
空へ昇って行ったお父さん
25年前の結婚式の時に2月が好きだと言っていた・・
その空気の中に聖霊を感じると・・
その2月のあの日と同じような真っ青なそらの上に
昇って行きました。
神道の式で魂は天に、体は土に返すという
清々しさを感じる式でした。
不思議なことに
骨の中からきれいな座禅をしている仏様の姿が・・
すごく珍しいとのことでした。
第二の結婚式のように
お花を選んだり、BGMを選んだり
メモリアルコーナーに置く目いっぱい笑った写真を選んだり・・
たくさんの花と好きだった曲に囲まれた式にしました。
式まで時間がたっぷりあったので、こんな曲をよく聴いていたねと
いろいろ思いだしました。
義兄が話した小さいころの思い出
顔満面の笑顔で大きな長靴を履いて
鍬を持ってお兄ちゃんと言いながら田んぼのあぜ道を
走ってきた姿がまず浮かぶということでした。
本当にいい笑顔をしていて
いつもおいしそうに食事をして
楽しい食卓でした。
病気と闘い頑張ることで最後にまわりの人に
勇気を与えていたのでした。
今は安らぎの世界にいます。

そして私は失ったけれど失っていないと確信しました。
これからもずっと一緒だと。
魂は永遠だと。
話せるときに、もっともっと知りたかったなーとも思います。
それでも、マンションのロビーに風が吹いているだけだと
車椅子を押して出かけて行った日はもう永遠に来ないと
思うと寂しくなります。
忙しい緊張した日々が過ぎ去り、ホームの荷物を
片付けたりしていると、すべてを思い出し悲しさが
溢れ出てきます。
そんなときにまた仕事が忙しくなったり
やるべきことがまだまだ続き、まぎれながら
語らいながら過ぎていくのでしょう・・
アンバランスな日々です。
遠い空の星や、通勤途中に会うメジロや
ヒヨドリたちや、春の日差しに慰められながら・・