「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

机上の英国 - 入江敦彦著「秘密のロンドン」なんちゃらかんちゃら ・・・(続き)

2012-07-31 07:01:29 | モノ・お金
前回の記事で紹介したポスターを額に入れてみた。なにも第二次大戦中でなくても、この言葉は十分使える。



このとおり。額は紙製でビックカメラで180円だ。 



どんな困難に遭遇しても、騒がず粛々と参りましょう。

ついでにお勉強も。リーダーシップという意味では傑出した人による著書で、今となっては歴史書だ。記録とともに、ところどころに彼のその時の悩みや思考が見える。



好調な時も慢心を戒めその時点でベストと思われる施策を尽くし、逆境の時には諦めてしまうことなく損失を最小化して次のチャンスを掴む努力を惜しまない。

読みふけってしまう。延々と淡々とCARRY ON。戦時中だけでなく、ビジネスでも政治でも適用可能な心構え。チャーチルの著書と合わせれば、上のポスターの背景もよくわかったという気になる。単に戦争中だったということではなく、当時のこの国の精神的傾向とでもいったようなものが見えるような気がするのだった。



この本の中に面白い記述があった。「日本軍は非常に綿密に計画を立て苛烈に攻めたてて来るが、何か計画どおりに行かないことがあると、そこから総崩れになる」というような意味のことをチャーチルは書いていた。

原発問題発生後繰り返された対応が良い例か。計画が綿密なほど、その計画どおりに事が運ばない可能性が高くなる。そもそも現実が計画通りに行くことはまずない。しかしながら計画どおりに事が運んでいないことが認識された時点ですぐに、当初期待されたものではないが選択しうる修正案の中でベストなものを選び、それを実現すべく迅速に次のアクションがとられなければならない。そこには常に一定のプリンシプルが必要なのだけれど、どうも日本人にはそれが欠けているのではないかという気がする。

さて19世紀から存在し、20世紀には両大戦で英国軍を文字通り「足もとから」支えた企業のウェリーズが到着。21世紀に入ってこの2~3年、理由は不明ながら日本でも大流行りだ。



私は山荘と自宅にそれぞれ一足、妻も自宅に一足これを持っているが、妻は新たにもうひとつ必要となったらしい。軍人並みのハードなワンコ散歩用。



最新号のENGINE。最近編集長が交代したクルマの月刊誌だ。それでもクルマ雑誌の中では、これが一番面白いと私は思う。



「洗練と野蛮が同居する」らしい。全体的統一感があるようで、個々はモザイクのようにバラバラな不思議な国である。

馬車の延長線上にあるクルマをいまだにタクシーに使う国でもある。



「仕事を除けば」という条件付きだが、ここ20年、私は旅行というものに出たことがない。
変わっているでしょう?
当然英国にも仕事以外では行ったことがない。家に常にワンコがいたからだ。残念ながら、机上で旅行を楽しむだけである。

オリンピック開会式。圧倒的に面白かったのは相変わらずこの人。


【Source: Guardian】

Rattle & Bean。

よく「こんな時に笑っていていいのか? 不謹慎な」などと言うが、違う。
極度の緊張を強いられ苦しい時こそ、少しはユーモアを。荘厳な式典でもそうだ。今やBPOの名指揮者も、英国人だからユーモアに最後まで付き合った。4年前の口パクとCG満載の時とは違う、オリジナルな大人のおかしさ。

この人の真骨頂はこちらだ。お好きな方は、どうぞ。
http://blog.goo.ne.jp/kama_8/e/4106cd4a5423ff7eb2372e7160f33af4
このブログの昔の記事だ。相当笑えるユーモア。
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机上の英国 - 入江敦彦著「秘密のロンドン」 / アームチェア・トラヴェラー@七里ガ浜

2012-07-29 00:00:57 | 本/音楽/映画
海外を紹介する雑誌は旅行代理店のパンフレットみたいなものばかりだが、最近出たCREA Travellerはちょっとマシだった。
オリンピックに合わせて英国特集を組んだようだ。



日本時間で昨日、Royal Arrivalのシーンをご覧になった方も多いでしょう。あちらでは王族もユーモアに巻き込まれる。ウェルシュ・コーギー・ペンブロークもご愛嬌だ。


【Source: BBC】

遡って2009年のPromsから、恒例のP&Cをどうぞ。



Land of hope and glory♪
・・・・・
God, who made thee mighty, make thee mightier yet♪
こういう曲なのに・・・かしこまらず、皆で楽しそうに唱和。しかも勝手な国旗を各自振りまわして、雑音もいっぱい入る。日の丸まで見える。
この国に独特な、大変奇妙な寛容。このあたりが私にはとてもおかしい。

【Yotutube開始後7:20にセットしよう!】
アンコールで出て来た指揮者(デイヴィッド・ロバートソン)のユーモアを聴いて欲しい。彼が話すアクセントを聞いてもとてもそうは思えないが、彼はアメリカ人らしい。彼は「リハーサルが必要」と言い、子音の「t」をハッキリと発音することを聴衆に強要する。「Mightier yet! と最後に言う時の"t!"を、"トゥッ!"とハッキリ発音してくれませんか?」と。確かに英国人は一般にそうだ。「だってThis is a nation built on "t" (=「tea」の意)だから」と彼は言う。

そんなこと「レロレロ」したアクセントで子音(特に「t」)もはっきりさせない傾向のあるアメリカ人の彼が言えた義理はないが、聴衆は彼がアメリカ人であることを知っているのかどうか? あるいは、彼がアメリカ人であることを知っていて、その上で聴衆は彼がそれを言うことを笑っているのか?



話が戻る。このCREA Travellerには、個性的なホテルが数多く掲載されていた。このホテルはシックなインテリアが売り物だ。私もたまにはロンドンへ行きたい。最後に行ったのは、もう5年前。このブログをせっせとお読み下さっている、貴族的で優雅なMさんと一緒に仕事で行った。

英国通のリンボウ氏。彼のあまりにも澄ました書き方が反感を招くが、彼はその反感を無視するのでさらに大きな反感を買う。彼はそれも放置し続け、最近では誰からも文句を言われなくなった。



リンボウ氏のように現地に住んだ経験のある人、あるいはそうでなくとも普段から親しむ状況にある人にとっては、ガイドブックやエッセイやブログに、頻繁に出て来るような名所旧跡訪問や名物料理食べまくりやお買い物の観光旅行など却って金がもったいないということになる。で、「どこへも行かない旅」 journey to NOWHEREとなる。

生活密着型の本をリンボウ氏は和訳する。



妙に実際的である。



あるいはもっとアームチェア・トラヴェラー的にいっそ社会文化一般の本でも読んだ方が、他国の本質的な理解の助けになり、体力的にも疲れずお金も使わずに済んで、むしろ楽しいかもしれない。これは在英の外国人から英国人がどう見えるかという本だ。



もっとも大半の英国人は「外国から自分がどう見られているか」なんてことをさほど気にしないだろう。「外国から見た我が国、我が国民」ということを大変気にする国民の代表格は日本人である。そのわりには国レベルでも国民レベルでもお付き合いがヘタで、アジア諸国にとっくに追い抜かれてしまっているかに見える。

第二次大戦中のポスター。上手なポスターとはこういうモノを指す。昔、美術の先生に私は教わった。「デザイン的にシンプル極まりなく、意味するところがストレートにわからないといけない」と。当時200万枚刷られたそうだ。どう訳せばいいのか。別に戦争中でなくても使えるだろうし、「騒がず、粛々といつものように」とでも訳すのだろうか。「いかにも」で面白いなぁ~、これ。「AND CARRY ON」 私もずっとそれで行こう。近いうちに額に入れておこう。



「いつものように」という意味では、英文学者の小野寺健氏も7月1日の日本経済新聞に書いている(・・・部分は私の省略):
わたしのばあい、この国の文化の特質にやっと行き当たったという気がしはじめたのは六十歳を超えたころだった・・・ジェイン・オースティンの「高慢と偏見」という無愛想な題の小説は・・・日常的な人間関係を描いているにとどまる「おだやかな」物語で、身を切られるような孤独感とか、天に舞い上がるような陶酔感といった若ものがもとめる直截な激しさは拒否していた。英国にはベートーヴェンもフルトヴェングラーもいないのである。それが強み・・・あえて日常性のレベルに踏みとどまるのが英国文化の急所・・・十年一日のごとく変化のない日がつづく人生が「英国的」なのだ。それが大人の知恵・・・



と続く。どうです、これ? つまり地味で用心深く、退屈で普通。確かに毎日がディズニーランドのような生活では疲れてしまうだろうから。

やっと本日の話題に入る。

入江敦彦氏は京都で育った人。京都に関する著書(「秘密の京都」、「京都人だけが知っている」等)が多数あるのだけれど、現在はロンドン在住であり、英国や同性愛者(「ゲイ・マネーが英国経済を支える!?」なんて著書もある)についての著書も多い。その入江氏の新しい本が出た。「秘密のロンドン(洋泉社MOOK)」。



別の著者による「秘密のロンドン50」なんて本もあって、ややこしい。

入江氏のこの本だが、よく出来ている。なんと言えばいいのか。「ありきたりでない」という印象。入江氏が独自に選んだ入江氏オリジナルのロンドン。

「観光ガイドを捨てよ、町へ出よう」とある。そのとおり。入江氏はいつもとっても具体的、実際的だ。京都についても、ロンドンについても。ありきたりの観光案内などしない。



そうそう。



入江氏らしい。



最近の新聞を見ると、団塊世代以上向けの旅行広告だらけである。大昔海外で驚かれた「ノーキョー・ツアー」から内容的にはほとんど変わっておらず、「あの城見ました、この肉料理食べました」で街を移動して行くものだ。

「どうしてロンドン本というと代わり映えしない内容のものばかりなんでしょうね」と入江氏は言う。しかし一般の観光旅行とはそもそも「代わり映えしない」ものであり、それがポピュラーなんだから仕方がない。世界中、19世紀からずっとそう。THOMAS COOK創業の頃から。



犬には事欠かない彼の国。



入江氏は、バッキンガム宮殿や湖水地方のポターの家など、解説しない。ポターの家など日本人だらけになり、ついに入場制限も出ているとか。それでも行こうとする人は多いという。

入江氏は街中を歩きまわり、彼独自のスタイルで案内をしてくれる。案内する場所も独特なら、それについての彼の見解も独特だ。市内の墓場や廃墟やヘンな博物館やチャリティー・ショップや日本人客がいそうもないレストランを案内してくれる。不思議な現代アート(落書きの部類か?)の作者、バンクシーについても長々と解説している。「英国文化なう」としてどういうものがあり、それに人々がどのように対応しているかを知るには持ってこいの題材だ。こういうものこそ、現地へ行き、見て、理解するしかないということになる。

バンクシー氏のサイトを隅々まで見てみよう。http://www.banksy.co.uk/ クリックすると次々と奥へ進めるが、どうやればいいか詳しい説明があるわけでなく、ちょっと面食らう構成だ。そんなことも現代アートが持つ雰囲気の一部分か。

入江氏の英国本は数多いが、こんなのも過去あった。



「ミーハーじゃん」と思うなかれ。

やはり彼は生活密着型で実際的な著者なのだ。延々と王室御用達の日用品を調査している。洗剤やら洗濯バサミ。残念ながら、現在これは古書でしか手に入らない。でもAmazonで簡単に買えるぞぉ。



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タマァ~ゴゥな生活@七里ガ浜自宅厨房

2012-07-28 04:35:47 | 食べ物・飲み物
tamago [tama:gou] な生活。



タマァ~ゴゥをいっぱい食べる我が家。コレステロールたっぷりな一家、コレステローラーズ。

「ローラーズ」つながりでこちらをどうぞ♪



加えてタマネギとパプリカ。



ザクザクッと切る。



混ぜる。塩と胡椒。ハーブをいろいろ。



タジン鍋登場!



オリーブオイルを入れて熱して、そこに流し込む。



豪州産ヴィオニエを飲みながら調理。これ、うまい。



端っこがちょっとかたまって来たら、とろけるチーズをのっける。



フタして熱する。プクッ・プクッ。



完成だ。



腹が膨れるぅ~。



とっても安あがりぃ~。

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シンガポール風(?)カレー風味焼きビーフン@七里ガ浜自宅厨房

2012-07-27 07:17:20 | 食べ物・飲み物
面白い本が出た。エスビー食品の社員が知恵を絞り編集したカレー粉をつかうレシピ集だ。各部門の社員が順番に簡単でおいしいメニューを紹介している。私、ここに入社したい。入社出来たら、一生懸命レシピを考えることだろう。簡単でおいしいレシピを。



その中にこんなのがあった。カレー粉を使った焼きビーフンである。



エスビー社、関西ビジネスユニットの田嶋さんがお得意のメニューだそうだ。



だから私もビーフンを買って来た。自分の好きな材料で作ってみよう。味つけも適当だが、ビーフンって、誰がどう作ってもたいていおいしくなるものである。



別に、この本に従う必要はなく、普通に焼きビーフンを作る要領で、最後にカレー粉を加えればよい。



具は、豚バラ、ニラ、ムキエビ(冷凍)とショウガ少々。それだけだ。炒めて、塩、コショウ、醤油で先に味つける。

中華ガラ出汁スープを入れて沸騰させる。



麺をぶちこむ。



最後にカレー粉を入れる。そしてゴマ油をかける。



かなりおいしいぞ。カレー粉を調整すれば、お子様が喜ぶこと確実。

この記事のタイトルにある「シンガポール風」という言葉の意味だが、なぜだか理由を知らないのだけれど、カレー風味に仕立てた焼きビーフンは「シンガポール風」と呼ばれることが多いのである。どうしてなんだろう?

こんな具合だ。→ http://www.tastehongkong.com/recipes/singaporean-fried-rice-noodles/
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ビアンキのミニベロは埼玉県へ移動

2012-07-26 00:00:10 | モノ・お金
先日我が家の自転車ビアンキのミニベロをある方に差し上げた、という記事を書いた。

するとその方から画像が届いた。

その方とは埼玉県某所にお住まいのご夫婦(下の画像)。



卓袱台左側の奥さんは・・・わかる。

でも、右側のダンナさんって・・・何者?
赤や黄や青の原色が好きで、やたらと腕が長いみたい。ダンナさんって、人間?

奥様は妻の友人で、笑顔がとってもステキな方。でも自転車に乗るのは、右手のダンナさん。

**************************************************************

いやいや・・・本物のダンナさんは下の画像のとおり。
「似た者夫婦」とはよく言ったもので、目も鼻も口も、色と形が奥様とソックリだ!



息子さんもこの自転車に乗ってくれるるらしい。息子さんも目鼻口が黄色で、顔がソックリ。家族皆同じ顔。



ご家族で自転車をかわいがってくれて、どうも有難う。
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最近の通販生活@陸の孤島七里ガ浜・・・YELLOWGLEN + K-SWISS

2012-07-24 00:00:30 | モノ・お金
日本経済は全くバブリーでないけれど、ワインはバブリーなものが選ばれるシーズンに突入した。



豪州のスパークリング、イエローグレン社のピンク。
3人の「バブリー・ガールズ」を起用して、毎年コマーシャルに熱心な企業だ。

コーポレート・カラーは薄めのバイオレット。
そしてイメージはとにかくバブル。泡が命。



こちらの女性はバブリー・ガールズではないが、同社のTVのAd。
泡・泡・泡。



七里ガ浜は陸の孤島なのだ(海に面しているのに)。スーパーは思いっきり小さいのがひとつだけ。魚屋さんはなし。よく東京の人から「おいしい魚が手に入るでしょう」と言われるが、手に入りません。クルマに乗って買いに行くのであれば別だけれど。

ということで通販はよく使う手段だ。氷見市(富山)のビレッジセラーズから届いたばかり。15年ばかりお世話になっている。豪州産を買うなら、一番便利なディーラーだ。



高額なものを除けば、合理的な豪州産やカリフォルニア産ワイン・メーカーは栓をどんどんスクリュー・タイプのものに変えているが、スパークリングだけはそうは行かない。



ボトルの下の方に小さく「Pink」とあるシャレたデザイン。



2本購入。



ピンクっちゅうくらいだから、ロゼのスパークリング。



ピーターレーマン社も伝統のラベルを捨て、新しいデザインになった。馴れたものが変わるのは古いファンである私にとって寂しいものがある。



全部で12本購入。



勢ぞろい。お安いものが多い。



********************************************

さて、もうひとつのお買い物。

K-SWISSのClassic。オールレザーのテニス・シューズを世界で初めて生産した米国の会社が今も作る、名前の通り古典的なスタイルの製品。



このロゴ、見たことありますでしょう?



この製品を買うのは2回目。3,000円台でゲット。私のサイズだけがその値段で売られていた。



ついでに妻もゲット。なんと送料込みで2,900円。



かなり細長く真っ直ぐなスタイル。最近のスニーカーやテニスシューズは、クルマのデザイン傾向と同じでやたら丸みを帯びているが、これはその対極にあるもの。

どうせまた1年経たないうちに靴底に穴が開くことだろう。



私の履き方が悪いのか?
庭を歩いてみる。

「ボクには何か買ってくれないのだろうか?」と私の横で茶々之介が唸る。



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八ヶ岳西麓原村の7月の滞在(6) 原村のてっぺんで静かにすごす

2012-07-23 05:05:40 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
山荘に行ったらいつも山荘の中にこもっている。買い物とワンコの運動以外は。

諏訪地域のLCV FMが誕生して早くも5年。早い。



76.9で stay tuned。 そうすると、非常に古く、中途半端でゆるーい感じの曲ばかりが流れて来る。



例えば、こういうの。



「遊び上手なミツオにサダオ♪」って誰?
「ビューティフルなお話ねぇ~♪」ってスゴイ歌詞だな。

暑い夏も、この山荘の中なら大丈夫。真夏のここは天国です。



竣工後13年経った。そろそろ外の木部は再塗装しないとね。シッケンズで。高いところは足場を組まねばならず、塗装屋さんにお願いせねばいけない。



玄関ドアだけは、何度も自分で塗った。



ドア周りの変わったデザインで気に入っている。



蛾が壁と一体化。



室内にはトカゲ。八ヶ岳倶楽部で購入。



タテに長ぁ~いお面。確かケニア製。



今回の滞在中は曇天が多かった。貴重な晴れの画像。



緑が濃いカラマツ。このブログでは何度も登場している木で、我が山荘のすぐ正面にある高い木だ。



近隣の、とてもオープンにキレイに敷地を管理されているお宅、その1。



キレイなお宅、その2。



高木に囲まれた我が山荘。しかし秋になるとすべて落葉して景色が一変する。イメージがまったく変わるのだ。



今回の滞在中は最高気温がこのあたりだった。でも昨年は28度くらいになるのを見た。ここは別荘地としては相当涼しい方だが、それでも「夏でも寒い」は過去の話になりつつある。



外が暗くなって来た。



滞在がまもなく終わる時というのは、なんとなく寂しく感じるものだ。



暗い中、クルマのボンネットにカラマツが映る。


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八ヶ岳西麓原村の7月の滞在(5) 蔦木宿(長野県諏訪郡富士見町)で遊びまくる茶々之介

2012-07-21 11:07:43 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
あぁ~耳の中を拭かれるのはいやだ。目もいやだ。オレは外で遊びたいんだ。
みんな見てくれ、これは虐待だ。オレはこんな生活いやだ。犬は外で遊ばないとダメなんだ。



コォ~ロラァ~ドォ~・ラァッキィ~・マウンテン・ハァ~イィ~♪
アイリッシュなオレも、夏の山ではアメリカンなこの曲さ。乾いた空気。山と川。天まで響け、ジョン・デンバーの澄んだ歌声♪



あっ、コロラドだ! 



違った蔦木宿だ。ここは信州と甲州の境界線近く。昔は宿場町だったところだ。

まずはションベン。ごめんなさいね。



ヤッホォ~イ。コロラド気分でジョン・デンバー。



たまらんぞ。馬になった気分だ。どうだぁ? オレ、馬みたいだろ?



しかし誰もいないところだねぇ。かーちゃん、ボール投げてみぃ?



川に突っ込んでボールをとる。石もとる。喜んじゃう。



かーちゃんところに戻る。オレ、速いぃ?



蔦木宿はコロラドだ(言い切るわりに、オレはコロラドに行ったことがないんだけど)。誰もいないなぁ。なんでだろ?



コロラドの馬は走り続ける。



とーちゃんの前でカーブ!



ほら、とーちゃん、欲しいか、これ?



あげないもんねぇ~。



ちょっと疲れて来た。水、いっぱい飲んだ。



なんて楽しいんだ、ここは。



もっと遊ぼう。



ねえ、もっと遊ぼう。



あぁ~~。クルマに載せられた。ボトボトだわ、オレ。



もう帰るの? ホント? もうちょっと遊ばねぇ?



いいんです。もう川原でクルマがドロドロですから。

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八ヶ岳西麓原村の7月の滞在(4) 犬の生活と人間の生活の折り合い

2012-07-20 00:00:36 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
発展著しい自由農園原村店。人間はここで買い物をしないといけない。人間は忙しいのだ。



隣接して808 Kitchen & Tableも誕生。駐車場はたっぷりあるし観光客は来るし、ついにレストランが出来た。「たてしな自由農園」って、昔は茅野の国道沿いの小さな八百屋さんだったのになぁ・・・。



このブログで何度もご紹介しているスズキヤさんの商品も販売中。



何だか少ないなぁ・・・と思っていると、



夏休みだからか、ジンギスカン肉も品薄状態らしい。



・・・ジャガイモを買った。

オリーブオイルで揚げて、クレイジーソルトとローズマリーで食べる。酒のつまみに良い。特にビールに最高。加えてソーセージで腹いっぱい。



すると・・・

茶々之介は外に行きたい、と言う。



ヤブの中に頭から突っ込みたい、と言う。



いろんなニオイがして楽しくはあるけれど、別荘地内の散歩くらいでは我慢出来ない、と彼は主張する。

だからといって、こちらは茶々之介の相手ばかりをしていられない。

また別の日のお昼前、キーマ・カレーを作る。



酒も飲みながら。横笛も高天も諏訪地方のお酒。



うまいんだぞぉ。



ぶっ通しで中華鍋でやってしまう。煮込み中だ。



かーちゃんが玄関脇のゴミをとるのを睨んでいる茶々之介。どこかへまた連れてって行って欲しい。



キーマ・カレー作業終了。慌てて食べる。



あまりうるさいので、お約束のこちらへ。原村の農場(八ヶ岳中央農業実践大学校)の広場へ。



どりゃぁ~。



ボールくわえて走る。



でも彼は飽きたらしい。今一つ盛り上がりに欠けるラン。

その農場産のタマゴ。おいしいんだぞぉ~。これを使ってご飯。



小女子(コウナゴ)とたくあん。



あとはネギと七味と胡椒と醤油と塩と大量のゴマ油があればいい。
自慢じゃないが、これ、かなりおいしい炒飯。実は自慢。
シラスとは異なり、小女子は魚っぽさや磯の香りが強い。肉の旨味もあるので、和風炒飯っぽさが強調される。



その後・・・奥様はヨガの最中。



もっと、遊んでくれよぉ~、と茶々之介。

いくら相手をしてもキリがないワンコ。人間も忙しい。犬の生活と人間の生活の折り合いをつけるのは難しい。
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八ヶ岳西麓原村の7月の滞在(3) 原村の中の英国の中でソバ

2012-07-18 07:58:38 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
いきなりですが、ヘンデル♪



バラ。ここは原村の中の英国だ。バラクラがあるのは茅野市。こちらはあくまでも原村である。



この日は「クリーム・ティーにどうぞ」と誘われ、みたいな。



夏の日差しも原村なら心地よい。



壁をバラが這う。



良いお庭になりましたねぇ。



バラ好きは庭を見る。小屋もスタイリッシュ。



手が入っていないようで、手が入っている。



屋内はアンティークだらけ。ドアも建具も家具も。



こちらもそうだ。



創業時から販売もしている。どうですか、あたなも? お宅の内装に使いませんか?



クリーム・ティーというのは冗談。目的はソバなのだ。
特製鴨せいろ(1,600円)。普通の鴨せいろの300円増しで、鴨肉2倍出しだ。空腹な方には、ちょっと値が張るこちらをお勧めする。



こちらは、私が鴨せいろを食べたテーブルの脚部分だ。家具もみな、英国のアンティークなのである。



原村の中の英国。関西弁が飛び交う厨房から、しっかりしたソバが出てくる香草庵へどうぞ。
私はたまぁ~に、訪れる。休日はいつも満員。ソバの数に限りがあるので、売り切れとともに閉店。

香草庵のHP:
http://www.lcv.ne.jp/~kousouan/
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