Reflections

時のかけらたち

皆川明さんに会った ・・・ at minä perhonen "Call"

2016-08-11 23:56:52 | people
最初にミナ ペルホネンという名前を聞いたときに
北欧のデザイナーかと思っていました。ミナ ペルホネンというのは
私の蝶々という意味だとか・・
ときどき朝日新聞の挿絵にテキスタイルが載っていて
これで帯を作ったら素敵だろうと思ったりしていましたが
白金のお店には入りづらくて、入ったことはありませんでした。

先日朝日新聞の(一語一会)「ミナペルホネン」デザイナー・皆川明さん 祖母からの言葉を読んで、
青山のスパイラルに雑貨や食料も含んだショップを7月に開設したことを知りました。

いつもカットに行くお店は表参道から外苑前に行く途中を少し入ったところにあり、
今日伸びてはねてきた髪をカットするために出かけて、帰りにスパイラルに寄ってみるという計画にしました。

今では白金のお店も代官山に引っ越していたことを今日知りました。




お店の名前はCall
エレベーターで5階まで上がると目の前に緑が広がります。




帰りに写真を撮ってもいいかどうかお聞きしたら、お客様を配慮していただければOKとの返事をいただき、
少し写真を撮らせてもらいました。スマホですが・・ テキスタイルの部屋と食品のところは撮れませんでした。

朝一番のカットだったので、スパイラルに着いた時はまだ開店前。
開店と同時に入るとほとんどの人は5階へ。そしてそのままあかるいカフェに入って行ったので
私もちょうどいいとついて行き流れに乗って少し早目のランチ。



モスクのような丸い天井はミナペルホネンのテキスタイル。






緑に囲まれていて、気持ちがいいながめです。喉も乾いていたので休憩しないではいられません。











白いスープは焼き茄子と塩豆腐。 固いライ麦?パンとコーヒーで。おまけは紫キャベツのコールスロー。





ゆっくりと休憩していたら、お店を見回っている皆川さんを発見しました。


お店を見ていくと私の一番の興味はテキスタイルだったけれど、そのお部屋の大きなテーブルで
皆川さんがトレイの裏に絵を描いてくれていました。お誕生日のプレゼントにするということで
その人はがんで闘病生活を送っているので、元気を出してほしいという願いを込めてとお客さんは
言っていました。他にもお客さんの求めに応じて裏に絵を描いていました。
デザイナーというより、アーティスト、画家ですね。とても生き生きと楽しい絵がどんどんできて
いました。店員さんもここに見えること自体が初めてで、描いている姿は初めて見たと
話していました。私も誕生日はまだだし、今度行く時にいらっしゃることを願うしかないですね。
お味噌とブルーベリーだけ買いました。

皆川さんが何か自然に話しかけてきてくださって、朝日新聞のカットの話しや、帯の話しをしたら、
志村ふくみさんが最近帯を3本作ったという話をされました。何しろ幅のある布です。普通に売っているもの
ではなくコレクションからお分けしたらしい。今売っている布は麻の入っているものとか夏用のものです。

私のバックをほめてくださり、ヨーガンレールのものだと答えると、ヨーガンレールとは一緒に仕事を
されていたことを話してくれました。ヨーガンレールの赤いお米も売っていました。バックは亡くなられる
少し前に買ったものでした。あのバックは夏にだけ使っているのですが、ほめられたことはないのですが、
見る人が見ると作り方の大変さとかわかるのだと思いました。

































トイレです。







中の絵がかわいいと店員さんが教えてくれました。













黒のトップスに白いパンツの皆川さん。とても優しい話し方で、織の説明とかしてくださいました。

こちらのお客さんはイタリア語を話していました。地方からとか海外から来ている人も他にもいました。



まるでちいさな美術館にでも来ているようで楽しかったです。
本来はカットの後はBunkamuraでピーター・ラビット展を見る予定でしたが、
これだけでもう十分という感じで、渋谷駅に出て、Loftでやっていた「しろといろ」だけ
立ち寄って帰りました。















コメント (2)
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