「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

長野県飯田市の肉店スズキヤさんの鹿スジ肉をブランチで楽しむ@鎌倉七里ガ浜自宅厨房

2023-02-28 03:43:45 | 食べ物・飲み物
気だるい日曜日の朝。

妻はまた江戸へ出かけていて、私ひとり。

ドガティ君の散歩。トイレ掃除と風呂掃除。

その後しばらくしたら朝昼兼用のごはん。

それがなんと鹿にスジ肉。


スズキヤさんらしい商品だ。

鹿肉のスジを取りおいて、それをおいしいタレに漬けたものだ。


ついでに朝からシャルドネも飲んじゃう。


アヒージョを用意しましょうね。


お肉はこんなのよ。


先に網焼きを食べる。


焼くだけでいい。

味付けられているからね。

おいしいねぇ。山肉って個体のありがたみっちゅうか、肉本来のうまみがあるからね。


さて、アヒージョに取り掛かろう。

ニンニクと唐辛子を準備する。


そこへオリーブオイルを投入する。


塩も少しだけ入れよう。

肉には味が付いているが、塩を少し振ると味がしまる。

そして加熱。


バゲットを焼く。


高熱でオリーブオイルが沸騰中。


ちょっとだけ、乾燥したバジルをかけてみた。


完成だ。

熱々の鹿スジ肉をオリーブオイルごとバゲットにのせて食べましょう。


こんな単純なものなのに、どんだけうまいねん。


朝から鹿スジ肉というお話でした。

ジビエの御用命はスズキヤさんへ。通販可能。

情報はこちら: https://www.jingisu.com/
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鎌倉市・逗子市の境界あたりを歩く(2) まんだら堂、サリーちゃんの館、鎌倉逗子ハイランド、明王院

2023-02-26 17:36:50 | あちこち見て歩く
今日はめちゃくちゃ長いよ。面倒でなければお読みくださいね。

長いから、ゆっくりとベートーヴェンの交響曲第三番はいかが。

本日は前回の話の続きで、古くからの道を行く。

Beethoven: Symphony No. 3 In E Flat, Op. 55 -"Eroica" - 1. Allegro con brio


自分が世界で一番偉いという気になる、堂々たる交響曲だ。

この古道を歩く私にふさわしい。



私はまんだら堂や大切岸に向かって行く。

30年ほど前はこのあたりを私は縦横無尽に歩いていた。

正確な場所は忘れたが、たしかこのあたりに住宅があり、それがあることを巡ってそこに実際に住んでいる人と逗子市がもめていたように思う。


しかし今やそれがどこだったか、わからない。

道からちょっと上がったところに妙に整地されたようなところがある。


あぁ、これはきっとやぐらだね。


こちらは採石をした跡か。


明かに掘ってある。


このあたりの道も全部そうなんだけどね。


脇へ上がる階段がある。


ここがまんだら堂だ。



マムシに注意!たって、手を出す人もいないだろうに。


でも半ズボン姿でビーサン履いてうっかりマムシを踏んだりしたら、怖いことになりそうだね。

こちらがまんだら堂だ。


何年か前の逗子市によるここの公開時にたくさん撮影したので、このブログにも長々と掲載したことがある。


めったに公開しておらず、この日もそうだったから、フェンスの外から見ただけ。

こちら(↓)は再びの名越の切通。

おなごり惜しいが、別れを告げましょう。


そして大切岸、ハイランドの方面へ。


無縁諸霊之碑。昭和時代に逗子市が建てたものらしい。


わざわざフェンスで囲ってあるのだが、そんな大変なものなのだろうか。


どなたかご存じでしたら、理由を教えてね。

散歩コースに沿って埋め込まれたものがある。


おぉ~、これは逗子市の市章だ。


ここが逗子市であることを主張している。

ちなみにこれは逗子市の「逗」という字をデザインしたものですよ。

元逗子市民の私は、これを嫌と言うほど見て来た。

気持ちが良い道をどんどん行きましょう。


ちょっと英国風。


あちらでは牧場等広大な敷地の境界となっている垣根を歩行者が乗り超えるために、木製のステップが設けられることがあるが、それに似ている。

しかしここはどう見ても、普通にゆるい階段を設ければ済む話と思えるがな。

手前から一段下りる。


そして上る。


で、また一段下がる。


無駄が多いね。

必要なら土を入れて、緩い階段にすればいいのに。

やがて右手にフェンスが現れる。


そして、向こうに石積みの塀が見えて来る。


石積みの塀の向こうは住宅だ。

それもかなり大きい。


このブログを継続的に見ておられる方はご記憶にあるかもしれない。

ちょっと前の投稿で、山の上の通称「サリーちゃんの館」を掲載しましたでしょ。

こちらがそれ。


私は今、その裏を通り抜けている。


延々と続く敷地。


開いているように見える窓。でもガラス戸が閉じている。


すごい敷地だ。


サリーちゃんは堂々たる館にお住まいなのでした。

さて、これから大切岸へ行くよ。


あ、その前に石廟がある。


鎌倉末期のものらしいが、どなたを祀ったものなのかは不明。

市の指定だ。


こちらが大きめのもの。


こちらは小さめ。


あれ?


あ、ここは鎌倉市の管理なのね。


最初からずっとそうなんだが、鎌倉市と逗子市が微妙に混じり合い、自分が歩いているところが鎌倉市なんだか逗子市なんだかよくわからない。


また石柱が現れた。


今度はなんだ?と思ったら文部科学省でした。


逗子市も鎌倉市も文部科学省もそれぞれ頑張っているわけね。

あ、ここからもサリーちゃん。


サリーちゃんは巨大だ。

そして、ついにやって来た。

これが大切岸だ。


大切岸を「だいせつがん」と読んでいる方、いますか?

それは間違いです。

「おおきりぎし」が正しい。


ここはどうも採石場の跡だろうということが分かって来た。

私が逗子市小坪の住民であった30年ほど前、ここあたりをウロウロしていた頃には、まだそこまではハッキリしていなかった。


歴史は面白いね。


鎌倉観光に来られる皆さん、何度も申しますが、小町通りも八幡宮もよいのですが、こっちの方がはるかに面白いよ。


興味深いでしょ。延々と続く大切岸の横を歩ける。

どこまで掘ってたの?みたいな。


キレイに散策ルートが作られているので、そこを歩くだけ。

しかも人がいない。


なんて楽しい散歩でしょう。


終らない。

どこまでも続く採石の跡。


途中ですが、あちら(↓)は二子山。


このあたりを歩いているとあちこちから見える葉山の山だ。

二子山もとてもいいハイキングが楽しめる。

まだあるのかよぉ~、大切岸。


これでもか、これでもかと見せつけて来るね。


流れ落ちやすいところとそうでないところがあるんだね。

随分凹凸が激しい。


まだあるわ。


やっと終わった。

山道に入りましょう。


と、思ったらまたあったよ。


これもどう見ても掘った跡だよね。


それでもなんとか終了。

山道を行く。


そろそろハイランド住宅地に出たいわ。


お狐様。


なんとなく人里近いムード。


これは鎌倉逗子ハイランド住宅地の端っこだ。


富士山が見えるらしい・・・かすかに。


この日はお天気が悪かった。

私のカメラの性能もこの程度だった。

こちらが鎌倉逗子ハイランド住宅地の端っこだ。


鎌倉逗子ハイランド住宅地は、鎌倉市内における西武不動産が開発した住宅地3姉妹のひとつである。

他には、我が七里ガ浜住宅地、加えて西鎌倉住宅地。

いずれも最初の分譲は昭和40年代のはずだ。古い。

下の画像。セメントで枠を作り、その中にタイルを貼るというのは、当時の西武の開発でよく見られる外構デザインのひとつだ。


我が七里ガ浜住宅地でも一部に見られるのだが、ここ鎌倉逗子ハイランド住宅地ではかなり多く見られる。今もたくさん残っている。今回の投稿で、それをたくさんお見せしましょう。

今まで歩いて来たコースもそうだが、この住宅地も逗子市と鎌倉市が入り混じる。


ここは逗子市だ。

でもこちら(↓)には「かまくら幼稚園」と書いてある。

ここは古くからある幼稚園だ。


確かに浄明寺(鎌倉市の一部)とあるね。


入り混じっているんですよ。

ほら。これ(↓)をご覧ください。


セメントで縁取りして、中にタイルを貼るこの外構デザイン。

ここには多いでしょう?

この住宅地はサクラが多い。我が住宅地と同じだね。


ほらまた現れた。セメントとタイル。


夕陽台公園。古い看板だね。


ありきたりな名前だが、この名前は京急バスの行き先として有名だ。

鎌倉駅からあるいは逗子駅から、バスが出ている。

この公園の前も桜並木の住宅が広がる。


下がって行きましょう。

下の画像の右手にもセメントとタイルの門構えが見えるでしょ。


ほら、ここも。


もういい!と言いたいところでしょうけど、見てください。

これが昭和40年代から50年代にかけての西武の外構デザイン。

セメントの枠にタイル。


サクラ並木が見事な住宅地だが、サクラというのは老木になると弱い。

しかも少々植え方が可哀そう。もう少し考えてあげないとね。


ここもまたセメント&タイル。


ここがこの住宅地の鎌倉側の出口だ。


この並び(↑)はたしかこの住宅地の最後の分譲だったと思う。

ハッキリ覚えていないが、1990年代の途中だったような。

私はお腹が減った。だってもうとっくに昼を過ぎている。

ミニストップへ寄りましょう。


買い物をして、明石橋脇の公園へ。


ルイボスティーを買った。お腹も空いているが喉も乾いているのだ。


そしておにぎりを2個。ネギトロと北海道産昆布。


寒い中のベンチでの食事だし、なんとも簡単な食事だけど、腹が減って喉が渇くとなんでもおいしいねえ。

これが明石橋。


下を流れるのは滑川。


この川がやがて鎌倉のど真ん中を流れ、相模灘へと注ぐ。


ついでだからちょっと寄り道。


明王院だ。

鎌倉市の北東端、鎌倉市十二所のお寺。


穏やかな山の寺だね。

本当にいい雰囲気。去年も一度私はここに来ている。

明王院の由来はこちらをご覧くださいね。


鎌倉の北東という鬼門の位置にあることから、ナントカ明王、カントカ明王・・・と5体の明王をお祀りし、鬼門除けをしたのが名前の由来らしい。

外から撮影して終了。


十二所っていいところ。

どこか落ち着いていて。


バスに乗る。


これですぐに若宮大路へ。


鎌倉駅で下車してカルディへ立ち寄り。


そして鎌倉駅から江ノ電に乗る。


すぐには自宅に帰らず、極楽寺駅で下車する。


そして歩く。

今日は歩く日だ。


定食屋さんのヨリドコロ越しの稲村亭。


でも私が行くのははぶか牛肉店。


そこでハチノスを買う。700gくらいかな。

にこやかな店主さんと会話。

いつも明るい方だ。


そしてまた細い路地を通って家へと向かう。


よく歩いたなぁ~。疲れたわ。
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鎌倉市と逗子市の境界あたりを歩く(1) 大町、邦栄堂製麺、名越の切通

2023-02-25 12:43:44 | あちこち見て歩く
稲村ヶ崎へ。徒歩だ。


鎌倉市って路地にコンクリート・ブロックを置くのが好きだね。


稲村ヶ崎近くの谷戸は、やたら高いところに家がある。


あ、ここもコンクリート・ブロックだ。


またあとでも出て来るよ。
電車
江ノ電稲村ヶ崎駅から鎌倉駅方面へ行く電車に乗りましょう。


鎌倉駅に到着。


若宮大路を横切ろう。


鎌倉の中心。

おんめさまへ。


本覚寺さんを通らせてもらう。


ただ通り抜けるだけ。


妙本寺を見ながら、右へ(南へ)曲がる。


それじゃしばらく前の投稿と同じで、大町から名越の切通しへ行くのか?

さあ、どうなんでしょ。


コンクリート・ブロックを敷いた路地を次から次へと抜ける。


ぼたもち寺前を通過。


八雲神社前を通過。


そこから左へ折れて、県道を西へ。

逗子方面だ。

こちらも古いお稲荷様。



その言われはこちらをどうぞ。


疫病がはやり、夢で言われたとおり菜種を撒いてそれが成長したら服用して疫病が鎮まるというお話。

お狐様。


このお稲荷様は、別願寺境内の道路沿いにあるよ。


安養院脇を通る。


犬の飼い主のふん放置は鎌倉市でも大問題。さすがに放し飼いはまずないけど。


でもどうしてここで横浜市なんだ?

有名な安国論寺。


日蓮上人にまつわることは鎌倉では多い。


あちこちにあるんだよね。

さらに奥へ進む。大町はけっこう東西に長い。


細い道。


じゃーーん!

現れました。邦栄堂製麺さん。


ここで平太麺を買う。


つけ麺用の平らで太い麺だ。


右に行っても左に行っても名越の切通。


それは昔の道。

現代の名越坂はなだらかに上がり、下の画像正面の小坪のトンネルを抜けるか、もっとなだらかに横須賀線ですばやく通り抜けるかだ。


しかし昔はこの山を上り、名越の切通を抜けた。

JR横須賀線はご覧のとおり、ほぼ水平に逗子へと通り抜ける。


ここは名越坂踏切。



しかしこの土地はヘンだ。

JR横須賀線の上りと下りの線の間に妙に広いスペースがあり、そこが畑になっている。

どう見てもそれはJRが管理してるのではなく、どなたか個人が管理しておられるようだ。手寧にビニールが被せられた畑、あるいは草花。


カラス除けもあるからねえ。


畑なんだろうね。

大昔からの個人の土地の所有権なんだろうか。

先日もやって来たが、再び名越の坂に入る。


ストーリーにご関心がある方はどうぞ、お読みください(↓)。


この下の画像を見ると、傾斜の具合がわかる。


「なんだ緩い傾斜じゃないか」と思う人もいるかも。

そうでもないんだな。

だってアッと言う間にJR横須賀線から遥か上の方に上がってしまうよ。


そこで道は分かれる。

左は私有地らしい。右は名越の切通への道だ。


左の道を上がるとごらんのような状況(↓)で、コンクリート・ブロックの擁壁の状態があり、以前はその左側に住宅があったと思う。


名越の切通を鎌倉市大町側へ抜けた人が最初に出会うのがその住宅だったはずだ。

その住宅に住んだ人は、毎日この景色を見下ろしていた。


その住宅の下が私が歩く名越の切通へと続く道だ。


私が歩く道とコンクリート・ブロックを積んだ擁壁との関係はこのとおり(↓)。


現在では絶対許されない擁壁だねえ。

コンクリート・ブロックの向こうは高く堆積した土で圧力がかかり、長い間にはこの擁壁は外側に向かって倒れる。

早めに通り抜けましょう。


そして大昔からの道を通る。

これ、前から気になっているんだけれど、何でしょう?

庚申塔と首の落ちたお地蔵さんがある。


右端のこちらは新しそう。


どなたかこの由来をご存じですか?

さて古道を行くぞ。


いつ来てもいい道だ。


まったく人とすれ違わないなあ。

だれも来ないのか。


なぜ来ない。

小町通りや八幡宮より面白いよ。

巨大なケヤキの老大木の根。すごいな。


よくまあ伸びた根だ。

人が通るので、左側は土が落ちてる。気の毒に。

左から来た私は右へ行く。


ここまでのところ、前回の名越の切通への旅と同じ。

まあいいじゃないですか。

名越って訪れる価値があるところ。


はいはい、きつい上りはこのあたりで終了だ。


いつ見てもいいねえ。

これまでにここを通った人の数を推計できないかね。


名越の第三の切通を抜ける。

鎌倉に入って来る順番だから、逗子市側から鎌倉市へ向かって第一、第二、第三の切通となる。今私は、鎌倉市側からそれを逆に通り抜けているところだ。


穏やかな道が続く。


もう逗子市に入っている。


逗子市の解説があるよ。

これが昔の名越坂だったわけよ。

次に第二の切通を抜けることになる。


いいねえ、この画像(↓)。


「私は旅してるぞ」ってイメージに浸れる。


そしてやがて第一の切通へ。


この狭さが美しいよ。

大事にしましょうね。


ここを通り抜ける。

すると広いところに出る。

ここを抜けて行けば、かつて私が住んでいた逗子市小坪1丁目だ。


しかし今回はそうはしない。

やっとここからが新しい展開だ。

私は切通を逆走する。


この細くて美しい名越の第三の切通しから、コースを元に戻る。

何回見ても惚れ惚れする切通だ。

名越切通の第一。


逆走して来たよ。


最近高速道路を逆走する高齢者が話題だ。

私もそのうちするのかも。

本日は大切岸方向に行きたいと思う。


【つづく】
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八ヶ岳西麓原村(11) 最後の日

2023-02-24 14:03:06 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
八ヶ岳西麓滞在記も今回が最終回だ。


薪ストーブを焚き続ける生活だったね。


ランチが終了。

奥様はお昼寝中。


奥様もワンコ様もよく寝る。

この日は曇りだった。


午後になると霧が出て来たのだ。


山ではよくあること。

これがまた幻想的で、いいんだな。


霧の向こうでなにかが動いたなあと思うと、鹿でした。


かなりの頭数の群れだ。


もっと近くで撮影しようとしたら、逃げて行ってしまった。

なかなかうまく撮影させてくれないね。


この霧の中を出かけてみましょう。


クルマに乗って、ノロノロと別荘地を下る。


またやって来ました。自然文化園。


そこしか行くところがないの。

だって歩きやすいし。


「おかーさん、先が見えませんね」とでも言っているかのよう。


勝手知ったる自然文化園を歩き回る。


散歩というか、なんというか。

霧の中をトボトボ歩く。


私はこういう天気、結構好きなんですけどね。

ドガティ君はあまり面白くないらしい。


ではそろそろ帰りましょう。

ガソリンスタンドに寄る。


原村の中心とも言える場所が、払沢交差点だ。

村役場があり、ガソリンスタンドがあり、Aコープがある。


東京で言えば丸の内みたいなもの?(笑)

ノロノロ走って三井の森へ戻る。


ストーブの前で濡れたものを乾かし、ドガティ君は二回目の昼寝の態勢。


「ボク、眠くなってきました」


君は本当にハンサムだねえ(←おやばか)。

どうぞ、寝てください。

本日のイベントは終了したから。


夜になると、Aコープで買って来たお惣菜を食べて晩御飯が軽く終了する。

並べただけの食事(笑)。


これでごみも全部片づける。

明日の朝、出発前にあと少しだけごみが出るかな。

私はAコープのかんぴょう巻きが大好き。


この日は終了。

**********************************************

翌朝は早くに起床!! 

すぐ鎌倉に帰るつもりだ。

これはウサギだね。山荘の周囲は動物のあしあとだらけ。


霧も晴れて、阿弥陀岳が見えて来た。


パスコのたっぷりホイップあんぱんを食べよう。


私の好物。

本当にホイップもあんもたくさん入っている。

そしてえのきヨーグルト。信州らしいね。


信州大学が関わっているらしい。略して信大(しんだい)。


でも「しんだい」と言うと、信州大学のことか神戸大学のことかわからない。関西で「しんだい」って聞いたら、だれもが神戸大学(神大)を思い浮かべるだろうね。

ところが同じ「神」という字を使うのに神奈川大学の略称は「神大」と書いて、それを「じんだい」と読ませるらしい。


えのきの味はしないな(笑)

八ヶ岳の話はこれで終了だ。
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八ヶ岳西麓原村(10)ドガティ君はまた雪遊び、ベーコンと野菜のスープとBergのエピ

2023-02-23 06:02:42 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
毎回毎回同じような画像で恐縮だなあ。

ターシャ・チューダー(故人)って知ってますか? 

美しい米国的カントリー生活を実践する女性なんだが、その本を読んでいるとあまりに退屈(←失礼)だった。

しかしこのブログもその種の退屈さでは負けてはいない。

こちらは朝ごはん。


山荘滞在中に知ったことが2つある。

ひとつは、尊敬する音楽家バート・バカラック氏が94歳で亡くなったことだ。

彼は1960-70年代に数々の名曲を生み出した人だ。

Burt Bacharach - Make It Easy On Yourself♪


これは彼の作品であり、彼がオーケストレーションも行い、指揮してピアノを弾いて歌ったバージョン。

素晴らしい音楽家だった。

ご冥福をお祈りします。今後も彼の音楽を聴こう♪

もう一つは、日銀新総裁に植田和男先生が就任されることが決まったということだ。



一気にに時計を逆戻ししましょう。1980年代前半の話だ。まだ若い植田和男先生が海外から帰国、私が経済学部の学生として在籍していた大学の経済学部に助教授として迎えられた。私が経済学部本館のトイレに入って小用を足していると、となりに就任直後の植田先生が来られた。先生はマクロ経済を教えておられたが、私はすでにマクロ経済は他の教授から教わっていたので、植田先生から教わることはなく、私にとって植田先生との思い出と言えば、そのトイレの思い出のみ。

そうなのです。私は日銀新総裁と並んで小用を足したオトコなのです。植田先生は私のことを絶対記憶されていないだろうという自信が私にはあるが。

さてYCC(イールド・カーブ・コントロール)、無制限の国債買いは今後新総裁のもとで、どのように修正あるいは撤廃されるのか。簡単ではないよ。下手したら日本のクレジットが躓く。その時は円金利は上がるのに、円高ではなく、超円安になったりする。外貨資産を持つか。今から?(笑) 今年は厳しいと思う。きっと米国株式はまだ下がる。

雪の日の朝、またドガティ君の運動に付き合う。

ブーちゃんがいるよ。


「おとーさん、それで遊びましょ♪」


好きなだけ走りなさいね。

ブーちゃんを追いかけて。

おとーさんもおかーさんも暇だから、いくらでも付き合えるよ。

周囲に誰もいない。遠くで鹿が見ているかもしれないけどね。

七里ガ浜の砂も面白いが、雪もサクサクして面白いでしょ。

走って楽しんでね。


このブーちゃんは壊れないね。

前回もかなり激しくカミカミしてたけれど、今もまだ大丈夫。


雪が一旦凍って表面が固くなったらしい。

ボールが雪に埋もれず、表面を滑るので、ドガティ君はますます興奮する。


楽しいねえ。

ドガティ君がうれしそうなので、どんどんボールを投げちゃう。


みなさん、ジャック・ラッセル・テリアって面白い犬種ですよ。

私が今までに飼った犬種は以下のとおり:
ヨークシャー・テリア
⇒ミニチュア・シュナウザー
⇒ゴールデン・リトリバー
⇒アイリッシュ・セター
⇒ジャック・ラッセル・テリア

どれも面白い子ばかりだったな。


延々と雪の中でボールあそび。


次は逆方向。下から上へ走ってもらおう。

かなり疲れたはずだ。

斜面のボール遊びって、ワンコは喜びながら疲れる。

両方向に走るからね。常に上りがあるのだ。

寒そうに見えるだろうが、この日の気温は標高1,600mでも摂氏でプラス。

雨が降っていた。


雪が溶ける。

屋根には雨が降る。


冷たい雨。

それでも我々は遊ぶのだ。


さあ、ドガティ君も散々遊んだので、屋内に戻ろう。

薪ストーブを点火。


次の私の課題は、2日前、妙に早く買ってしまったレタスをどうするっていう大問題。


煮てしまいましょう。

野菜スープとして。

さらにこのかなりヤバくなっているニンジンをどうしましょうという問題もある。


端っこは削って、小さなサイコロ状に切りましょう。

タマネギもキュウリも。

ニンニクはみじん切り。レタスをちぎる。

ベーコンはころころと適度な大きさで。


油にニンニク。


加熱して香味野菜を入れる。


サッと加熱する。

さあ、余った野菜を全部片づけちゃうよ。

だって、鎌倉に戻る日が近づいているからね。


このレタス。


なるべく多くを煮込もう。

レタスなんて煮ればいくらでも食べられる。

味付けはマギーブイヨンと胡椒。それだけだ。


八ヶ岳西麓標高1,600m地帯の水を加えましょう。


そして煮る。


あ、また雪だ。


どんどん降って来るね。

これもまた巡り合わせだ。


ダイヤ菊も鍋にちょっと注ぎましょう。


夜になったら、これをゴクゴク飲みましょうね。

さて、前日Bergで購入したエピを半分に切ろう。


そして軽くオーブントースターで焼こう。

最後にレタスを鍋に入れた。


ここから10分ほど煮る。


すぐに出来上がるよ。


雪遊びで疲れはてたドガティ君。


良かったね。

また夕方には遊ぼうね。君の前後の脚の筋肉はすごいわ。

あとちょっとだよ。


完成したランチ。

エピを食べよう。


ベーコンと野菜のスープも食べよう。


味は決まっているね。


おかわりもあるよ。

どんどん食べてね。

ドガティ君はねんね。


だよねー。疲れたよね。

【つづく】
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八ヶ岳西麓原村(9) 山荘内で静かに過ごし(そればかり(;'∀'))、また自然文化園へ

2023-02-22 03:06:36 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
山荘の中で静かに過ごす。

グリモーのピアノ。



美人さんです♪ この人はオオカミを保護することに熱心。

有名なこの曲を。

Beethoven Piano Concerto No 4 Helene Grimaud


雪ももう降ってない。

もともと雪の時からそんなに気温が低かったわけではない。

しかも山荘内はどんどん温まっていたから、山荘の屋根も温まり、雪が屋根からすべり落ちていた。


屋根や軒の設計は大事だ。こういう場所では落ち葉が多くて樋が詰まるし、雪がごっそり屋根から落ちる時に樋もいっしょに落ちることがあるので、樋は付けられないことが多い。

すると屋根から雨がそのまま下に滑り落ちる。軒を長く出しておかないと、屋根から外壁のすぐそばを雨水が落ちることとなり、ウッドデッキがある場合、そこに落ちた雨水はすぐ近くの外壁に跳ね返り、外壁に苔がへばりつきやがて外壁が腐り始める。

樋が付けられないのなら、ウッドデッキを作る場合、妻壁側に作らないといけない。また軒は長く出さないといけない。さらに玄関前は雪が手前に落ちないような屋根の構成にしないといけない。

プロが設計しているのにそのあたりを無視した屋根の構造の山荘が多いのにはビックリする。ちょっと考えればわかることだ。みなさん、家を建てる時はまずは自分でよく考え、その上で設計が本当にわかる人に相談しましょう。そうでないとあとで不便を強いられたり、追加工事を発生し余計な出費が多くなる。

屋根から滑り落ちた雪。


雪は全部落ちているね。


晴れて来た。



薪はまだたくさんある。春まで問題ないね。


またリンボウ(林望(はやし のぞむ))先生の古い著書を読む。

林望著、イギリス観察辞典だ。


新しいいい加減な設計の建物(英国の話だ)を、リンボウ先生は嘆いておられる。

そしてリンボウ先生は、同じ考えの持ち主としてチャールズ皇太子(現在の英国王)やその考えを著した本であるA Vision Of Britainを紹介している。

あるんだなぁ~、この本が我が家に。


最近評判があまりよろしくない国王だが、この本に書いてあることに私は同意する。

景観は公共の財産であり、あまりに安易に土地開発をしたり建物を建ててはいけない。建築規制や国土計画を役所はいい加減に考えてはいけないし、それを個人の自由にさせてはいけない。それらは劣化するのは簡単だが、良くなることはまずない。英国ですら国王が嘆くような状態だから、国土計画が有って無きような日本の景観は今やズタズタだ。そして今のところそれを改善しようと言う用意は、日本国民にないようだ。

昨年Amazonで購入した安いソファ。意外にも座り心地は抜群だ。


たまにはこういう良い買い物があるものね。

それではドガティ君、お待ちかねのあなたのお出かけです!

どうです、この張り切ったドガティ君の顔(笑)。


ものの7~8分クルマを走らせれば、到着した。

自然文化園だ。


またかい!

だって散歩しやすいんだもの。

雪が溶けているね。


我が山荘あたりより、少し暖かいのね。


この自然文化園にはドッグランがあるが、有料と気づかないで受付とお金の支払いをしないまま、ドッグランに犬を入れてしまう人がいるらしい。


確かにちょっとわかりにくい位置関係になっている。

でも注意深くみればわかるはずだけどね(^^;;

HONDAの除雪機だ。

これにより、自然文化園の中の歩道が除雪されているのだ。


自然文化園の中に入って行きましょう。


ワンコ仲間が多数いるよ。

こちらはグレート・ピレニーズ。堂々たるものだね。


この男性は大型犬を二匹連れて散歩しておられた。

本日も、まるやち湖へ行ってみましょう。


ドッグラン(下の画像の左手)は誰もいないね。


いつ見ても寂しげで独立心旺盛な木。モミかな。


「おとーさん、寒いね」とドガティ君が言っている。


しかし実はこの時はかなり温かかった。

鎌倉のいつもの冬の朝くらいかな。

ドガティ君、寒いというのは気のせいだよ(笑)

まるやち湖の周りを歩く。


またもやヤドリギ観察。


何度見てもおもしろいわー。


ドガティ君は雪の中に入って何かを物色中。


何かありますか?

何もないと思いますよ。

阿弥陀岳を中心に、八ヶ岳連峰を見る。西側からね。


編笠山も見えるね。


またしつこくヤドリギ観察。


ドガティ君は引き続き自然文化園を散歩する。


ソリ遊びをした人がいるらしい。


かんじきを履いて歩いた人もいるらしい。


どちらも同じ人物なのか??

ではそろそろ帰りましょう。


帰り道、となりの茅野市にあるパン店BERGに立ち寄る。


いろいろパンはあるけどね、今回はエピを購入した。


Bergは良いパンを作るよ。

もともとは原村の中にあったが、8年前にこちらに移転した(茅野市の原村寄り)。


帰りには原村のAコープに立ち寄る。


我が家に多い、夜はここのお惣菜をちょっと食べて終わるパターンだ。

山荘に戻り、薪ストーブを点ける。


温かいセーターを着てるもんね♪


こちらがAコープのお惣菜。


左から菜の花、から揚げ、中華風おこわ、ポテトサラダ。

みかんを食べて。簡単な食事。


甘い物を少し。そしてルイボスティ。


トワイニングズを原村に来てから購入して飲んでいる。


薪ストーブを焚き続けると、気温はすぐに30度になったりする(笑)。


窓を開けて摂氏でマイナスな気温の空気を入れましょう。


ドガティ君はいつもストーブ前の特等席だ。


室内は暑くなったが、ドガティ君は床に近いので、ここが彼にとっては快適な気温だ。

【つづく】
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八ヶ岳西麓原村(8) 引き続きどこへも出かけないでカレーを食べるだけ

2023-02-21 08:42:56 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
夜の話。

翌朝履くジーンズを準備しているところだ。

古いジーンズ。私って物持ちがいい。しかしもっと古いのはベルトだ。

たぶん30年近いと思う。八王子市内で1,000円ほどで購入したと記憶する。

当時私は相模湖町(現相模原市緑区)に住んでいたから八王子は近かった。


外は寒いが、屋内は薪ストーブであたたか。


手前にぶら下がっているのは手袋型の歯ブラシ(ワンコ用)。

ニンゲンがこの手袋をして、指先にワンコ用の歯磨きペーストをつけて、ワンコの歯磨きを行う。

ドガティ君の歯はぴっかぴかだ。

戸締り確認。


ドガティ君はお疲れだ。


さあ、もう夜遅い。

みんな、寝ましょう。

************************************

翌朝。

取り敢えず寒がりのワンコに電気ストーブを点けてあげる。屋内は18度くらいかな。


ニンゲンの朝ごはんの用意。

フリルフスリフのいちじくパン。


いろいろと食べましょうね。

野菜ジュースやヨーグルトもね。


食事のあとで、今度はアンコール(薪ストーブの機種名)に点火。


また暖かい1日が過ごせるよ。


しばらくして、妻とドガティ君は出て行った。

退屈しているドガティ君に、ボール遊びをさせてあげるためだ。



ドガティ君は寒いところは嫌なくせに、遊ぶとなったら別で、いそいそと出かけて行く。

私はランチ当番。


ハウス・ザ・カリーとタマネギ。

「お好みに応じて野菜を入れてもいい」と書いてあるが、「肉と玉ねぎ」とだけ書いてあるところが潔いね。


じゃがいも、にんじんがゴロゴロしたカレーは基本的に想定していないようだ。

山荘にも超基本的なスパイスはあるので、それさえあればなんとかカレーは出来るが、もう面倒くさいので、今回はハウス・ザ・カリー♪



お米はあるよ、おいしいのが。

諏訪の米。米沢米。

茅野市米沢地区の米だ。

これを使い日本の正統派カレーライスを食べましょう。


むきえびも買って来た。肉じゃない。

エビのカレーね。


もう簡単簡単。タマネギを粗みじん切り。


途中、トイレへ。

このトイレットペーパー・ホルダーをご紹介したい。


日本的でないのです。

日本のトイレットペーパー・ホルダーって、トイレットペーパーをはずすのもはめるのも、大変なのが多い。

これは蓋を持ち上げると、こんな簡単な仕組みになっている。


トイレットペーパーを、ただそこにひっかけるだけ。


蓋を下ろせば元通り。


簡単だよね。

トイレットペーパー・ホルダーはこうありたいよ。

で、話を戻してカレー。タマネギを軽く炒める。


蓋して最小の弱火で蒸し煮。


ストウブはこれが得意だ。

そのまま放置して、5分後かき混ぜた。また蓋して放置。

10分でこんな感じ。もうこれでいい。


原村の高地の水。


ザ・カリーのブイヨンペースト。


両者を入れて煮る。あらいい香り。


ついでにダイヤ菊も注いだりして。


やがて火を止めて、ルゥを入れる。


溶かす。

もうできたも同然。

だれでも上手に出来るカレー。


冷凍ムキエビを入れて軽く煮ましょう。」


あら、ドガティ君が雪遊びから帰って来た。


雪のラッセルで疲れたらしい。

全身の筋肉を使って雪をかいて進み、埋もれたボールを掘りだしたりして遊ぶからね。

ドガティ君の筋肉はかなり固い。

ストーブで濡れたものを乾かしましょう。


味付けとしてスパイシーさと唐辛子的辛さが足りないので、クミンと豆板醤を補う。


これで完成よ。

ところでこのヤカン、いいでしょ。


銅製で新潟の企業が作ったもの。

20年くらい前に通販で安く売っていたので購入したもの。

形が気に入っている。


話を戻してエビのカレー。

これで完成だ。


米沢米がおいしいわ。


雪遊びで疲れたドガティ君はひきつづき、ねんね。


よく遊んだもんね。

アァ~。。。


こちらは私の洗濯物。


下着に靴下にタオル。

屋根裏部屋に干して薪ストーブつけているとすぐ乾く。

ドガティ君、口も目も開いてますよ。



疲れたのね。

【つづく】

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八ヶ岳西麓原村(7) 自然文化園へ

2023-02-20 09:02:45 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
こちらの音楽をどうぞ。

トニー・ベネットだ。

Tony Bennett - Snowfall (Official Audio)

 
晴れているのでクルマでお出かけ。


クルマからはすっかり雪を落としてある。

お出かけと言ってもただ坂道を下れば行けるところだ。


ここは原村の自然文化園。

散歩道も除雪してあるしね。


ドガティ君は匂いを嗅いで散歩。


自然文化園に散歩に来ている人が多かった。

人や犬と時々すれ違う。

みんな考えることは一緒だ。やはりここは歩きやすい。


脇へそれて歩いている人も多いみたい。足跡がある。

ここならクロカン・スキーも楽しめそうだ。

山荘に置いてあるクロカン・スキーを持ってこようかしらといつも思うが、誰もやってないってことは、禁止行為なのかな?


ドガティ君は引き続き匂いを嗅いで散歩。


匂いを嗅いでいると、右前方からお友達ワンコがやって来たので、そちらに気を取られる。


山荘の周囲とはまたちょっと異なる匂いがあるだろうね。

ここはワンコも多く通過しているしね。


このあたり(↓)はキレイに除雪され、完全に雪が溶けている。


ここからはヤドリギ地帯だ。


私はヤドリギを見るのが好きなのです。


どうやって他の木にうまく寄生するのでしょ。

見習いたいね、その根性と図々しさを。


店子であるヤドリギの方が、大家より偉そうだ。

真冬も青々として。


オレンジ色の実まで付けているよ。


大きな木だね。


でもこれにもヤドリギが一杯で、ヤドリギの方が元気に見える。

シラカバにもついているね。


そんなヤドリギを眺めながら、自然文化園をぐるっと一周。


阿弥陀岳が少し見えている。


あとで阿弥陀岳がもっとよく見えるところへ移動しましょう。

自然文化園の緑地には、犬が入れるところと入れないところがある。

「OK」とあるから、ここはドガティ君も入れる。


雪がなければね。

でも今日は雪が多い。小さいドガティ君では無理かな。

こちらはドッグラン。犬2頭のみが利用中。


再びヤドリギに遭遇。


やけにしっかりと他の木に間借りしているね。


これをよくご覧ください。


すごいですよね。

他の木の枝の途中から、自身の枝をしっかり生やしている。

頑丈そうだ。

こちらはまるやち湖。結氷して雪が積もっている。


結氷すると必ず湖面を歩こうとする人がいるもんだ。


しかしここがまるやち湖へ水が流れ込むところで、このあたりは結氷しない。


湖面を歩くと危ないですよ。

そしてここは取水口で、ここでまるやち湖から水を出して下流へ農業用水を供給する。


まるやち湖越しに見る阿弥陀岳。


もうちょっと広く見てみましょう。


阿弥陀岳だけなく、横岳や編笠山など八ヶ岳連峰の他の山をご覧ください。


この写真付き説明はわかりやすいね。


かなり歩いたのでそろそろ帰りましょう。


飛行機雲がキレイだね。空もキレイだ。


いつの間にか、自然文化園のレストランはずいぶん洒落たものを出すようになった。


8Peaksのビールも出すよ。日替わり生ビールなんてのもあるらしい。


奥様が物色中。


夏になったら、ドガティ君も連れてやって来ましょうか。

外ならワンコもOKなはずだ。真冬は外じゃ寒すぎるが(笑)。


帰りはフリルフスリフへ立ち寄る。



予約したいちじくパンを買うためだ。


これがそう。ちょっとお高めだが、かなりおいしい。


Aコープにも立ち寄り。


やっと三井の森に帰って来た。


山荘からだと、近くの自然文化園でも5kmほど。Aコープだと9km以上ある。

それらをぐるっと回って来た。

夜になる。三井の森八ヶ岳管理センターのパトロールがある。



ご苦労さまです。

【つづく】

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八ヶ岳西麓原村(6) 雪が降った翌日の雪遊び、籠り続けて炒飯

2023-02-19 07:25:43 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
雪が降り続いた日の翌朝。

雪繋がりでシナトラのこの歌をどうぞ。

Frank Sinatra - Let It Snow! Let It Snow! Let It Snow! (Official Music Video)


クルマの上は雪だらけ。 


前面道路もこのとおりだ。


この積雪にもかかわらず、昨夜遅くまで三井の森八ヶ岳管理センターのクルマがいつものパトロールをなさっていた。

だからクルマが通った跡がある。

いつもありがとうございます。


しかし前日はよく降ったねぇ。

2月なんだから、たまにはこういうことがないとね。

八ヶ岳西麓標高1,600m。昔に比べれば積雪は少ないよ。

この日も静かにお籠り生活をしましょう。


雪はすごいが、そんなに気温が低いわけではない。

屋内は薪ストーブでかなり温められる。

その暑い空気を受けた屋根が温まり、屋根から雪が滑り落ちそうになったり、つららが出て来たり。


雪が多いので、ドガティ君の散歩は山荘の前をちょっと歩くだけ。

そして朝ごはん。


するとやって来た。

頼もしい除雪車が。


三井の森八ヶ岳管理センターにはこういうのが3台あって、雪が積もるたびに大活躍。


道路上の雪を両脇にかき分けてくれる。


除雪車の雄姿をご覧ください。

道路上の雪はなくなり、その雪を左右に飛ばして行くのだ。

こんな具合にね。


雪はこうやって道路脇に積まれる。


そして路面から雪が消え去り、スタッドレス・タイヤなら楽々と走れる状態になる。

ありがとうございます。

すっかり退屈していたドガティ君を、斜面に連れ出して雪で遊ばせる。

期待に満ちたドガティ君が妻の言うことを聞いている。


妻の解説は長い。


ドガティ君はただボールで遊びたいだけ(笑)

そしてボール遊びが始まり、ドガティ君は斜面を上へ下へ。


雪だけでも疲れるが、傾斜があるところを上下するのでますます疲れるはず。

これはボールを追って駆け下りて来たところ。


こういうのが楽しいらしい。

前日とはうってかわってドピーカンの晴れ。

シラカバが眩しい。


再び走るドガティ君。


捕まえたボールを狂ったように噛む。


雪に埋もれたボールを掘りだす。


楽しいねえ。

ドガティ君は妻にまかせて、私はクルマから雪を落とす作業を開始。


これをやっておかないとね。


さて、午前の用事が済んだ。

ランチ当番を開始しましょう。

たてしな自由農園原村店で購入した米沢米(長野県茅野市産)。


この米がおいしいのだ。

そのまま漬物とでもいっしょに、ただ米を味わえばいいのだが、それではつまらないので、炒飯にする。

最初から炒飯では、諏訪高島藩御用米が泣くかもしれないが、いいじゃないの。

おいしい米でつくるおいしい炒飯。

オーソドックスにネギと焼豚。


ちょっと甘い焼豚なので、炒飯には適さないと思うのだが、他にないから仕方ない。

ネギは炒飯用とスープ用に分けておこう。


となりの北杜市から来たタマゴだ。


これでスープを作りましょう。


水を加え、油を加え、胡椒を加える。


オイスターソースもちょっと加えた。

さて中華鍋の登場だ。


雪遊びで疲れたドガティ君は睡眠中。


いつものストーブ真横の特等席だね。

スープはこの器に入れましょう。


卵を溶く。


諏訪高島藩御用米の米沢米が炊けた。


中華鍋に油を入れ、カンカンに加熱する。

とりゃ!っと叫んで中華鍋を振り回すとできる炒飯。


おいしゅうございました。

本日もお籠り。

山荘に来たら、あまりあちこち出歩いてはいけない。

出歩き過ぎると、どうしても外食が多くなる。

さらにガソリン代がかかる。

途中見かけたものを買ってしまったりする。

つまり余計な出費につながることが多く発生する。

さらに山荘に来たのに山荘から出歩いてばかりなら、山荘に来る意味がなくなる。

山荘に来たら山荘の暮らしを楽しまなければならない。

スコットランドのショートブレッドでも齧っていましょう。


というわけでお籠り生活が続くのでした。

【つづく】
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八ヶ岳西麓原村(5) 雪遊び@原村 / フラワーアレンジメント@鎌倉

2023-02-18 10:36:50 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
前回の続きだ。

外では、雪がどんどん積もる。


退屈するドガティ君。


仕方がない。

大好きな雪遊びをさせてあげましょう。

完全装備で行こうね。


「おとーさん、本当にここで遊べるの?」とドガティ君が問う。


遊べますよ。君が好きないつもの遊び場だよ。

ほら、ブーさんもあるよ。


「お、それ好きです」「それを投げてくださいな」とドガティ君。


ドガティ君の目が輝く。

そら走れ。豪雪の中で遊ぶドガティ君。


しかしまあ、すごいね。


山荘が埋もれるんじゃないかしら。


そんな中、ドガティ君は遊ぶ。


ずっと屋内で退屈だったからね。

雪の中に埋もれたボールを探して雪かき。


ボールを見つけて得意そうに振り回す。


ドガティ君専属インスタグラマーの妻は豪雪の中、そんなドガティ君を動画撮影中。

ドガティ君はボールを自慢げに私に見せに来る。


再び埋もれたボールを探すドガティ君。


すぐそばにピンクのボールが少し見えているのだが、彼はそれがみつけられないらしい(笑)

「おとーさん、ボールはどこにあるんだろう?」


よく探してごらん。

そんなことを20分もやっていると、深い雪のラッセルでドガティ君は疲れる。


じゃあ、帰ろう。

きっとよく眠れますよ。

家の中に入れてもらうのを待つドガティ君。


ストーブで濡れたものを乾かす。


外では雪が降り続ける。


明日の朝には山荘は埋もれているかもね。


クルマはすでに埋もれ始めた。


道路はこんな状態。


薪さえあれば停電しても、ガスがとまっても生きてゆけるよ。


ずいぶん前のリンボウ先生の古い本を読む。


アスプレイ。


王冠でもなんでも作ってくれる英国らしい会社だ。

しかし今世紀に入って米国ファンドに買収された・・・。私も仕事でかかわった米国のファンド。あまり好きじゃないファンドだ(笑)

エスビー社のタンドリーチキンという製品で妻が夕食を作ってくれるらしい。


商品名はタンドリー・チキンだけれど、タンドーリ・チキンと書いたほうが実際のアクセントに近いのではないかねえ。

お昼にシチューをたくさん食べているし、豪雪で昼間動いていないし、もはや夜はこれだけあれば十分だ。


結構スパイシーだね。


ブーツが雪を屋内に運び、雪が溶けて玄関がびしゃびしゃに。


あとは就寝まで寛ぐだけ。



**********************************

ここから話が変わる。

妻の作品@鎌倉


テーマは「鳥の巣のような」。


右前から。


左前から。


正面斜め上から。


真上から。


テーマは「鳥の巣のような」だが、あちこちに春の花が植え込まれている。

こちらはチューリップ。


こちらはアネモネ。


これはラナンキュラス。


これも色違いのラナンキュラス。


ごぞんじ、ゼンマイ。


そしてミモザ。


急に話が切り替わったが、妻の作品でした。

八ヶ岳の話がまた次回以降も続きます。
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