エルガーの名曲、Pomp and Circumstance♪
Fish and Chipsとどこか似たタイトルだ(笑)
ゲオルグ・ショルティ指揮、ロンドン・フィルハーモニック・オーケストラで聴きましょう。
いわゆるひとつの威風堂々♪
Elgar: Pomp and Circumstance Marches, Op. 39 - March No. 1 in D Major
本日の話題はFish and Chipsだ。
英国フード記AtoZという本がある。
これは日本人向けに詳しく英国料理を紹介するとても良い本だ。
そこには当然ながらフィッシュ・アンド・チップスも登場する。
揚げたタラ(あるいはハドックやその他の白身魚)と揚げたジャガイモだ。
Q1. そこに塩を振るか否か。
塩を振る人が多いだろうね。
Q2. そこにビネガーを振るか否か。
これについては、人によりやや答えが分かれそう。
それらはかなり英国的な問題である。
英国では多くの人が塩とビネガーの両方を振るはずだ。
だって、それがおいしいんですもの💛
Prince @Charles_HRHというTwitterで有名になった謎の作者の著書。
著者はあのチャールズ皇太子・・・いや、今や王となった人を真似るユーモア溢れる人物である。現在もTwitterで活躍中だ。ただし名前はPrinceの部分がKingに変更になっているが。
こういうパロディーが許されるのが英国的なところだ。
日本でこれと同じようなことをしたら、どうなるか? 想像しただけで暗くなる。
その人の著書にも、フィッシュ・アンド・チップスが出て来る。
画像の頁(↑)の中央からやや下にかけた所にも書いてあるが、いったい誰が揚げた白身魚と揚げたジャガイモを組み合わせることを考えたのだろうか?
しかしそれらが新聞紙にくるまれて出て来ると、なんともおいしそうに見えるのである。
私は雨の中、買い物に出かけた。
すると困った。
西友七里ヶ浜店にも高山商店にもギネスが今は売られていないということがわかった。
高山商店の店主さんによれば、最近黒いビールが売れないらしい。ギネスも普通の黒ビールもだ。
どうなってるんだ?
ということで、かろうじて西友にあったプレモルの黒を買って来た。
これを飲みたい気分なのと、これを衣に入れて揚げるとフィッシュ・アンド・チップスが美味しくなのだ。
ついでに高山商店で買ったプレモルのマスターズ・ドリーム。
無濾過だよ。
さらに初めて買ったPSB。
糖質ゼロらしいが、おいしいのだろうか?
米国産アブラガレイ。アラスカ州で獲れたのかな?
それにお墨付きのポテト。
ドガティ君が眠そう。
「おとーさん、何かくれるの?」
なにもあげませんよ。
「だったら、寝る」とドガティ君は眠そうだ。
薄力粉30gと片栗粉30g。合計60g。
ベーキングパウダー4g。
我が家ではめったに見られないベーキングパウダーが今はある。
ではまずはマスターズ・ドリームを飲みましょう。
出して来たアブラガレイ。
美しいね。
そこにクレイジーソルトを振りかける。
さらに薄力粉を薄くまぶしておく。
プレモルの黒を衣の味付けに使う。
薄力粉、片栗粉とベーキングパウダーを混ぜたものにこの黒ビールを入れる。
そして混ぜる。
一方で、ジャガイモを揚げ始める。
揚げ物が始まるとキッチンに駆け込んでくるドガティ君。
油が落ちているらしい。
ジュワー!
「あーー、ジャガイモも落ちてこないかな」
落ちてこないと思うよ。
ジャガイモが揚がった。これが第一弾。
第二弾を揚げ始める。
となりでは衣となる薄力粉+片栗粉+ベーキングパウダー+黒ビールにアブラガレイを漬けている。
そしてそれを揚げる。
クレイジーソルトと白ワインビネガーをかけて食べよっと。
うわぁ~、おいしそう。揚げ物天国だ。
地味な画像だけどね。
これぞフィッシュ・アンド・チップス。
ちょっと野菜も欲しくなる。
油まみれだよ。
しっかりしたビールも飲んで。
あぁ、楽しいな。
こういうランチが好きなんだなぁ~。
30年ほど前、英国通として有名なったリンボウ先生(林望さん)の「イギリスはおいしい!」という著書に、「塩はふるふる、野菜は茹でる」という章があった。
英国の料理では、野菜が茹で過ぎなことがしばしば見られるのと、その野菜にほとんど味がついてなくて、とにかく食べる人がテーブルに置いてある塩をいっぱい振って食べるということがそこに書いてあった。
この塩を見てそれを思い出した。
Pomp and Circumstanceに飽きたら、こちらをお聴きください。
The BeatlesでShe Loves You♪
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She Loves You (Mono / Remastered)