麻布のとあるマンションの一室 リビングからの眺めです 築20年ほどのマンションですが このロケーションは値打ちあります 住みたい! と思うお部屋です(さすがのお値段ですが)
周辺は大きなお屋敷街 いま携帯電話で話題のS社のS氏のお屋敷もありました
東京タワーは 朝鮮戦争の戦乱で“スクラップになってしまった米軍戦車の鋼”で造られた とか 戦争(=死)と天にそびえるタワー 天と地を結ぶ橋にも例えられる とか 生と死 天と地 この世とあの世 そういった象徴的な建造物が立っている場所はかつて海に突き出した半島 つまり岬であったそうです なにか不思議な力が集まる場所のようです かつての“湿った土地(入り江)”と“乾いた土地(半島)” 東京という街を知るにはこの分類は興味をそそれれます
昨年(05/8/20)に書いていたネタです → “アースダイバー” という本を読みました 縄文時代の東京は今より海面が高かったそうです 「乾いた土地」 と 「湿った土地」 無理やり分類しているがこれが結構面白いです
岬の先には東京タワー 湿った土地には歓楽街
出版社 / 著者からの内容紹介
東京の無意識を探るスピリチュアルな旅へ!
縄文の夢、江戸の記憶……。太古の聖地にはタワーが聳え、沼は歓楽街へと姿を変えた。地下を流動するエネルギーとこの街の見えない構造を探る神話的精神の冒険!
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
中沢 新一
1950年生まれ。思想家・哲学者。著書に、『カイエ・ソバージュ全5巻』(講談社選書メチエ、『対称性人類学』で小林秀雄賞)、『チベットのモーツァルト』(講談社学術文庫、サントリー学芸賞)『森のバロック』(せりか書房、読売文学賞)『哲学の東北』(青土社、斎藤緑雨賞)『フィロソフィア・ヤポニカ』(集英社、伊藤整文学賞)など多数