長野県飯田市の肉店スズキヤさんのマザーチキン(商品名)。
卵を産み続け、やがてそれもできなくなり、今度は「親鶏」の名前で肉として食べられてしまうというちょっとグッと来るお肉の話。
有難くいただきましょう。
スズキヤさんではこの親鶏の肉をニンニクや醤油や糖類等で味付け、販売している。
コリコリして、味が濃いおいしい肉である。しかもここが大事だが、安い。
今日はこのマザーチキンをフォーに使う。
ニラともやしを洗う。
これは湯通しして、使う。
こちらはタマネギを薄く切ったもの。
これは生で使う。
パクチーも生で使うよ。
ニラともやしを湯通し。
スープはいつもこれ。フォーったって、我が家ではこんな簡略な作り方だ。
砂糖、中華だし、ナンプラー、胡椒。
食べる直前には、盛り付けてから、レモン水と一味を加える。
フォーは米からつくられた麺だ。この麺の場合、もしいきなる茹でるなら(=事前にぬるま湯につけるなどはしないという意味)、少なくとも6分近くは茹でないといけない。
こちらがマザーチキンだ。
ちょっとだけ焼いてみる。
食べてみる。
・・・旨い。コリコリして香ばしい。味付けがすばらしいし、そもそも肉としての味がしっかりとしている。
まとめて焼いちゃう。
うわぁ~、いい香り。
こちらはパクチー。
最終局面で、スープは加熱され、麺もまもなく茹で上がるところ。
出来た。親鶏の肉のフォー。
普段我が家でフォーを作る場合、鶏むね肉を茹でるだけであっさりと作っているが、これはその反対だ。
シッカリと味付けられた親鶏の肉をまずは焼き、スープとなじませている。
麺を湯切りしてどんぶりに入れ、その麺の上に焼いた親鶏の肉を置いて、上から熱々のスープをかける。
すると親鶏の肉から出汁や脂がにじみ出て、しっかりしたスープが出来上がる。これはうまい。
そういえば、鎌倉市内の山形そばの店ふくやでも親鶏の肉を載せて出すそば(↓)があったな。
話は変わる。
英国男優のヒュー・グラントと米国女優のジュリア・ロバーツが出演したノッティングヒルの恋人。
20年以上前の映画だ。そのDVDを買って来た。
ヒュー・グラントってかっこいいよね。あのアクセントが。とてもPOSHなアクセント。
ヒュー・グラントが映画公開から20年近く経ってノッティングヒルを再訪する動画。
ヒュー・グラントは英国以外の国の人々からとても「英国的」なアクセントで英語を話す代表的人物と見られている。
ケイト・フォックス先生のベストセラーWatching the Englishでも英語の話し方、アクセントは重要な要素として出て来る。
それが、どうした?ってなもんだが、説明を続ける。
ノッティングヒルからさらに遡り、若いヒュー・グラントが測量技師のイングランド人役を好演する映画であるウェールズの山。
とてもいい映画だ。
ヒュー・グラント扮する測量技師はイングランドからウェールズの田舎の小さな村にやって来る。その村にある丘の高さを測量するのが目的だ。
それが1,000フィート以上あれば「山」と見なされるが、そうでなければそれは単に丘に過ぎないと定義される。
それまで自分たちの「山」を誇って来た村人たちは、それが「丘」扱いされてしまうかもしれないと知り、大騒ぎ。
測量技師の測量の結果、村人たちの大事な山は、山とするには高さが足りないことがわかる。
村人たちは自分たちの丘を山にするため、皆で協力して土を山頂に運ぶ。測量技師もその土運びを手伝う。
それがこの映画の原題 the Englishman who went up a hill, but came down a mountainの意味だ。
いいストーリーでしょ。
ノッティングヒルの恋人(原題 Notting Hill)といい、ウェールズの山(原題 the Englishman who went up a hill.....)といい、どちらもタイトルにhill が出て来る映画で、ヒュー・グラントというと、私には「Hill」なのです。
話がそれるがHill、Bell、Hallといった単語のLはdark Lと言われ、舌の先を上の前歯やその歯茎あたりに当てるものの、音としてはほとんど出ておらず、ただそのムードでLを感じさせるというものだ。一方Light、London、Lemonなどの単語のLはlight LでハッキリとLの音が外に聞こえるように発音する。
じゃあdark LのLはいつもそうなのかというとそうとは言い切れない。典型的にはdark Lの単語のあとに母音で始まる単語が来ると、dark Lは一転、はっきり発音されることが多い。しかしそうした例外はあるものの、一般的にはdark Lはほとんど音が出ない。
だからHillは「ヒル」ではなく、ほとんど「ヒゥ」のように発音され、Lの音は聞こえない。
映画ウェールズの山で村人に測量結果を尋ねられ、「高さが足りないから、単に丘(Hill)です」と答える測量技師(ヒュー・グラント)のdark Lを聴きましょう。
動画開始から27秒のところだ。「ヒゥ」と小声で言っているでしょう?
ついでにlight L とdark L の比較をどうぞ。
こちらの先生、とてもしっかりと英国のアクセントで話しますね。子音、特にTが明瞭。いいね。
今後は「ノッティングヒルの恋人」ではなく、「ノッティングヒゥの恋人」と言いましょうね。
卵を産み続け、やがてそれもできなくなり、今度は「親鶏」の名前で肉として食べられてしまうというちょっとグッと来るお肉の話。
有難くいただきましょう。
スズキヤさんではこの親鶏の肉をニンニクや醤油や糖類等で味付け、販売している。
コリコリして、味が濃いおいしい肉である。しかもここが大事だが、安い。
今日はこのマザーチキンをフォーに使う。
ニラともやしを洗う。
これは湯通しして、使う。
こちらはタマネギを薄く切ったもの。
これは生で使う。
パクチーも生で使うよ。
ニラともやしを湯通し。
スープはいつもこれ。フォーったって、我が家ではこんな簡略な作り方だ。
砂糖、中華だし、ナンプラー、胡椒。
食べる直前には、盛り付けてから、レモン水と一味を加える。
フォーは米からつくられた麺だ。この麺の場合、もしいきなる茹でるなら(=事前にぬるま湯につけるなどはしないという意味)、少なくとも6分近くは茹でないといけない。
こちらがマザーチキンだ。
ちょっとだけ焼いてみる。
食べてみる。
・・・旨い。コリコリして香ばしい。味付けがすばらしいし、そもそも肉としての味がしっかりとしている。
まとめて焼いちゃう。
うわぁ~、いい香り。
こちらはパクチー。
最終局面で、スープは加熱され、麺もまもなく茹で上がるところ。
出来た。親鶏の肉のフォー。
普段我が家でフォーを作る場合、鶏むね肉を茹でるだけであっさりと作っているが、これはその反対だ。
シッカリと味付けられた親鶏の肉をまずは焼き、スープとなじませている。
麺を湯切りしてどんぶりに入れ、その麺の上に焼いた親鶏の肉を置いて、上から熱々のスープをかける。
すると親鶏の肉から出汁や脂がにじみ出て、しっかりしたスープが出来上がる。これはうまい。
そういえば、鎌倉市内の山形そばの店ふくやでも親鶏の肉を載せて出すそば(↓)があったな。
話は変わる。
英国男優のヒュー・グラントと米国女優のジュリア・ロバーツが出演したノッティングヒルの恋人。
20年以上前の映画だ。そのDVDを買って来た。
ヒュー・グラントってかっこいいよね。あのアクセントが。とてもPOSHなアクセント。
ヒュー・グラントが映画公開から20年近く経ってノッティングヒルを再訪する動画。
ヒュー・グラントは英国以外の国の人々からとても「英国的」なアクセントで英語を話す代表的人物と見られている。
ケイト・フォックス先生のベストセラーWatching the Englishでも英語の話し方、アクセントは重要な要素として出て来る。
それが、どうした?ってなもんだが、説明を続ける。
ノッティングヒルからさらに遡り、若いヒュー・グラントが測量技師のイングランド人役を好演する映画であるウェールズの山。
とてもいい映画だ。
ヒュー・グラント扮する測量技師はイングランドからウェールズの田舎の小さな村にやって来る。その村にある丘の高さを測量するのが目的だ。
それが1,000フィート以上あれば「山」と見なされるが、そうでなければそれは単に丘に過ぎないと定義される。
それまで自分たちの「山」を誇って来た村人たちは、それが「丘」扱いされてしまうかもしれないと知り、大騒ぎ。
測量技師の測量の結果、村人たちの大事な山は、山とするには高さが足りないことがわかる。
村人たちは自分たちの丘を山にするため、皆で協力して土を山頂に運ぶ。測量技師もその土運びを手伝う。
それがこの映画の原題 the Englishman who went up a hill, but came down a mountainの意味だ。
いいストーリーでしょ。
ノッティングヒルの恋人(原題 Notting Hill)といい、ウェールズの山(原題 the Englishman who went up a hill.....)といい、どちらもタイトルにhill が出て来る映画で、ヒュー・グラントというと、私には「Hill」なのです。
話がそれるがHill、Bell、Hallといった単語のLはdark Lと言われ、舌の先を上の前歯やその歯茎あたりに当てるものの、音としてはほとんど出ておらず、ただそのムードでLを感じさせるというものだ。一方Light、London、Lemonなどの単語のLはlight LでハッキリとLの音が外に聞こえるように発音する。
じゃあdark LのLはいつもそうなのかというとそうとは言い切れない。典型的にはdark Lの単語のあとに母音で始まる単語が来ると、dark Lは一転、はっきり発音されることが多い。しかしそうした例外はあるものの、一般的にはdark Lはほとんど音が出ない。
だからHillは「ヒル」ではなく、ほとんど「ヒゥ」のように発音され、Lの音は聞こえない。
映画ウェールズの山で村人に測量結果を尋ねられ、「高さが足りないから、単に丘(Hill)です」と答える測量技師(ヒュー・グラント)のdark Lを聴きましょう。
動画開始から27秒のところだ。「ヒゥ」と小声で言っているでしょう?
ついでにlight L とdark L の比較をどうぞ。
こちらの先生、とてもしっかりと英国のアクセントで話しますね。子音、特にTが明瞭。いいね。
今後は「ノッティングヒルの恋人」ではなく、「ノッティングヒゥの恋人」と言いましょうね。