産出資源が少ない日本ですが 海上保安庁が沖縄県の久米島沖の海底で 国内最大の
チムニー群を発見したと産経新聞が配信したそうです。
チムニー(煙突)は熱水に溶けた銅や鉛などが低温の海水と反応して沈殿したもので
周辺海域には海底資源が埋蔵している可能性があるそうです。
海面からチムニー群までの水深は約1400mといささか深く 開発技術の修得が課題
となります。
平成7年にも 今回と同様なチムニー群が沖縄県北部の伊是名島沖で発見されており
将来の海底資源開発が期待されます。
昨年発見された南鳥島沖のレアアースが含まれた海底の泥は水深5600mと更に深く
採掘技術の確立までしばらく先になりそうです。
水深が深いと採掘機材にかかる水圧も高くなり 当然遠隔操作で複雑な採掘作業を
行うことになります。
これからどんな企業がこの難題に取り組むのか予想するだけでも楽しいものです。