり秋の朝 ⇒  まどろみつ黄金色なる秋の朝

       花野行くさらに山ゆくひとりかな ⇒  (そのまま)  

         (花野は秋の野原に咲き乱れる花の景です)