本当に長い1日。
楽しいねえ。
朝からドガティ君と稲村ヶ崎に向かって散歩、その後祇園ハイキングコースを歩き、八雲神社で厄除けして、今村製麺で麺を買い、さらにビストロでランチして自宅に戻ったように見せかけてクルマで平塚の山の中に行き、また自宅に戻った。
それが前回までの長い1日のお話。
しかし戻ったと思ったら、暗くなってからまたお出かけ。
今度はクルマではなく徒歩。
七里ガ浜住宅地は真っ暗。
住宅地内の飲食店に行くのか?
違うんだなー。
では西友に買い物?
それも違うんだなー。
この地区唯一のラーメン店、Awanoutaでまぜそばを食べるのか?
それも違うんだなー。
ではこの地区唯一の酒店、高山商店で酒を買うのか?
それも違うのさ。
住宅街をどんどん下る。
江ノ電七里ヶ浜駅前の不動産屋さんとハイブリット。
ハイブリットは牛乳ラーメンが有名だが、それを食べに来たわけではない。
ではスペイン居酒屋morimoriなのか?
広島出身の穏やかな店主さんは、広島カープの不甲斐なさを静かに嘆いておられるらしい。
慰めて差し上げたいが、今は忙しい。
江ノ電七里ヶ浜駅。
藤沢行きに乗るのだ。
藤沢駅に到着。我々は降りて、今度はその電車が鎌倉駅行きとなり、新しいお客さんが乗る。
この江ノ電、欲しい。
JR藤沢駅改札前で待ち合わせ。
haruo-sanが来る予定。
haruo-sanとは常陸春秋窯の高橋春夫先生のこと。
我が家にいくつかある食器は彼の作ったもの。
いつもこのブログで、焼かれた肉が載って写っている白い皿はharuo-sanのものだ。
おーー、haruo-sanがやって来た。
1年ぶりの再会。しっかりはぐはぐ。熱い抱擁を交わす(交わしませんってば)。
鎌倉市由比ヶ浜のPIMONIHOでharuo-sanは個展を開いておられた。
その帰り道に、藤沢で落ち逢ったのだ。
夜の藤沢(演歌の題名みたい)。
駅からスグの磯丸水産へ。
ここは24時間営業で、早朝に行くと、かなりひどい酔っ払いがいて、面白い。
ここで、楽しみましょう。
まずはこんなのが付け出しに出て来た。
そしてびんちょうまぐろの刺身、さらにハムカツ。
ハムカツったって、めっちゃ分厚いのだ。
「いやぁ~haruo-san、いかがですか?」
「おちゃさんは、お元気ですか?」
などと、それぞれの家庭の話、仕事の話、犬の話、クルマの話をする。
さらにお互いの恋の悩みなども相談しあう。
ruisa-sanという人がいながら、haruo-sanは外でどなたかと抜き差しならない関係に陥っているらしい。
私も同様で、お互いモテるのだ(どっちもウソ、ウソですよ)。
ホンビノス貝を焼き、開いたら醤油をかけて焼き、最後はマヨネーズ系たれをつけて食べる。
うまいね、これ。
これは私のレモン・サワー(濃いめ)。
さらにオニオン・リング。
いろんなものを食べる。
あぁ~よく食べた。じゃ、行きましょうか。
「このまま藤沢のガールズ・バーに行ってみませんか?」とharuo-sanと私は相談した。
実際、藤沢駅前ではかわいいおねーさんが、「ガールズ・バーどうですか?」と声をかけてくるのだ。
鎌倉駅前では起こりえない楽しさだ。
でも我ら、まもなく還暦のおじさん2人だよ。
いろんな妄想が駆け巡る。あんなこと、そんなこと。楽しそうだもんなぁ~(それもウソ。本気にしないでね)。
でもharuo-sanは辻堂のホテルに10時までにチェックインしないと罰金をとられるというので、あえなくお帰りに。
残念。ガールズ・バー計画は来年の検討課題にしましょう。
ということで、ここはさよならして、私は江ノ電藤沢駅へ戻る。
間もなく七里ヶ浜駅ですよ。
おぉ~、トイレ、トイレ。
もれそう。本当の酔っ払いおじさん。
七里ヶ浜駅のトイレは、駅ホームからはるか離れた線路の際にある。
駅員さんなんていない夜の七里ヶ浜駅。
切符のチェックもありませんの。
信頼で成り立つ江ノ電。
駅前のスペイン居酒屋では、広島出身の店主さんがカープの不甲斐なさをまだ嘆いているらしい。
声をかけても、返事もなくお皿を拭いている。
ガールズ・バーならぬスペイン居酒屋に閉店間際に入店。
マオウ生を頂き、「まあまあ、カープも来年はがんばるから」と慰める。
ニンニクのきいた、ポテト、マヨネーズ味を食べる。
ではまた。
元気だしてね。赤ヘル軍団は不滅ですから。
七里ヶ浜駅前を再び通過。
今日はよく活動する日だな。朝からからだを動かしまくりだった。
そして田辺公園にさしかかった。
「おちゃさん、まいど!」と声をかけられた。
おーー、七里ガ浜のラーメン店Awanoutaの店主さん。
今日はいろんな人に会うなあ。
閉店後のワンコの散歩だそうだ。
世間話をする。
そして帰宅。おやすみなさい。
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翌日。
おまけ編だ。
今回の5回連続シリーズの3回目に書いた、今村製麺所で買った中華麺幅広。
それで中華焼きそばを作った。
鍋の下に陣取るドガティ君。何か落ちて来るかな?・・・落ちないと思うよ。
にらにもやし。
調味料はこれだけ。
そしてエビをたくさん。ブラックタイガーは高いので、ベトナムの安いエビ。
幅広を湯がいて、冷水で洗い、しめる。
できましたーー。
これ(↓)haruo-sanが作ってくださったお皿。
おいしい、おいしい、中華風エビ焼きそば。
以上で、今回のシリーズは終了。