あまり繋がることが無い、と思っていた2つ(川柳と『資本論』)が田辺聖子さんの本で繋がっていました。
田辺聖子さんの本とは『道頓堀の雨に別れて以来なり』、これです、
見ての通り上中下の3冊ですが、上巻を買ったのはかなり前でその時一通り読んではいますが、あと2冊を買うほどでもないと図書館で借りた覚えがあります。
今回あらためて上巻を読み直し、「川柳の詩としてのエネルギー」を教えられました。それであと2冊も購入、中巻を読みはじめて『資本論』にであったのです、
p124の終わりから6行目に、
カール・マルクスの『資本論』の完全な翻訳が出たのは大正九年(1920)六月であった。
とあり、この行の前は井上剣花坊という柳人の句が紹介されてきてます。
剣花坊については、
『資本論』の全巻刊行と川柳の分野での革新的な動きのあとを読み進めたいので、「つぶやき」の続きは明日以降にします。