「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

大山阿夫利神社(1) 大山阿夫利神社本社へ参る

2024-06-01 10:00:37 | あちこち見て歩く
それなりの山に登るにはそれなりの靴を履こう。


KEEN。


革に油が塗り込まれてばっちり。でもこの靴、もう15年ほど前のものなんだよねー。

これは、ドガティ君が入院中の話。

いつもドガ様ファーストの生活をしているので、ワンコが行ける場所ばかりに出かけている。旅行にも行かず、出かけると言えば八ヶ岳の山荘のみ。遠くのレストランで食事するのもめったにない。

でもドガティ君が入院したので、普段は行けないところに行こうということになった。行き先は神奈川県が誇る大山(おおやま)。そしてそこにある阿夫利神社。


藤沢を抜けて茅ヶ崎へ。


茅ヶ崎から寒川、平塚へ。

大山が見えて来た。


昔から人々に恐れられたり尊敬される山って、それ相応な形をしている。

大山は神奈川県のあちこちから拝める。そして立派に見える。

八ヶ岳山麓の原村にある阿久縄文遺跡では、縄文人が蓼科山(↓)を拝んでいたことが分かっているが、それってなんとなく分かる気がする。



大山もそういう要素が外見からしてあるね。

伊勢原市に入った。いよいよ大山(↓)が近づいて来た。


もうちょっとで、クルマによるアプローチは終わる。


ここが市営駐車場だ。一番上の駐車場に楽々停められた。


シーズンによって、また土日祝日だと混むらしいが、この日はただの平日。

しっかり足元を固めた。


下の地図で説明しましょう。

● 我々が今いるのは大山ケーブルバス停(=駐車場の近く)。
● こま参道をこれから歩く。
● 大山ケーブル駅からケーブルカーに乗る。
● 阿夫利神社駅でケーブルカーを下車する。
● 阿夫利神社下社から「表参道」コースを通り大山山頂へ登る。
● 大山山頂(阿夫利神社本社)で休憩。
● 「見晴台」コースを通り阿夫利神社駅へ下る。
● 阿夫利神社駅からケーブルカーに乗り大山ケーブル駅へ移動する。
● こま参道を歩いて駐車場へ戻り、クルマで帰る。



こんなコースをたどるのだよ。

ケーブルカーの阿夫利神社駅は標高700m近いところにある。

大山山頂へは、そこから標高で550m近く登ることになる。

大きな岩がゴロゴロした結構キツイ山道だ。


こま参道へ入りましょう。


ちょっと江の島っぽいな。


こま参道の両側には小さなお店がいっぱいだ。


おみやげを売る店や飲食店が多い。

旅館もたくさんある。

階段が多いので、このあたりで早くも疲れを感じる。


ケーブルの駅は遠いなあ。


登れども登れども、商店が続くだけでケーブル駅が見えてこない。


お水が良質らしい。

豆腐屋さんがあり、豆腐料理を売り物にした飲食店もある。


しかしそんなところに寄っている時間はない。

まだ開店前だし。

我々は朝9時のケーブルカー始発に乗る予定なのだ。

階段がまだまだ続くねえ。


綺麗な渓谷だ。


ケーブルカーが出るよ。

急げや急げ。


何とか乗れたぞ。


私も妻もすでに疲れている。

本当にしんどいのはこれから遥か先のことなんだが、この時点ではまだそれがどんなものかよくわかっていなかった。


ケーブルカーは途中で大山寺駅(↓)に停まる。


そこでは頂上へ食料品を運ぶ人が乗り込んで来られた。


重そうな荷物だ。

そんな大変なお仕事をなさる方に敬意を表して、乗客はみんな奥へ寄ってその方のために場所を空ける。

始発に乗る人はほとんどが登山者だ。登山者はたいてい礼儀正しい。

やがてケーブルカーは阿夫利神社駅へ到着した。


ここで標高が700m近い。


あちらが阿夫利神社下社(↓)だ。またすごい階段。


奄美ハブ酒本舗関東支店だって。


ハブ酒って元気がでそうだね。

いろんな人のご寄付で成り立つ阿夫利神社下社。


私もいつものお願いを。

「カネと健康、カネと健康、カネと健康・・・・」


ドガティ君の健康もよろしくね。

ここからは湘南が広く見えるぞ。

破線で囲ったところにあるのは江の島だ。


見えませんか?

それでは拡大してみましょう。


ぼやぁ~~んと見えたでしょ?

多くの人がお参りする下社。


ここまでならケーブルカーで来れるからね。

しかし大山頂上にある本社へは、自分で歩いて登らないといけない。


ここで入山修祓料を納めましょう。


そうすれば道中の安全が約束される(かもしれない)。


ここから入るのよ。


秘密めいているね。

で、さっそくまた階段だ。


階段って疲れるが、今後の道を考えると、まだ階段があるだけマシってもんだ。


ここからは巨岩がゴロゴロした表参道を上がる。


表参道たって、ただの登山道だよ。


相当な登り道だ。

途中に夫婦杉があった。


左が夫だとして、右が妻。

左の夫の幹は普通だが、右の妻の幹は先がいくつにも分かれていて、異性関係が複雑で奔放な性格をした妻のように見受けられる。

難しい夫婦杉だった。

引き続き岩がゴロゴロ。


足が上がらなくなってくる。

途中にたくさん里程標がある。


これを見ると、まだ登り道である表参道コースの1/3も来ていないようだ。

見ると絶望的になるから、今後は見ないようにしよう。

それにしても歩きにくい道だ。


足を捻りそうになるよ。

汗が噴き出るし、とにかく疲れる。

「もう二度とこんなところ来ないぞ」なんてぶつぶつ言って上がる。

こんなところに石積みがあるね。こんなところまで上がってきて、石積みの工事をするって疲れるだろうなあ。


天狗の鼻突き岩と呼ばれるらしいよ。


岩の側面には水平に穴が開いているからね。

まるで天狗が鼻を突っ込んだみたいであるということらしい。

このあたりで、やっと表参道コースの半分を上ったことになる。


ベンチがあるのでちょっと休憩しようぜ。


甘いもの食べて、ナッツ齧って。


おーいお茶も飲んで。


一旦休むと歩き出すのがつらい。

いっそこのまま引き返そうかしら・・・なんて思うがそんなことしている人はいないので、とにかく上がる。


標高1,000mを超えると、ちょっと植生が変化してくるね。


木々が鬱蒼系から、爽やか系になって来るのよ。


おっ!! もう登り道の2/3くらいは来たことになるぞ。


でもまたベンチがあるので休憩。


もういやだーーー。

死にそう。

でも元気づけてくれる掲示があった。山頂まではあと600mほどの距離だ。


ゴロゴロした岩を踏みつけながら、あるいは避けながら登る。


前を行く妻もヘロヘロ。

私もヘロヘロ。

おーーい、大山山頂はまだか?


どこまで行っても登りだなあ。

当たり前か、まだ山頂に到達していないのだから。


これだけ木がいっぱいある山だ。

自然のダムだね。


あと300mだぞ。


あとわずかの距離が遠いね。

きついわ。

石の里程標は新しいのがいっぱい建てられているが、古いものは多くが倒れていた。

その中のひとつは土留めに使われていた。


有効利用のひとつと言えるかな。

最後のふんばり。もうちょっとだ。


お~~~! 鳥居だ。


金属製だね。

あ、銅製の鳥居だ。

都内の銅器業界が建てたようだね。


先にはまた石の鳥居がある。


やっと到着した。

阿夫利神社本社。


遠くに湘南地域、そして江の島も見える。


最初の方でご紹介した歩荷さん(荷物を運搬する人)が持ち込む食べ物、飲み物はこちらで買える。


ごみはすべて購入者が持ち帰る。

いちいちこちらのお店で、ごみまで面倒みられない。

阿夫利神社本社の標高は1,247mである。


大山山頂は標高1,252mだ。


多くの登山客あるいは参拝者がここでごはんを食べていた。


お湯を沸かしてカップ麺をすする人。

おにぎりをほお張ったり、お弁当を食べる人。

それぞれのスタイルでランチを楽しんでおられる。

我々はここではお菓子だけ。


そしてお茶を飲む。

疲れましたわ・・・。

【つづく】
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ドガティ君無しで稲村ヶ崎を散歩してからドガティ君に面会

2024-05-30 17:44:36 | あちこち見て歩く
我が家のアジサイが咲き始めた。

妻がフラワーアレンジメントに使ったアジサイを挿し木したらよく育った。



ウルフアイの白さがこの時期は際立つ。


カシワバアジサイが少しだけ咲きそう。


さあ、出かけるよ。

ドガティ君は入院中だった。でもご心配なさらずに。

あとで面会に行くし、元気だから。

ドガティ君無しで稲村ヶ崎方面ね。


途中かわいらしいアジサイを発見。


秘密の抜け道。


地元の人ならだれでも知っている”秘密の”抜け道だ( ´艸`)

このブラシみたいな花、かわいらしいね。


音無川の上流部分。


この川は短い。山の麓から出て来て、すぐに暗渠となり、その後すぐに海へそそぐ。

あとでまた音無川は出て来ますよ。

江ノ電の線路沿いに歩く。


アンティーク店のRを覗く奥様。


奥の白いティーポットがいいなと思ったが、ピントははるか手前に合わせられていて、見ていても細かいところがわからない。


新田義貞の鎌倉攻めの十一人塚。


新田義貞の子孫らしい人を存じ上げている。

その方は、ここに来ると霊感をあまりに感じて、苦しくなるとおっしゃっていた。

極楽寺川にかかる極楽寺橋だ。


すぐ南は海。


住宅地の間を流れて来る。


鎌倉海浜公園稲村ガ崎地区。


どうして稲村ヶ崎公園と名付けなかったのかな?

ここが正に稲村ヶ崎。

下の画像に見えるのがさっきの極楽寺川の河口だ。


岩場と草木の境目。


ここから先が岩場になるよ。


今日はちょっと波が荒い。


岩の奥まで波が入る。



そして引く。すると下の岩が現れる。



波に洗われて、岩がこすれて、ツルツルに岩が磨かれているね。


割れた岩があちこちで揉まれている間に丸くなる(破線で囲んだ丸い石)。


ここもツルツル。


ここもツルツル。


よくここまで見に来るんだけど、景色はあまり変わらない。


でも少しずつすり減っているんだろうねえ。

稲村ヶ崎がなくなる日が来るのでしょうか。


ここまでは簡単に歩いて来れる。



こちら(↑)が数日前の撮影。

こちら(↓)が7年前の撮影。


よく見ると、7年前と比べたら、現在の方が岩の角が丸くなっているところが見られる。

ってことは、きっと新田義貞がここを通った時と比べると、稲村ヶ崎って少し小さくなっていると思うよ。

再び、極楽寺川の河口。


Shadow Pond 鎌倉。不思議な名前。


オーナーが影池さんとかいう名前なのかねえ?

一棟貸ししてくれる宿泊施設。

海を見下ろす巨大な館、シャドーポンド鎌倉はこんなところだそうですよ。


すぐ近くにはもうちょっと庶民的な賃貸もあるのだー。 


裏道だけに面しているのだが、江ノ電稲村ヶ崎駅から近く、客が絶えないセブン・イレブン。


いつもの散歩道を行こう。


これが最初の方で見た音無川の下流。



暗渠から出て来るとこうなる。

拡大しましょう。


真正面から見る。


この水辺に隣接した土地が売りに出た。


オシャレな家が建っていたけどね、しばらく荒れていたと思ったら更地になった。

ここから海はすぐ。


最初に見たアンティーク店と同じ経営の別店舗。


ベネッセの高齢者施設の隣の小道。


かなり高額なためか、いつまでも入居者募集中だ。


サーファーたちは今日も浮かんでいる。


暇そう。


姥ヶ谷バス停。姥ヶ谷とはこのあたりの昔からある地名で、現在の住所区分には出て来ない。


なんじゃ、こりゃ。役に立たない。


江ノ電が来た。鎌倉発藤沢行き。


七里ヶ浜の西武プロパティーズ経営の駐車場から撮影する江の島。


今じゃ有名店になったパシフィック・ドライブイン。


鎌倉プリンスホテル内のゴルフ練習場も、今ではそのグループの運営となり、パシフィックゴルフクラブと呼ばれている。

田辺公園。鎌倉市七里ガ浜あるいは七里ガ浜東と呼ばれているこのあたりのかなりの部分は、かつて田辺と呼ばれていた。


江ノ電七里ヶ浜駅は開業当初は田辺駅と呼ばれていたらしい。

そこから奥へ上がると、七里ガ浜住宅地。


住宅地内はガーデニング好きな人が多い。


いろんなお宅の庭を眺めながら坂を上る。


やがて住宅地の中心部、桜のプロムナードに到達。


最近やたら繁殖しているランタナ。


放置するとやばいらしい。

たくさん歩いて帰宅した。

ところで、最近私は救命講習を受けた。


ぶっ倒れて意識不明、呼吸停止の方々は、私にお任せください。

私が全力で胸骨圧迫し、AEDも使用して、見事に復活させることが可能になる(かもしれない)。

奥様はピラティスに出かけた。

私は自宅待機で、ランチづくり。

奥様が帰宅なさった時には、高タンパク低脂肪なランチが食べられる予定。

鎌倉の有名人副島モウ先生のSAMURAIレシピのひとつを真似る。


鶏むね肉を茹でる。


塩、ブラックペパー、ローレル。

それだけだ。

ナスやピーマンと一緒にオイスターソースやごま油で炒める。


茹で上がった鶏むね肉。高タンパク低脂肪の代表格。


これでピラティスやってたら、筋肉ついちゃうよ。

ナスにピーマン。適当に切る。


ゆで汁を飲む。塩、胡椒、ローリエが効いて、スープとして旨い。


これはあとで使う。

ごま油。


これは鶏肉を炒めるにも使うし、サラダのドレッシングにも使う。

ごま油で全部を炒め、その後、鶏のゆで汁をどんどんかけて強火で炒める。


ここでニンニクも加えた。



最後にオイスターソースを味見しながら加えて炒める。


絡めて終了だ。


最後はブラックペパーをかける。

盛り付けて完了。マフィンも食べちゃおう。サラダもいっぱい。

なんじゃ、こりゃ?というモリモリな盛り付けだ。


副島モウ先生のSAMURAIレシピはこんなのばっかりだ。

鶏むね肉って優れた食べ物だね。低脂肪なのに高タンパク。


午後には出かける。


藤沢市へ。

えのすいの横を通過。


藤沢の住宅展示場の三井ホームのモデルハウスの横を通過。


着いた。

マーブル動物医療センターだ。



ドガティ君の手術の翌日には妻ひとりが彼に面会している。私は仕事だったからね。

これはさらにその翌日。私も面会する。


ドガティ君は点滴だけで過ごしているのに、やたら元気。

ちょっとやせているけどね。

あまりに元気で私はびっくりした。

栄養と水分は点滴で事足りているんだろうし。


彼はおとーさんやおかーさんはよく知っているから、会った瞬間ちらっと見て「こんにちは」と言ったらそれで十分らしい。

もう我々には興味がない。

彼が興味があるのは面会室の外。ドアに付けられた幅が狭いガラスから、ちらちらと見える様子。

ドアの隙間から見える部屋とそこにいる人たち。そこは診察台や棚や薬や彼がお泊り中の部屋があり、多くの人がいつも動いていて、そこにいる人たちが次から次と彼の相手してくれるわけで、それが楽しいらしい。


床に置かれても、面会に来たおとーさんやおかーさんなんて見もせず、外を覗いている。


特に彼を抱っこして連れて来てくれた、優しい看護士さんが好きらしい。


おかーさんが話しかけているが、おかーさんの方は見ない。


引き続き看護士さんに熱視線。


私の方を向いてくれないので、無理やりカメラを潜り込ませて彼の顔を撮影。


こんな顔で外を見ているのでした。

引き続きおかーさんのことは無視。


でもあまりにうるさいので、おかーさんの方を一度だけ見てあげる。


先生たち。


みなさん、海外留学もなさった大変な先生方。

難波院長に紹介されたので、手術も診療も院長が担当してくださっている。

難波院長は休みなし(^^;;   働きまくるのだろうか? CTまで置いているくらいだからねえ。すごいねえ。


引き続き外の動きを見るドガティ君。


それだけ元気ならいいわ。

もう帰るからね。退院は早いらしいよ。点滴のみの生活は今日まで。明日朝から水飲んで、明日夕方には少し何か食べるみたいよ。がんばってね。こっち見ないのね。じゃあ行くからね~(笑)

ということで我々は退出。

帰りは業務スーパーに寄り、ブラックペパー(ホール)と豆乳を購入。


そして帰宅したのだった。
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奥様がまた江戸へ(2) こてっちゃんを食べて散歩、七里ガ浜東→稲村ガ崎→極楽寺→笛田→鎌倉山→七里ガ浜東

2024-05-23 12:00:18 | あちこち見て歩く
前回の続き。

大滝詠一 君は天然色♪

 

自宅に戻ったらこてっちゃんを食べよう。


氷結無糖レモンを飲む。


無糖。大人な飲み物だね。

こてっちゃんはフライパンでもレンジでも調理可能。


私はフライパンで。


あややややぁぁぁ!

おいしそう。


全国にこてっちゃんファンは多い。

牛の小腸らしいね。

甘辛く味付けられて、おっさんが好きそうな食べ物。


2袋買ってあるから、次のを食べよう。


「そんなのばかり食べてちゃダメ!」なんて言う必要はないよ。

これさえ飲めば普通の野菜サラダなんかより、よほど多く野菜をとれるよ。


カゴメのこれは世に出て久しいけど、とてもよくできていると思うわ。

おいしいね。ごくごく飲んでいると、野菜が凝縮されているのが実感できる。

だから安心してまたこてっちゃんを食べる(笑)。


するとコンロが油だらけになる。

どうするよ、これ。ドロドロだ。


私は最新のコンロをお持ちのお宅がうらやましい。

綺麗にするのも簡単だろうね。表面をサッと拭けるだろうしね。

でもね、もう17年利用しているこの古いコンロでも、これがあればサッと綺麗になるよ。


古いけれどピッカピカ。


自動車修理工場の代車みたいなもんだ。古いけれどエンジンとブレーキはばっちり!みたいな。

これも優秀。北欧のね。


ごしごし油ものも拭けるからいいですよ。

アルメダールス社のスポンジワイプでキッチンポルカ・グリーンというバージョン。

鎌倉に店があるクローネで買えますよ。

夕方になって、ドガティ君の散歩。

今日は歩くよ。


稲村ガ崎5丁目をふらふら。


どんどん東へ。


秘密の路地へ。


ここはドガティ君がよく知っている道だ。

熊野権現社へ。


尾根を越えて、極楽寺へ下りましょう。


ドガティ君はこの下り道が好きだ。

ホイホイ歩いて行くよ。

彼はここを下ると由比ヶ浜に行けることを知っている。

おそらく彼は海で遊べると期待しているのだ。

でも違うんだなあ。今日は内陸部(と言っても海から近いが)を歩き回るの。


月影地蔵まで下ったら、そこから今度は谷戸を登りましょう。


秘密の道っぽくなって楽しい散歩だ。



ドガティ君はここに過去何度か来ている。

二年ぶりかな。



魅力的な細い道が多数あるよ。


ずっと先に小学生の男の子がいる。


ドガティ君はその子が気になってずっと見ている。



この谷戸は平和だ。

いいねえ、畑があって。

ここでずっと畑をして、あとは米と肉でもあれば暮らせちゃう。


谷戸ってそれぞれに名前がついているもんだが、ここは西ヶ谷。


もう1本東の谷戸を何と呼んだっけ?・・・忘れた。

私はあまりここへ来ないのですよ。


傾斜がどんどん急になる。


あの階段の先には何があるんだ? 家?


我が家からすぐなのに、かなりご無沙汰な地区の散歩。

たまに来ると面白いねえ。



ここは峠のおかず屋GOKURAKUさんだったところ。


今は長谷でローストビーフ屋さんをやっておられるらしい。

長谷2丁目の、鎌倉ROAST BEEF STAND。

みなさん、行ってみてね。いい店らしいから。

オバトンだわ~。


オバケトンネルの意味ね。

ドガティ君と入ってみましょう。


金属製のトンネルだよ。


オバトンの先は遠い。


ドガティ君も怖いらしくて、高速で走り抜ける(笑)。


オバトンだぞぉ~こわいぞぉ~

なんて言いながら一緒に小走りに歩いていたら、出口にやって来る。


ここからは下りだ。


振り返るとこんなの。


住所で言うと、我々は極楽寺から笛田に抜けたのだ。


ほらね。

笛田5丁目。


水の流れは北へ向かう。ここは鎌倉でも何か所かある、北下がりの地形だ。


ここまで下ったら、あとはまた上がるだけ。


これはマンサク?


これ(↓)がすごいよねー。めったにないと思うよ。

巨大な岩とそれに加えた石積みの擁壁、その上に住宅。


ここからは登坂だ。


琵琶苑住宅地ね。


鎌倉駅西口からタクシーに乗って「七里ガ浜住宅地にお願いします」と言うと、ドライバーさんは皆さんほぼここを通り抜ける。

とても大きな住宅地だ。



もうちょっとでこの琵琶苑住宅地の最も高いところへ到達する。


するとここで住所が笛田から鎌倉山に変わる。


「この先道路幅員狭し」ってその通り。


その先は七里ガ浜住宅地へ向かう道で、大変狭いよ。

若松バス停の近くには多くの住宅地があって、結構売買されている。


さらに進む。

そろそろ歩くのにも疲れて来た。

どこかで見かけたことがある人と挨拶しながらドガティ君と歩く(笑)。


「ビレッジウッド・アソシエイツ」と書いてある。


以前にも書いたかもしれないが、おそらく所有者あるいは管理者が、村木さんという方なんでしょうね。その英訳だと思うわ。

かなり前のことだが、下の名前が正義(まさよし)さんって人がいた。その人が都内にアパートを建てたが、その名前がジャスティス(=正義「せいぎ」)だった。それと同じようなものだ(笑)。


どんどん歩きましょう。


あちこち匂いを嗅ぐドガティ君。


今日は楽しいね。

竹林があるよ。


私が20代前半の時に就職した銀行で、私より40歳ほど上だった役員から、私は業務を教わる機会があった。その方は今はこのあたりに住んでおられると聞いたことがあるが、私が60代なのだから、その方は100歳くらい?(笑)。

今もご存命なのだろうか?いろいろお世話になりました。ありがとうございました。

いろんな方に私はいろいろとお世話になった。自分もお世話できる時は若い人をお世話しないといけないね。


その先を左に曲がったら、やがて海が見えて来るよ。



ここを抜けて。


良い散歩道でしょう?

道が細い割にクルマが多く通るのが嫌だけど、それを除くと魅力的な散歩道。


鎌倉山の住宅地は平和だ。

私も住んだかもしれないところだ。買わなかったけど(笑)。

鎌倉の歴史からは距離を置いているし、海沿いではないし、観光客もこのあたりには来ない。

ただしクルマの抜け道になっている( ;∀;)


ドガティ君が坂を下り始めた。


この先が七里ガ浜住宅地よ。


この電柱を全部切り倒してくれないかしら。そんなことしたら我が家も困るけど。

景観的には最悪なのが電柱と電線。上の画像でそれがないとどれだけ風景がスッキリするか。

さあさあ帰りましょう。

もう疲れました。


坂を下ったところが我が家。


このあたりから先が七里ガ浜住宅地の自治会の区域です。


あぁ~~長い散歩だった。


やっと帰って来たよ。

お疲れ様でした。
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ゴールデンウィークに鎌倉市内を周回 / チキンライス@鎌倉七里ガ浜

2024-05-05 12:00:49 | あちこち見て歩く
Billy Joel で Only the Good Die Young ♪


懐かしい曲だけど、私は頻繁に聴いているので古いという気がしない。

Only the good die young。。。本当だわ。と言うか変なのばかりが次から次と出て来て、この世ではびこる。

何年履いているのだろうか、このジーンズ。

ボロボロになって来た。


ケツに穴が空いた。


でもまだ履けるぞ(笑)。

この日は非労働日。やったね。

しかし朝からぼそぼそと雨が降っている。

暗いねぇ~。


グレビレア・エレガンスちゃんはどんどん咲く。


独特な草花が多いよね、オージーって。


紫陽花は準備中。


昨年に続き今年も早く暑くなり、そして9月10月になってもいつまでも暑いのかしら。

そのうち、夏がもっと長くなるのかも。秋は短くなってもまだあるが、次の冬がなくなって、短くなった秋の終わりが短くなった春の始まりにくっついて、その春はすぐに終わりまた長い夏が来る。そして夏は猛暑になる。東京でマンゴが採れて、北海道で赤ワインが作れる。それも便利だわ!・・・って喜んでる場合じゃないわ。

つまり季節は 長い夏→短い秋→短い春→長い夏→短い秋→短い春→長い夏 という変則3シーズン制をとるようになる。半世紀前の気温や湿度の水準での冬はなくなるのである。

すでにインドは熱波で大変らしい。ただそこにいるというだけで、ワンコが火傷しまくっているようだ。



地球温暖化を何とかしましょう。できることからなんでもやりましょう。

そしてついでに(笑)、この国の税収不足と公的年金制度の不健全さと健保会計赤字をなんとかしましょう。

こちらはウルフアイ。


この季節、ウルフアイの葉がきれい。

一番きれいなのがこの時期だと思う。

そろそろ芝刈りしないとな。


こちらはヒマラヤヤマボウシ。


本来のヤマボウシとは別物。

こちらはシラカシかアラカシ。


シラカシと思うんだが、葉を観察するとアラカシにもシラカシにも見えるのがあって、どうもよくわからない。

植木屋さんからはアラカシと説明されて購入した。

どっちでもいいけど(笑)。

さて、クイズ。

下の画像のうち、ドガティ君が最も好きな草花はどれでしょう?


正解はフウチソウでした(↓)。


油断すると毟って食べている。

生垣の隙間からカシワバアジサイが顔を出し、葉や茎が門柱の前まで伸びて来た。


妻が鎌倉駅前まで用事があるというので、クルマで送る。

若宮大路の一の鳥居。


御成通り商店街を行く。


妻を鎌倉駅西口でクルマから降ろす。

帰りもビリー・ジョエル聴いて帰りましょう。



市役所前の交差点。


市役所を通り過ぎる。


鎌倉税務署前に差しかかる。



長谷大谷戸の交差点だ。


笛田の住宅地を上がる。


ここもかなりの傾斜があるね。

海沿いは渋滞して大変だろうから、山側から七里ガ浜住宅地へ戻るのだ。

やがて鎌倉山に入った。


上がると下がる、下がると上がるの繰り返しだ。


ここを左折すると、もうすぐ七里ガ浜住宅地だ。


左折して入る先はかなり細い道で、直角に曲がるものだからかなりキツイ。

木立の中を抜ける。


気持ちいいねえ。クルマの喜び(笑)みたいな。

ここからは鎌倉山の坂道を下る。


向こうに七里ガ浜の住宅地が見える。


かなりの急坂だ。

昔は私有地の中の道だったらしい。

それが市のものとなり、今は市が管理している。


さあ、帰ってきましたよ。


ここ(↓)が七里ガ浜住宅地の中の緑のプロムナード北端。


そのまま西友七里ヶ浜店へ行く。



西友七里ヶ浜店の駐車場は西武プロパティーズが管理していて、1台の幅が広いのが特徴。楽々駐車。

買い物を終了して自宅に戻る。

・・・面倒なことがあった・・・

何日か前に、近隣で行われた違法な建設工事(すでに完成済み)を私は発見した。どう見ても明らかに違法な工事で、場所と状況からしてかなり危険である。人命に係ることであるからして市役所担当部署に連絡したが、それだけだと市がいい加減な対応をする可能性があり(これまでも私はそれを経験している)、同時にとても優れた市会議員さんにも連絡しておいた。

そうしたら市会議員さんがサポートしてくれて、市の担当部署が現地を見に行った上でこの日私宛に連絡してきた。工事は完全に違法であることがはっきりした。今後の推移を見守ろう。今回の市の対応は良いとして、私にはそもそもなぜあんな建設工事が許可され(たのか?)、その後の検査もパスしたのか不思議である。加えて誰もあれを見てこれまでに「違法だ、危険だ」と思わなかったのだろうか。私宛にあった市の連絡内容を、市会議員さんに伝えておいた。

世の中、いい加減だらけ、違法行為だらけで、人命に関わることが放置されているもんだね。

買って来た野菜と、前からあった野菜。


このお米はおいしいですよ。

長野県茅野市の米沢米。


ハイボール飲んじゃお。


野菜各種を取り混ぜてサラダ。


ドレッシングはオリーブオイル、酢、胡椒、クレイジーソルト。



タコが高くなったな。わずかしか入っていないのに税抜き442円ですって。


そんな話をこれを西友で買う時に、なじみのレジの人とした。

なんでも高いわ。

その点、鶏肉は偉い。価格は以前より高いが、タコほどは上昇していない。。


パセリは細かく切って、チキンライスに載せる。


チキンを細かく切るのはかなりの仕事で、疲れるわ。


デルモンテのリコピンリッチなケチャップを使用する。


とんかつソースもちょっと入れる。

クレイジーソルトと胡椒で軽く味を出す。


そこで妻から「これから自宅に戻る」と連絡があった。

調理開始だ。

バターとサラダ油。


洋食らしさを出すにはバターが必要だ。しかしあまり多いと食べるのが苦行となる。でもバターだけで、かつそれが少ないと炒めにくい。

ということで、適度にバター、適度にサラダ油。

カゴメのケチャップにある焼きケチャップって何?


なんだかよくわからないが、レシピが書いてあるよ。


チキンを炒める。


ドガティ君が寄って来る。


タマネギを加えて炒め、ミックスベジタブルも使う。


ケチャップととんかつソースを少し煮詰める。


そこにごはんを加えてサッと和える。

すると出来上がるのだ。


おいしいチキンライス。

それにサラダ。


お子ちゃまも大人もみんな大好き、チキンライス♪


パクチーやパセリといった香味野菜が多く混じるサラダだ。


爽やか系ね。

おいしいなぁ、チキンライス。


とまあ、自画自賛(笑)。

こちらは昨日夕方4:30PM頃の都内JR山手線ホーム・・・みたいな江ノ電鎌倉駅。

ゴールデンウィークも終盤に入り鎌倉は絶好調だった。



車両が小さいから結構大変。押し合いへし合いラッシュアワー。1回で全部は乗れない。

降車駅で車両から出るのもエキサイティングだったわ(^^;;

しかし以前のように江ノ電鎌倉駅の乗客が改札口をはみ出して、みずほ銀行鎌倉支店まで並ぶなんてことはない。

行政が先日から「観光客よ、江ノ電なんて使わずに大仏まで歩け!」と誘導したからか?(↓)

鎌倉駅から大仏26分? 鎌倉オーバーツーリズム対策、GWに“混雑緩和”実験も…住民不安 【Nスタ解説】|TBS NEWS DIG

江ノ電に乗っていた観光客が、全員今度は街中を歩き始めたらそれはそれですごいことになるだろうけど(^^;;

実際は、江ノ電が最近行ったダイヤ変更が功を奏して、混雑にもかかわらず電車がほぼ定刻どおりに動くようになって、それが鎌倉駅での乗客の待ち行列の減少に貢献しているらしい。とはいえ、それでも大変だけどねえ。
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鶴岡八幡宮の名碑と石長 / North Face Base Camp Fuse Box / 稲村ヶ崎

2024-04-29 14:05:58 | あちこち見て歩く
アイネ・クライネ・ナハト・・・♪

Mozart: Serenade in G Major, K. 525 "Eine kleine Nachtmusik" - I. Allegro

爽やかだね。

鶴岡八幡宮の名碑。


八幡宮境内の西側に、横浜鎌倉線(県道21号線、一般に鎌倉街道ともいわれる。古道としての「鎌倉街道」と少々異なる)に向けて設置されていて、多くの人やクルマから丸見えだ。

でもこれ、なんか変ですよね。

前面の一番上のところ(「鶴」の字の上)が削り落とされている。一体ここには何があったのか? 紋の類か、字か?

インターネットで調べてみたけれど、私が見た限りでは、どこにもそれについての説明が見つからなかった。なぜ話題にならないのだろう?


そう私が書くと「神仏習合時代は鶴岡八幡宮寺と呼ばれたくらいでここは寺でもあったわけだから、この場所には寺としての紋か何か仏教的なものが刻まれていたのだろう。ところが明治時代に入り神仏分離令が出て廃仏毀釈となり、鶴岡八幡宮の大塔の破却などと同時にこれも削り除かれたのであろう」と想像する人も中にはいるはずだ。

しかしそれだと話が合わない。

鶴岡八幡宮の廃仏毀釈は明治時代に入るとすぐに行われたと記録にあるが、この名碑はそれよりはるか後に建てられているからだ。


建立されたのは明治36年とある。

明治36年に刻まれ、その後削り除かれなければならなかったものとは何だろうか?

ご存じの方がおられたら、教えてください。


もうひとつの疑問がある。

この名碑って、本当に明治36年に建立されたのかねえ?

妙に文字の刻みがシャープだ。10年前の建立と言われてもおかしくないくらいに。

ちなみにこの名碑を建てた人は「石工 杉山由太郎」であると書いてある。杉山家とは今年で創立420年となる石長のこと。鎌倉の名門石屋さんである。


現在の社長も杉山さんだ。そのご先祖である十四代目杉山由太郎さんがこれを刻んだ。そして現在の杉山社長は十九代目に当たる。

石長の仕事の跡は鎌倉市内のあちこちで見られるが、観光客の目に現在最も頻繁に触れることになるのは、近年の若宮大路改修工事で新たに建てられた100基近い灯籠だ。



その中の1基は石長本店ビルの前にある石長が寄贈した灯籠だ。

以前このブログで書いたことだが、石長が関わったもっと古い物が八幡宮境内に残っている。

三の鳥居を入ると目の前に見える太鼓橋は、関東大震災で崩れた太鼓橋を新たにコンクリートで作り直したものである。

一方鎌倉時代に最初の太鼓橋は木で作られ朱塗りだったことから、当時からしばらくは「赤橋」とも呼ばれていたと多くの説明にある。


しかしその初代木製太鼓橋(赤橋)が関東大震災までの700年以上の間ずっとそこにあったわけはない。耐久性から言って何度もかけ替えられたはずだが、それについて詳しい説明はどうも存在していないようだ。

ところが関東大震災で崩れた石製の太鼓橋の一部は今も残っている。それがこれ(↓)で、境内の中の土留めとして今も使われている。


「元禄十・・・」から始まっていろいろと書かれている。


以前説明したから、これは省くね。

その続き。

ここに石長のことが出て来る。四代目庄兵衛だ。



関東大震災で崩れた太鼓橋は石製であり、それは元禄十年(1697年)に作られ、責任者は石長(当時「石長」とは言わなかった)の四代目にあたる庄兵衛だったのである。

因みにこれは「せきちょう」と読まないからね。「いしちょう」が正しい。音読み訓読みが混じっている形。「石工の長次郎」という呼称からそうなったという説明が同社のホームページにある。

しかし「石屋の長次郎」なら「いしちょう」で良いと思うが、「石工の長次郎」だと言うなら「せきちょう」になってしまわないかと思うが、まあいいか。

八幡宮にまつわるお話はこれで終わり。

これは私のリュック。主として食料品の買い物に使っている。あるいは1泊程度で出かける時(関西に住んだ生前の母に会いに行った時とか、どこかホテルで泊りがけのセミナーがある時)にはこれで出かけたこともある。


リュックであるから両手が空くし、たくさんものが入る。たくさんものを運ぶわりには、片手で持ったり片方の肩に担いだりしないから、上半身が直立する形で楽に運べて腰に負担が少ない。

North Face Base Camp Fuse Boxというのが購入当時の正式名称。

たしかにFuse Boxらしき四角い形をしている。

この四角がいい。リュックで四角いものって、これを私が購入した11年前にはあまり多くは見かけなかった。


四角いと食料品を大量に入れるのに便利なのだ。

段ボール箱が直方体なのと同じだ。段ボール箱が円錐あるいはピラミッドみたいな形だったら、大変でしょう?(笑)


このリュックについて懸念していることがひとつある。

数年前からかなり流行しているのが気になるのだ。11年前にこれを購入した私は先見の明があったとも言えるが。そして今やNorth Face社だけではなく競合アウトドア用品メーカーが類似の形のリュックというかバッグをいろいろと生産している。

前を歩くのは鎌倉学園の生徒だ。二人とも同じNorth Faceの製品で、私のとは色違いのものを背負って通学している。


JRや江ノ電でも最近やたら見かけるんだよねー。

世の中でこういう流行があると、たいていの場合行き着くところまで行って飽和状態になり、どうせ若い子たちは乱暴に扱うので、数年も経れば買い替えることになるが、その時には同じものは買わない。

その時点ではまた別のデザインの新しいものが出て来ていて、彼らはそれを買う。そこからさらに10年ほど経つと「そう言えば昔、North Faceの四角いの流行ったよね~」なんて、彼らは昔を懐かしむようになる。

将来のその頃、つまり私がこれ(↓)を購入してから四半世紀以上経っても、私はまだこれ(↓)を使っている可能性が高い。するとこれを背負った私を見た若い人たち(あるいは彼らも中年になっているかもしれない)が「あのおじいちゃん、まだあれを使ってるわ」なんて言うかもしれない。

その時私はその若い人たちに対して「違うんだなあ。私は君たちがこれを使い始めた時の10年以上前にはすでにこれを使っていて、君たちがこれを捨ててから10数年経った今もまだこれを使っているのだ。私のこのリュックの長ぁ~い使い方からしたら、君たちのこれの使い方なんて、途中の数年間のほとんど瞬間とも言えるものだ。私には流行など関係ないのだぞ」と説明するのだろうか?(笑) ただの変人ですね。


私はこれをとても大事に使っていて、隅っこに多少のスレ、日焼けが見られるくらいで、今もまったくと言ってよいほどこのリュックに損傷はないのである。

したがってあと10数年は少なくとも使えると思う。


また話は変わる。

この小説をご存じでしょうか?

保坂和志さんの季節の記憶。


保坂さんは山梨県生まれで、幼い頃に鎌倉に転居して鎌倉で育った人だ。だから鎌倉のことはよくご存じである。

この小説には稲村ケ崎の谷戸や海のことがよく出て来る。

我が家からは稲村ケ崎なんて徒歩ですぐなので、小説を読んでいると、私はそれが具体的にどの箇所のことを書いたものかと想像してしまう。



この画像(↓)の右のページにある"急な坂"ってのも、それがどこのことか、私にはわかる(と私は思っている)。


おそらくこの坂(↓)のことだ。



めちゃくちゃ急な坂である。

尾根の中の楽しい山道から、谷戸へ降りて来るとんでもない急坂である。

稲村ケ崎と言えばはぶか牛肉店。



ついつい寄ってしまうのよねー。

ピリ辛ソーセージと焼き豚を購入した。


ところで、ゴールデンウィーク突入の鎌倉市は大変なことになっている。

大型クルーズ船入港禁止や入域税を実施し始めたヴェネチア並みに、そろそろ施策を考えてはどうかな。外部からの訪問者数 ÷ 面積では京都をはるかに凌いでいる鎌倉市。小さすぎて麻痺しているわ。

ところがゴールデンウィーク初日の27日(土曜日)は、朝から少し雨が降ったからか、拍子抜けするほどの観光客の少なさ。

これはその日の午後4時台半ばの江ノ電稲村ヶ崎駅のホーム。江ノ電もガラガラだった。


しかしその反動は大きかった。

翌28日(日曜日)午後4時22分の鎌倉駅がこれだ。鎌倉駅に入って来た江ノ電から降りて来る乗客の列がすごい。車両の中から人が出て来る出て来る。ほとんどはJR横須賀線鎌倉駅に向かい東京・横浜方面へ帰る人たちだが、一部は江ノ電鎌倉駅改札から外へ出る。


この江ノ電に乗ろうとホームで待っていた人は、すべてがそれに乗れるわけではない。私も含め多くの人が駅員に「次の電車を待ってください」と言われ乗るのを制止されれるのであった。

道路もすごいことになっていたな。渋滞で市内中心部は排気ガスがたまっていたような。あちこちでゴミのひどい捨て方が見られたしね。5月上旬のゴールデンウィーク期間や夏休み期間が思いやられる。

こちらは先ほどの稲村ケ崎駅前はぶか牛肉店の焼き豚。お店がくれたタレをかけ、パクチーを添えた。


これを食べるためにランチをそろえたよ。

焼き豚以外は、キムチ、中華スープ、中華ドレッシングのサラダ、中国風炒めそば。


中華ドレッシングたって、ごま油に酢に醤油。それだけ(笑)。

炒めそばは、太麺を茹でて冷水で締めて炒めたもの。

炒めそばの調味料は老抽王、醤油、砂糖、胡椒、ニンニクを擦ったもの、中華ペースト。


具はネギ、ニラ、モヤシ。それだけだ。

はぶか牛肉店の焼豚、タレ、パクチーが混じりあう。たまらんね。


老抽王も使い切った。


いい調味料だね。

よく洗いましょう。樹脂の栓も全部取って。

明日は瓶や缶を廃棄する日だ。ちょうどいい。

このラベルをうまく剥がせるかな? 湯に浸けると取れそうだけど、かなり手ごわいやつだった。

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留守番@鎌倉七里ガ浜(1) またまたたまや上郷店へ行きましょう

2024-04-07 05:45:40 | あちこち見て歩く
またもや妻は江戸の実家へ。


私はクルマで妻を鎌倉駅まで送る。

Spotifyでビリー・ジョエル。



Billy Joel - My Life (Audio)  

若宮大路に入ったら、一の鳥居の横を通過。


このあたりが一番高いね。

元は砂丘だ。

そこに一の鳥居が建てられた。

妻をJR鎌倉駅で降ろして、私は鎌倉市内を北上。

こちらは二の鳥居。


神社庁を離脱するらしい鶴岡八幡宮の前で右折して金沢みちへ。

朝比奈の峠を上がる。

「ローリング走行禁止」と書いた警察の看板がある。



大昔からあるけどね、改まらない。

おどおどしてないで、サッと捕まえて重罪に処せばいいのに。

どこを見ればいいのよ?と言いたくなりそうな、標識だらけの場所。


ここを左折するのだ。

鎌倉市と横浜市の境をうろうろする。

渋滞気味で、しょっちゅう停まる。


本日のお買い物はたまや上郷店。


ここのたまやって新しくていいのよぉ~。

向いはすき家だ。


これをご覧の鎌倉在住のみなさん、ここのたまやって行ったことがありますか?


1階が店舗で、地上部分の空いたところと建物の屋上が駐車場だ。

広いよ。

私でも余裕を持って駐車場に停車できる。


ガラガラだしね~。


建物がまだ新しくて、売り場の通路の幅が広い。

買い物しやすいよ。


冷凍食品もたっぷりあるしね。


お酒売り場の品がまた充実していて、素晴らしい。


何を買って帰りましょう。

まずは野菜からね。


さて、買い物が終わったら、大船経由北鎌倉を抜けるルートで帰りましょう。


ファンタスマルトも変わったね。


もはや家具屋は縮小。

ダイソーとクリエイトが入っている。

昔は家具がいっぱいで、輸入物の家具も多かったのにな。

小袋谷の交差点。


ここはこの方向だと赤点滅状態なので左折するのが難しい。

北鎌倉駅近くのこのお店。不思議だわ~。

黄色い丸がお寿司。赤い丸がラーメン。


さてその営業戦略は客を呼ぶのか?

それとも逆効果か??

両方をセットにもしている(↓)。


これがまた渋滞の原因でJR横須賀線の踏切。


巨福呂坂を下る。


これを下ったら鎌倉よ。

その前から現代の住所区分では鎌倉市だけれど、いわゆる鎌倉七口のひとつである切通を抜けたわけで、旧鎌倉に入った。

すると八幡宮のとなりで大渋滞。いつものことだ。

ところで下の画像の右側のアルファード。黒が人気だね。白も多い。

最近は多い。


社用やハイヤーでも使われるが、若い家族が乗っていることが多い。

我が家からすぐのかえで幼稚園に送り迎えで、若いママさんがよく運転している。

結構お高いのよね。高い車種だと車両本体価格だけで900万円近い。

でも多くがKINTOなんかのサブスク契約による利用だとも聞く。車検や保険も全部おまかせで契約期間の費用をお安くして利用するんだけどね。



みなさん、アルファードはいかがですか?

サブスクについては、詳しくはこちらをどうぞ。

【新しいクルマの持ち方】クルマのサブスクKINTOとは?<サービス概要編>

やっと若宮大路に戻って来たよ。


滑川交差点で右折して、国道134号線を走る。

稲村ヶ崎だ。


あとちょっと。

稲村ヶ崎を抜けて、七里ヶ浜へ。

江の島が見えて来たよ。


江ノ電の踏切を抜けて、鎌倉プリンスホテルの横を通り、やがてわが町七里ガ浜住宅地へ。



はい、到着しました。

我が家です。


わずかな距離なのに、やたら時間がかかったね。

ところで・・・
台湾はお友達だ。日本が地震に見舞われるたび、台湾が助けてくれている。今度は台湾で大地震。



楽天カードで簡単に寄付ができたわー。楽天カード払いでも、楽天のポイントでもできますよ。

【つづく】
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北鎌倉建長寺から小町通りへ(ベタな観光ルート)

2024-04-03 17:21:08 | あちこち見て歩く
北鎌倉に用事があったが、そのまま歩いて鎌倉の中心部へ行きましょう。

ベタな観光ルートを行くよ。

北から南へ。まずは北鎌倉の建長寺へ。



これ(↓)は昨日の画像。

ソメイヨシノはまあまあかな。



三門の前。

まだもうちょっとだね。


やがて少し晴れて来た。

結婚式の前撮りだ。


ソメイヨシノって今後も植えられるんだろうか?

樹種の開発って進むのかな?

桜の代表格だけど、美しさを長く保つのが難しい木だね。


散々苦労して最後に切り倒された時、またソメイヨシノを植えるということが行われない場所が出て来ている。

介護疲れみたいな・・・。

枝も広げるだけ広げて、自分の重さと風で落ちるように折れる。

県庁広告禅寺・・・じゃなくって建長興国禅寺(↓)。

巨福呂山建長興国禅寺とフルネームで呼んであげると寺が喜ぶよ。山号は地名だ。巨福呂坂の上にあるのからね。建長は創建された年号。天台宗に遠慮なんてせずに、日本で初めて禅寺の道場と言い切ってしまったお寺。


それにしても、二行の縦書きにしたのはなぜだろう。

興国の興と国の間で切るのはどうも格好が悪いと思うのだが。

三行では横に長過ぎると考えたのか。

ではここから南へ。

はるか以前から問題が多いらしいが、ここ何年か内部が大変らしい鶴岡八幡宮の西側を抜けて歩く。

なんとかしないとね。職員がかわいそうだ。

私の知る人もいなくなってしまった・・・。



この組織内を変えることが出来る人はそれを変えるべく力を尽くすか、それは一般的には難しいだろうから、誰にとっても手っ取り早いのは参拝などを控えるとか。そうでもしないと八幡宮内で自浄作用が働かない。

でも何も知らない観光客はやたら多いし、結婚式も多いし、八幡宮は潤ってるよね。寺も神社も企業や役所と似ていて、組織内って常に問題だらけだ。基本は強い者の権力闘争と弱い者の保身と収益追求が続くので、なんともつらい。

小町通りの北端に入る。


腸詰屋だ。


ソーセージ主体の店ね。

その場で焼いていて、おいしい匂いが漂う。座席も設けられていて、食べられるよ。

ところが斜め向かいには、もっと前から別のソーセージ・ハム店があって、互いに火花を散らしている。

下の画像の右側中央、Imbiss(インビス)ね。


ここはあまり今風の宣伝を熱心にしない。

しかし旨そうなソーセージが多い。ドイツ屋台的軽食&ビールみたいなイメージなんだが、実は私は入ったことがない。

このあたりで何か食べるということが、私は極端に少ないからね。

困るのはこちら。左側の店だ。左端の赤いハートが付いた人が行列の一番前。そこから待ち行列がずらっと向こうへ並ぶ。



そしてその行列は向こうで折り返して、下の画像の赤いハートの人からは手前へ向かって並ぶのだが、ただでさえ狭い小町通りのかなりの部分を占領してしまっている。その右側を数的にはもっと多い我々市民や他の観光客がなんとか通り抜けることになる。



これは違法だ。店の経営がまずい。限度ってものがある。

よく知らないが、道路交通法第76号4項2号(赤い線の部分)違反じゃないのかなぁ。



市も警察も今のところ何も言わないけれど、相当交通の妨げになっているよ。

横浜中華街もそうだけど、鎌倉の小町通りも文字通り歩き食いの街になってしまった。

ちょっと前ならはしたないと言われたのが、我が国のマナーだったが。


このお店の前もいつもすごい(↓)。


下の画像の右側、白い建物は教会だ。小町通りではめずらしい店舗でない建物なのである。その「店舗ではない」ところがねらい目で、先日見かけたのはこの教会の前に軽トラックを停めて、焼いも店を開いてしまう二人組だ。小町通りの道幅の半分ほどを7~8メートルの距離にわたり軽トラとディスプレイのために並べた芋で占領してしまう図々しさ。


さすがにその時は近隣の店舗の人が注意していた。それでもその二人組はそこを移動しそうにはない態度だったが。

小町通りの店舗のなんでもありの営業を市役所や警察や市民が放置していると、どんどん全体のモラルが下がり、そんな車両まで入って来てしまうといういい例だ。

先ほどの鶴岡八幡宮の醜聞もそうで、八幡宮が好きだからという理由でその不幸な出来事を見ないふりしていると、八幡宮はよくはならず、困るのはその関係者であり、そしてやがて全体がダメになる。さて、どうすればいいかをそれぞれが考えよう。

小町通りで一番地味な存在はこれだね。JAさがみだ。


このせんべい屋さんの壱番屋(↓)は昔は目立っていたが、新しい歩き食い店舗がやたら出てきて、あまり目立たなくなってきた。


店舗の前がまずいなら、店と店の間の隙間に入って立ち食いしようという人も多く、それはそれで他の店舗の迷惑に。

店の前で食べないでほしいという看板(左)と、ごみを捨てないでという看板(右)。この隙間に入ることも防いでいる。またゴミ捨てが絶えないので、このお店は花壇の中に目いっぱい植物を絶やさなくなった。


立ち食い、歩き食いの流行はごみのポイ捨てを生む。基本的にゴミ箱なんてどこにもないのだから。

ローマのスペイン階段でオードリー・ヘップバーンの真似して座るのは禁止された。そこでジェラートをニコニコしながら食べるなんて名画の真似をしても、警官に追い払われる。

それと同じだ。

私は新しい店にほとんど興味はないが、ここは興味がある。安いお酒と安い魚介類の焼き物を店内で出してくれる。今度ちょっと入ってみようと思っている。


このすし店は以前からあるが、最近は外国人観光客で盛り上がっている。


鎌倉に来たが日本のことをよく知らない外国人が入るには楽な店だろうね。

私はここには入ったことがない。以前店舗は別のところにあったので、そこには一度入ったことがあるが。

こういうショーケース(↓)を見ると、安心するわ。


実はここも行ったことないけれど、小町通りのほとんど南端にあるイワタ。

おそろしく古い喫茶店だ。

こういう店が長く小町通りを支えてほしいね。



話は替わって、我が七里ガ浜住宅地。



これが本日の桜のプロムナード。

ソメイヨシノが順番に開花中だよ。
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鎌倉市大町、材木座の散歩

2024-04-02 11:45:13 | あちこち見て歩く
用事があって鎌倉市材木座へ向かう。

ここはまだJR横須賀線より北で、住所は鎌倉市大町である。

川があるね。


逆川という。

ぎゃくかわじゃないよ。さかさがわだ。

古い橋があるね。昭和4年ですって。


3年前に死んだ私の母が生まれたのが昭和7年。

それよりも前に竣工した橋だね。

こんなところに鉄のフェンスをつけたら、橋の名前が見えないじゃないか。


反対側に行ったら見えた。

中道橋ですって。

ってことはここは中道っていう道路なのかな?


小町大路とか車大路とか、この周辺の道も名前がついているからね。

中道くらいはあるかもしれないけど、詳しくは知らない。

逆川の上手を見る。


逆川は左右住宅に囲まれた細い川だが、その先で90度に曲がっているね。


結構強烈な曲がり方だ。

下の地図をご覧ください。中道橋は地図の中央よりやや右上で、そこを流れるのが逆川だ。

逆川が中道橋のすぐ右下で直角に曲がっているでしょう?


だいたい逆川なんて名前が、この川の厄介さを語っているね。

豪雨の時はうまく流れないらしい。昔の人はうまく名前を付けたね。

鎌倉市のハザードマップがある。逆川も掲載されていて、赤い丸で囲んだところがその直角に曲がる場所だ。その上流も下流も紫色に着色されたところだらけだ。紫色は道路が冠水したことがある場所を示している。



逆川はいたるところで周囲の道路を冠水させているのね。

透明度が高いね。


「犬をつれて 許可なく 敷地内に入ってはいけません 管理者」



「いけません」ってとても抑制されたトーンの注意書きだ。

いいね。上品だね。

「許可なく犬を入れたら、罰金1万円」なんてのもよくあるからね。

私だったら後者を使うな(笑)。ただし1万円ではなく、10万円くらいか。

あ、踏切。


ここから先は、自動車の侵入が不可。

材木座踏切ね。


この先の道路が懐かしい。

ここへ来るのは1年ぶりかな。



正面に見える家って横1列に数軒が並んでいるだけで、その向こうにはまた別の立派な道路がある。

右を見るとこうなっている(↓)。細い道の左側には1列の家。でもその向こうには太い道路があり、先でこの細い道が太い道に合流する。


左を見るとこうなっていて(↓)、先ほどと同様、家が一列に並んでいて、その先では細い道が太い道と合流している。


この1列だけ家が数軒並んでいるところは、下の地図でいうと①の地区だ。

①の北側や②の南側を抜けて行く細い道は昔からあったと思われる道で、それに対して太いまっすぐな道は明治時代以降に海軍が水道を敷くために、新たにかなり強引に造った水道みちである。



もともとは細い道だけがあったのだろう。当時の風景を見てみたいね。明治時代になると、その既存の細い道を無視するがごとく、その上に海軍がまっすぐに太い水道みちを敷設し、そこに水道管を埋め、横須賀海軍基地が必要とする水を半原(神奈川県の北西部にある地域)水源から引いた。だからその間にやたら細長い土地①と②が出来て、そこに1列で家がずらっと並んでいる。

水道みちの建設は、当時のことだから一方的に申し渡され、土地の供出は強制的なものだったのでしょう。

2本の道路に挟まれ細長い土地に家が1列にずっと並ぶ風景を見て不思議に思ったのが、1年前。水道みちの存在は知っていても、この不思議な風景の理由は知らなかったが、地図をにらんでたらわかった。

右が水道みち。左がおそらく昔からあっただろう細い道。


面白いよねぇ。

海軍の水道みち沿いに埋め込まれたであろう標石は、ここでは埋もれてしまっている。


本来はこんなのだよ(↓)。



下の画像では、右がうねうねした古い細い道。左がまっすぐな太い水道みち。


不思議な風景だねぇ。

こちらもどうぞ(↓)。右が昔からの道で、左が水道みち。


真ん中に1列だけ家が並ぶ。

見にくいけれど、かろうじて見えているのが稲荷社の鳥居。

下の地図でいうと、②の地区だ。稲荷社も赤い丸で囲ってある。



この景色を不思議と思った際のお出かけ話がこれ(↓)。


1年前のことだ。

水道みちの一部をずっと歩いてみた話がこれ(↓)。


そのまま来迎寺(鎌倉市材木座)に行った。


時宗のお寺である。

時宗のお寺って、どこかちょっと地味なのが多い。

正面が本堂だ。


来迎寺と言えば、「隅切り角に三」。

来迎寺の中のあちこちにその紋がある。

これ(↓)は来迎寺のホームページだ。左上に赤く隅切り角に三の紋があるけれど、あまりに小さいので、右側に「隅切り角に三」の紋を別途掲載した。


私はこれを、この来迎寺が頼朝を開基として三浦大介義明を弔う目的で建てられた寺であるからして、三浦の三をとって、この紋を使っているのだと思っていた。

それはまったくの間違いでした(笑)。

たしかに三浦大介義明やその家来の墓や塔は、お寺の中にある。


しかしこの「隅切り角に三」の紋は、時宗の開祖である一遍上人の出である伊予の国の河野家の家紋らしい。

だから時宗の寺はみなこの「隅切り角に三」なのだそうな。

知りませんでしたー。

本日の散歩はこれで終わり。
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七里ガ浜住宅地~広町緑地~七里ガ浜2丁目~七里ヶ浜の駐車場~Awanoutaで七里BLACK

2024-03-27 17:16:44 | あちこち見て歩く
華やかな演奏。

アシュケナージの演奏で、ベートーベンのピアノ協奏曲第一番♪

Beethoven: Piano Concerto No. 5 in E Flat Major Op. 73 -"Emperor" - 1. Allegro

軽やかでいいよね。

散歩も楽しくなるよ。

本日は歩いて歩いてまた歩いて、それからラーメンを食べる。


いつも同じようなブログ投稿ばかり。

ごめんなさいね。よろしかったらご覧くださいね。

テニスコートの横を抜ける。


七里ガ浜住宅地と七里ガ浜水質浄化センターの間の道を抜ける。



その横に広町緑地への入り口がある。


一気に登る。

振り返るとこんな坂道。


気持ち良い道を行きましょう。

サラサラと。


神奈川県の海沿い的照葉樹林を行く。


ここはヤマザクラも多い。


私が好きなカクレミノ。


どこか飄々としていて、同じ木から形が違う葉が生えて来るし、緑や赤や黄色が混じることが多い。

スダジイ。それっぽい幹の模様。


道が分かれる。


でもどっちに行っても、またすぐに合流するよ。

ほらね。


ここは広町緑地の外周コース。


ぱかーーんと割れている。


落雷でもあったのかね?

原因が何なのかはよくわからない。そもそも落雷でなぜ大木がよく縦に割れるのだ?

どういう原理なのでしょう?


気持ちいいわぁ、広町緑地。


こういうところが近所にあることに感謝だね。

相模湾が見えるよ。


下の画像がそれ。

右が相模湾。左の横長な建物が鎌倉プリンスホテルの宿泊棟。

その下が七里ガ浜住宅地。


山を抜ける。


七里ガ浜2丁目の高台の住宅地が見えて来た。


下の画像で、奥が私が歩いて来た山道。手前が七里ガ浜2丁目の住宅地だ。


ここまで来ると江の島が近い。


パームツリーと電線。


電線がうるさいわー。

電線と電柱を排除することを目標にする政治家って出て来ないかな。


このあたりで一番眺めがよい場所に来た。


海に近いところに住むことは、メリット・デメリット両方があるのだけれど、「自分はラッキー💛」と思うことが多い。

真正面にぼやぁ~~んと大島が見えるね。


眼下にトライアングル(建物)が見える。


サーファーたちよ、今日は波がないでしょう?


眩しい空。

飛行機と飛行機雲が見えますか?


この木がいいよね。


まっすぐ伸びて、途中で切られたか折れて、そこから斜めに伸びて。

さらに枝を伸ばすが、全体が海風に煽られて。

住宅地をぐるっと回りましょう。


その先にはまた別の住宅がある。


左は駐車場、右は道路だが車両は行きどまりだ。


駐車場の奥には低いブロック塀があり、その手前にブロックがいくつか積んである。


それを踏み台にすると、ブロック塀の向こうにまた踏み台があり、そこを降りると別の坂道に行ける。



こんな坂ですがね。


でもこの坂道は以前このブログで紹介したことがあるので本日は行かない。

こちら(↓)の坂道を行きましょう。


ここからが楽しい下り坂。



狭い道路。クルマが通れないところが多い。


でもそんなことより海が見えるこの坂道の環境を愛する人たちが住む場所。

海第一主義。


この土地を売っていたなあ。


今も売っているのかな?

どんどん坂道を降りる。


今日の海の表情は豊かで静かだねえ。


海見えで、抜群の景色が楽しめる飲食店、ティキティキ・タンタン。


私はまだ行ったことがない。

妻は行ったことがあって、とてもおいしいと言っていた。


坂道が続くよ。


坂を下って、海を見て、坂を下るの繰り返し。


今日の海はすごく穏やかだね。

またもや江の島が見える。


それにしても電線がうざいね。

サーファー御用達江ノ電沿いのアパート。


江ノ電を見ながらサーフィンして楽しく暮らす♪


江ノ電の線路を横切りましょう。


もうひとつ別の坂道はこちら(↓)。


これもまたいい坂道なんだな。

アマルフィ(このあたりじゃ有名なイタリア料理店)のお菓子部門。


アマルフィ・ドルチェだ。

路地を行く。


するといよいよ海に出る。


L&Lってどういう意味でしょう。


とにかくうまそうなものがある店だ。


とんかつのあら珠がこの店に変わった。

富士山に江の島。このあたりでは定番の景色。


インバウンドのみなさん。


おそらくこの人たち全部がアジア系観光客のみなさんだ。

この人たちもそうだよ。


お寺だらけの北鎌倉 vs. 海ばかりの江ノ電沿い。

同じ鎌倉市内でもインバウンド観光客の出身地の比率が違う。

北鎌倉は欧米系の比率が高く、江ノ電沿いはアジア系の比率が高い。


アジアの方々は寺より海。

欧米系の人は海辺のリゾートは良いのがいっぱいあるからか、むしろ寺。

そういう傾向がある。

定番の江の島&富士山。


国道134号線の下の地下道。


鎌倉プリンスホテルのバンケットホールから宿泊棟を見上げる。


坂道を七里ガ浜住宅地に向かって上がる。

振り返ると海がよく見える。


鎌倉プリンスホテル正門前。


やっと七里ガ浜住宅地に戻って来たよ。


この住宅地の良いところは、消防署があること。


消防車も救急車も、空いていればすぐ来てくれるよ。

でも用もないのに呼んじゃだめですよ(当たり前)。

駐在所もあるしね。


駐在さんもいつもニコニコ。

我が住宅地の中心に戻った。


唯一の酒店だった高山商店が昨年閉店してしまったので、寂しい。


ウクレレの店もあるよ。


そしてAwanoutaへ。


七里ガ浜東が誇るラーメン店だ。


まずはのどが渇いたので生ビール。


ビールについてくるおつまみで、鶏皮の揚げたもの。


旨いなあ。

どんどん食べて飲んじゃう。


やって来た、定番七里ガ浜BLACK。


この麺がまたいいんだ。店主さんの本拠地である大阪の店で作らせてこちらに陸送されている。


このチャーシュー(↓)がおいしいよ。

スライスされとろけるみたいな。


再び麺に集中する。


旨いなあ、この麺は。

魚介だしの効いた七里BLACK。

スープの色が濃いけれど、醤油辛いわけじゃない。

ごくごく飲めてしまうよ。


店主さんといろいろしゃべって帰路につく。

自宅はもうすぐだ。


雲がくっきりだね。


はい、自宅に戻りました。


また暑い過酷な季節がやってくるな。

玄関ドアも貫禄というかね、暑さでヒビも入りますって。


近所なのに、長い散歩だったな。

七里ガ浜住宅地ではソメイヨシノがひとつふたつと開花中。


今年は遅いね。
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L.L.Bean のセーター、鎌倉小野歯科で歯科検診、相鉄ローゼン深沢店

2024-03-20 12:00:41 | あちこち見て歩く
こういうメーカーは心がけが違うわ。

長持ちさせるものを作って売る。壊れたら修理を請け負う。

L.L.ビーンだ。

Bean Boot Resoling | Behind the Scenes | L.L.Bean

鎌倉となにかと縁のあるパタゴニアもそうだ。

創業者やそのファミリーが立派だ。

パタゴニアは鎌倉市内に大きなリペア部門を維持している(↓)。

 

話をL.L.ビーンに戻すと、私は5年前に同社のクラシック・ラグ・ウール・ヘンリー・セーターを購入した。


色はノーティカル・ネイビー。

1.ジャパン・フィット
2.米国フィットのレギュラー
3.米国フィットのトール

その3種の型が用意されている。私は米国フィットのレギュラーでMサイズでぴったりで、それを購入した。

そのセーターの着心地やフィット感が大変良いので、昨年私は同じ商品の色違いを再び購入した。


色はナチュラル。

でも今シーズンになって、ものすごく古い別のセーターがおかしくなってきた。

私はなんでも長く着ようとするので仕方がないことだが、その古いセーターは袖口と裾の左右がおかしくなって来た。

画像でわかりますか?


丸で囲んだ部分、その左右よりもへこんでいるのがわかるでしょ?

擦り切れているんだよね。

裾も同様だ(↓)


安いセーターなんだなぁ。

私が相模湖町(旧神奈川県津久井郡相模湖町、現在の神奈川県相模原市の一部)に一時的に住んでいた時(1995年前後の数年間)に、相模原市のスーパーで買ったと記憶する。つまり30年ほど着ているわけだ。

スーパーで買うくらいだから安い。英国製のウールで中国で製造されたと書いてあるが、当時のお値段でおそらく3,000~4,000円とか、そんなものではないか。



これを修理するかどうかは修理費による。

鎌倉東急ストア内のお直し専門店、おしゃれ工房鎌倉店に尋ねてみましょ。



下手したら、修理費が購入費を超える。もしそんなことだったら、修理せずにそのまま着倒して、どうにもならなくなったら捨てる。安ければ修理しよう。

並行して、今年初めて衣料を購入した。晩秋になったら着ようと思っている。

今年初めての買い物とは言え、昨年秋に上記セーターを1枚購入しているので、私としては異例のハイペースで衣料を購入したことになる(笑)。

同じ形だが、ちょっと新しいデザインのセーター。


「この人、なんで同じものばかり買うんだ?」と思っている人も多いことでしょう。

そのとおりです。でも私はいつもそうなんです。

自分に合った商品を買い、ずっと使う。ダメになったらまた同じものか似たタイプのものを同じメーカーから買う。このタイプのメーカーはとにかく同じような頑丈なものを長年作り続けるからね(笑)。

割引クーポンがあってさらにポイント割引がついて安く感じてしまい、実際安くてまた購入。麻薬みたいだね。深みにはまるわ。気を付けないと(笑)。

では本日のお出かけだ。


Bruno Marsの声が聴きたいわ💛

聴いてみてね。

Mark Ronson - Uptown Funk (Official Video) ft. Bruno Mars

Uptown funk you up♪
Uptown funk you up♪・・・

鎌倉市内を西へ向かいましょう。

ブルーノ・マーズに興味ない人も聴いたことくらいはあるでしょう。

「知らないわー」という人も、どこかで絶対耳にしたことはあるはずの曲だ。


まずは鎌倉小野歯科ね。


歯科検診のお葉書が来たからね。

この葉書を持っていったら、PROって歯ブラシをくれるよ。

いつもの坂道・・・あ、まちがった。


これは鎌倉方面行きの道だった。

今回は鎌倉市西部の腰越、手広、深沢方面に向かわないといけないから、行合川交差点方面に行かないとね。


国道134号線を走る。


やがて手広交差点に到達する。

河野牛豚肉店前。



鎌倉市内では、ここへ肉を買いに来る人が多い。

飲食店なんてかなりの数のところがここで肉を購入するかも。

相鉄ローゼン深沢店へ到着した。


この上に鎌倉小野歯科はあるからね。



先生こんにちは。

「おちゃさん、その後おかわりないですか?」

「先生、特に問題ないですよ」

なんて会話をする。

その後先生に検診してもらい、「よく磨けてますねぇ~」とほめてもらう。どうしてもいつも歯垢が付着してしまう箇所があってそれを歯科衛生士さんに除去してもらって、最後は先生にチェックしてもらい、終了。

相鉄ローゼンで買い物。



駐車場へ戻る。

V60 Cross Countryちゃんがかわいく待っている。



ずいぶん多いお買い物だ。


鎌倉小野歯科では歯ブラシをもらった。


ヒゲダンを聴いて帰りましょ。


手広交差点で渋滞。


ここのHM(ほっともっと)でお弁当を一度買ってみたいんだが、クルマを停めにくいんだよねー。

だから買ったことがない。

江ノ電腰越駅前のふみきり。遮断機もないよ。結構高度な判断が要求されるせせこましいポイント。


国道134号線は渋滞中。


ミラーに江の島が写っているね。


自宅に戻った。


檸檬堂を飲んだりして。とんかつソースはコロッケにかける。


みなさん、レモンサワー飲むなら檸檬堂を飲んでね。

レモンサワー飲まない人は、爽健美茶でもコカコーラでもファンタでもドクターペッパーでもいいからね。

とにかくコカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス(コカ・コーラの日本法人)の製品ならなんでもいいから、応援しようコカ・コーラ♪

ちょっとだけ私も株式を持っているので・・・(^^;;



低迷していた株価も直近は上り調子。

ライバルのサントリーの値上げ宣言が効いて、コカ・コーラの収益性改善への期待が高まったらしい。


飲料も各種揃っていますからねー。

なんでも飲んでねーー。



ではお弁当の話へ移動。

コロッケとサラダ。


お皿を使うこともしない。

洗い物が減るしねーー(笑)。

ドガティ君が何かほしそうだ。


だよね、私、天丼だもの。


全部相鉄ローゼンのお弁当でした。

歯科検診のあとはキシリ系で。


この飴、すごくいいですよ。

三層構造で、スッとして甘くてノンシュガー。



なんともとりとめないブログ記事でした。

では最後にバブル期のコカ・コーラのCMをどうぞ。

美しいわぁ~♪

コカ・コーラ 1987コカコーラ CM ~ I feel Coke 87 佐藤竹善.flv
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