これはドガティ君が入るバッグだ。
ニューヨークではこれに入れればワンコも地下鉄にも乗れるらしい。
バッグの側面にはDougherty(ドガティ)の文字が縫い込まれている。
ドガティ君の名前はこのおじさんに由来する。
アメリカ人のドガティさん。犬のドガティ君の名前の二番目の音は「ガ」と濁らせないといけない。Doughertyと似たような苗字として他にもDohertyなどと綴られたりして、ドハーティとかドーティなどと発音もいろいろ変わるが、ドガティ君の名づけ親とも言える人間のドガティさんは、自身の苗字をそう発音するから。
そう、ドガティ君の名前は、この米国人ドガティさんの苗字なのだ。ドガティさんはとても良い人。
本日のドガティ君は英国製ジャケットで決めている。
七里ガ浜住宅地を行こう。
そしたら途中でお友達のモフモフ達に会う。
ドガティ君はモフモフされて幸せ。
お好み焼き屋さん横を通過した。
広島スタイルのお好み焼きをやってくれないかなあ。
江ノ電の線路横をスタスタ歩くドガティ君。
珊瑚礁(カレー店)の横を鼻をひくつかせて通過。
江ノ電を眺めるドガティ君を撮影するドガティ君専属インスタグラマーの妻。
イタリアンの名店アマルフィ裏を通過する。
見えて来たぞ、江ノ島だ。
あれが本日の目的地だ。
そう言うと江ノ島かー!とドガティ君が江ノ島を見つめるので、それを喜んだドガティ君専属インスタグラマーが、再びドガティ君を撮影する。
ますます近づく江ノ島だ。
鎌倉高校前駅横の踏切前にはインバウンドさんがいっぱいだ。
関東の駅百選のひとつとして認定される鎌倉高校前駅である。
だって目の前は、こんなこんな景色(↓)なんだもんねーー(笑)
また江ノ電が通る。
我々の歩く速度が遅すぎるのか。
あれが(↓)小動(こゆるぎ)の岬だよ。
あそこまでが七里ヶ浜だ。
恵風園病院跡地。
広大だけど、今後どうなるんでしょう。
江ノ電撮影の有名スポットだ。
しかし江ノ電は来ない。
小動の岬にある小動神社。
国道134号線をはさんで向かいを見ると、参道の名残がある。
参道の向かって左側はどういう土地になっているのだろ?
参道を国道がぶった切ってるのね。国鉄にぶった切られた円覚寺参道みたいだ。
Hunter Douglas。
ドイツに創業したブラインド屋さん。その後オランダや米国のあちこちに広がった。私も仕事でこの企業にちょっと絡んで、馴染んだ。
でもそのブラインド屋さんのオフィスがなぜか腰越漁業協同組合と同居している。
腰越漁協の向こうには、本日の目的地の江ノ島が見える。
鎌倉文士の立原正秋は無類の魚好きであり、鎌倉のあちこちを転居したらしいが一時期はこの腰越に住み、漁港で魚を購入し持ち帰って自分で調理したらしい。
立原正秋の小説は若かりし頃によく読んだ。美しい文章だったな。
ここが海沿いでは鎌倉の西端。
吉野家があるのさ。
もうちょっと行くと藤沢市だ。
藤沢に入ると建物が高くなる。
建築規制が違う。
覗けるところが全部覗くドガティ君。
そしてそれを撮影するドガティ君専属インスタグラマー。
なんとも若さ爆裂なオトコ集団のおかしな動画をご覧ください。
君たち、それやめなさいよ。
飯食ってらたトンビに集団で襲われた | I am attacked by the kite in the group.
動画開始後18秒くらいから始まるこのオトコたちの悲劇。
彼らの後ろに写っているのが、これらのマンション(↓)だ。
彼らが座っていたのが、ここ(↓)だ。
困った子たちだわ。
向うは片瀬漁港。
妻が好きなマンション(↓)。
画像だと分かりにくいが、その下を走る国道134号線から見ると、確かにとても美しい。
江ノ島が近づいて来たよ。
釣りをしている人がかっこいい。
やっと江ノ島に入った。
大昔からの観光地である江ノ島には古い旅館がいくつかある。
江ノ島は全体が神社の境内みたいなものだ。
しかしワンコも大歓迎。
すべてはビジネスだから。
それを楽しめばいい。
かわいい郵便局もあるよ。
この路地が魅力的だねー(↓)。
あちこちに路地あり、そしてお店あり。
うわーー、懐かしい。
昔はこういうかにをよく食べたな。
江ノ島を奥へ奥へ。
江島神社の鳥居がまたあった。
ミツウロコ。
鎌倉幕府の北条家と同じだね。
北条というとミツウロコだが、こちらのミツウロコはそれよりも古い話だ。
北鎌倉の山の中、円覚寺の60年に一度の洪鐘弁天大祭には、はるかかなたの海辺から江島神社もやって来る。というか、江島神社はその大祭の最重要メンバーだ。
江島神社の三宮をすべてお参りしましょ。
しかしそれにしても古いんだね。
でもこの石像は新しい。
とは言え古さではすごい
1450年記念って、どういうこと?
ここからエスカーという不思議な名前の乗り物にのりましょうね。
ワンコはケージに入れるか、ワンコ専用のすっぽり全体が入れるバッグに入れると、乗り込みオッケー。
光り輝くエスカーの内部を楽しむドガティ君。
「なんだこれは?」と、あちこち見まわすドガティ君。
だんだん上半身が出て来る。
それはルール違反だから中へ入りなさい。
そしてドガティ君はバッグに納まる。これは尻尾(↓)。
エスカーを下りたところが辺津宮(へつみや)だ。
エスカーって、便利。
ドガティ君もいるので、今回はエスカーを利用。
江ノ島へ来るのは何度めでしょう?
意外なほど来てないなあ。自宅から徒歩で来れるのにね。
こちらはおみくじ、お守りコーナー。
いらっしゃいいらっしゃい。
江ノ島で開運!!
あら、豆がもう出ている。あとで頂きましょう・・・なんて言ってたら帰り道にはそのことを忘れてしまった。
奉安殿だ。八角形で美しいというか、なんか楽しいね。
江ノ島の明るく楽しい一面。
江ノ島は参道から中へ進むと、島全体が神社であり、江島神社の3つのお宮さんと、江島神社に属する末社あるいは境内社がたくさん。そこをだれもが楽しめる仕組みになっていて、昔ここへお参りすることは、現代人がディズニー・シーにでも行くのにも似ていて、楽しかっただろうねえ。
こちらは八坂神社。京都のとは別ですよ(当たり前)。この神社もまたいろいろと面白いストーリーがあるので、ご関心ある方は調べてみてね。
またエスカーに乗る。
下りたところが中津宮。
本当に便利なエスカー。
江ノ島はヨットの本場。昔からね。
江ノ島ってそれのほぼ全体が境内なんだが、ここはワンコも歩くことが可能。
ドガティ君は楽しいらしい。
どんどん先を行こうとするドガティ君。
またエスカーの乗り場が登場した。
エスカーに乗って上へ上へ。
ドガティ君専用バッグから顔を出すドガティ君。
「エスカーっていいなあ」と思っているのだろうか。
【つづく】