昨日 杭不正で話題となっている横浜市内のマンション管理組合で問題の無かった
建物を含めた全4棟の建て替えを希望するとの回答が9割となり区分所有法が建て
替えの条件とする 「5分の4以上の賛成」 をクリヤしたそうです。
マンション販売会社が当初から申し出ていた全棟建て替えが現実の話に一歩近づい
てきました。
自然災害損壊によるマンション建て替えでも 「住民5分の4以上の賛成」 をまとめる
のはかなり難しく 今回も販売会社の建て替え宣言は 「きれいごと」 でドロドロした
流れを予想しましたが 台湾の選挙同様 「山が動いた」 の結果は住民の収まらない
怒りを強く感じます。
区分所有法上の問題が解決する見込みが立ったので あとは工事関係者の資金繰り
問題となります。
今回 問題発覚の初期の段階で全棟建て替えを申し出た販売会社の手腕の見せ場が
近づいてきました。
各工事関係業者の費用負担割合が 工事責任の割合となるのでどんな結果になるのか
興味がわきます。
多重下請け制度問題 責任のなすりあいでドロドロした交渉にならないことを期待します。