前回の記事で紹介したポスターを額に入れてみた。なにも第二次大戦中でなくても、この言葉は十分使える。
このとおり。額は紙製でビックカメラで180円だ。
どんな困難に遭遇しても、騒がず粛々と参りましょう。
ついでにお勉強も。リーダーシップという意味では傑出した人による著書で、今となっては歴史書だ。記録とともに、ところどころに彼のその時の悩みや思考が見える。
好調な時も慢心を戒めその時点でベストと思われる施策を尽くし、逆境の時には諦めてしまうことなく損失を最小化して次のチャンスを掴む努力を惜しまない。
読みふけってしまう。延々と淡々とCARRY ON。戦時中だけでなく、ビジネスでも政治でも適用可能な心構え。チャーチルの著書と合わせれば、上のポスターの背景もよくわかったという気になる。単に戦争中だったということではなく、当時のこの国の精神的傾向とでもいったようなものが見えるような気がするのだった。
この本の中に面白い記述があった。「日本軍は非常に綿密に計画を立て苛烈に攻めたてて来るが、何か計画どおりに行かないことがあると、そこから総崩れになる」というような意味のことをチャーチルは書いていた。
原発問題発生後繰り返された対応が良い例か。計画が綿密なほど、その計画どおりに事が運ばない可能性が高くなる。そもそも現実が計画通りに行くことはまずない。しかしながら計画どおりに事が運んでいないことが認識された時点ですぐに、当初期待されたものではないが選択しうる修正案の中でベストなものを選び、それを実現すべく迅速に次のアクションがとられなければならない。そこには常に一定のプリンシプルが必要なのだけれど、どうも日本人にはそれが欠けているのではないかという気がする。
さて19世紀から存在し、20世紀には両大戦で英国軍を文字通り「足もとから」支えた企業のウェリーズが到着。21世紀に入ってこの2~3年、理由は不明ながら日本でも大流行りだ。
私は山荘と自宅にそれぞれ一足、妻も自宅に一足これを持っているが、妻は新たにもうひとつ必要となったらしい。軍人並みのハードなワンコ散歩用。
最新号のENGINE。最近編集長が交代したクルマの月刊誌だ。それでもクルマ雑誌の中では、これが一番面白いと私は思う。
「洗練と野蛮が同居する」らしい。全体的統一感があるようで、個々はモザイクのようにバラバラな不思議な国である。
馬車の延長線上にあるクルマをいまだにタクシーに使う国でもある。
「仕事を除けば」という条件付きだが、ここ20年、私は旅行というものに出たことがない。
変わっているでしょう?
当然英国にも仕事以外では行ったことがない。家に常にワンコがいたからだ。残念ながら、机上で旅行を楽しむだけである。
オリンピック開会式。圧倒的に面白かったのは相変わらずこの人。
【Source: Guardian】
Rattle & Bean。
よく「こんな時に笑っていていいのか? 不謹慎な」などと言うが、違う。
極度の緊張を強いられ苦しい時こそ、少しはユーモアを。荘厳な式典でもそうだ。今やBPOの名指揮者も、英国人だからユーモアに最後まで付き合った。4年前の口パクとCG満載の時とは違う、オリジナルな大人のおかしさ。
この人の真骨頂はこちらだ。お好きな方は、どうぞ。
http://blog.goo.ne.jp/kama_8/e/4106cd4a5423ff7eb2372e7160f33af4
このブログの昔の記事だ。相当笑えるユーモア。
このとおり。額は紙製でビックカメラで180円だ。
どんな困難に遭遇しても、騒がず粛々と参りましょう。
ついでにお勉強も。リーダーシップという意味では傑出した人による著書で、今となっては歴史書だ。記録とともに、ところどころに彼のその時の悩みや思考が見える。
好調な時も慢心を戒めその時点でベストと思われる施策を尽くし、逆境の時には諦めてしまうことなく損失を最小化して次のチャンスを掴む努力を惜しまない。
読みふけってしまう。延々と淡々とCARRY ON。戦時中だけでなく、ビジネスでも政治でも適用可能な心構え。チャーチルの著書と合わせれば、上のポスターの背景もよくわかったという気になる。単に戦争中だったということではなく、当時のこの国の精神的傾向とでもいったようなものが見えるような気がするのだった。
この本の中に面白い記述があった。「日本軍は非常に綿密に計画を立て苛烈に攻めたてて来るが、何か計画どおりに行かないことがあると、そこから総崩れになる」というような意味のことをチャーチルは書いていた。
原発問題発生後繰り返された対応が良い例か。計画が綿密なほど、その計画どおりに事が運ばない可能性が高くなる。そもそも現実が計画通りに行くことはまずない。しかしながら計画どおりに事が運んでいないことが認識された時点ですぐに、当初期待されたものではないが選択しうる修正案の中でベストなものを選び、それを実現すべく迅速に次のアクションがとられなければならない。そこには常に一定のプリンシプルが必要なのだけれど、どうも日本人にはそれが欠けているのではないかという気がする。
さて19世紀から存在し、20世紀には両大戦で英国軍を文字通り「足もとから」支えた企業のウェリーズが到着。21世紀に入ってこの2~3年、理由は不明ながら日本でも大流行りだ。
私は山荘と自宅にそれぞれ一足、妻も自宅に一足これを持っているが、妻は新たにもうひとつ必要となったらしい。軍人並みのハードなワンコ散歩用。
最新号のENGINE。最近編集長が交代したクルマの月刊誌だ。それでもクルマ雑誌の中では、これが一番面白いと私は思う。
「洗練と野蛮が同居する」らしい。全体的統一感があるようで、個々はモザイクのようにバラバラな不思議な国である。
馬車の延長線上にあるクルマをいまだにタクシーに使う国でもある。
「仕事を除けば」という条件付きだが、ここ20年、私は旅行というものに出たことがない。
変わっているでしょう?
当然英国にも仕事以外では行ったことがない。家に常にワンコがいたからだ。残念ながら、机上で旅行を楽しむだけである。
オリンピック開会式。圧倒的に面白かったのは相変わらずこの人。
【Source: Guardian】
Rattle & Bean。
よく「こんな時に笑っていていいのか? 不謹慎な」などと言うが、違う。
極度の緊張を強いられ苦しい時こそ、少しはユーモアを。荘厳な式典でもそうだ。今やBPOの名指揮者も、英国人だからユーモアに最後まで付き合った。4年前の口パクとCG満載の時とは違う、オリジナルな大人のおかしさ。
この人の真骨頂はこちらだ。お好きな方は、どうぞ。
http://blog.goo.ne.jp/kama_8/e/4106cd4a5423ff7eb2372e7160f33af4
このブログの昔の記事だ。相当笑えるユーモア。