クリストフ・エッシェンバッハ
若い頃、夢中になって聴いたエッシェンバッハのピアノ。 アシュケナージも指揮者になったし、
ダレンボイムも・・・ 私はピアニスト時代の方が好きです。 ピアノを少し教えてもらった小学校時代からの親友は
暗すぎると言うのですが、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番やショパンの前奏曲集などはよく聴いていました。
シューベルトの遺作ソナタも良かったです。
まだ大学生の頃、確か教育TVの11時ころからのクラシックの時間にエッシェンバッハを聴きなたら、そのころあこがれていた
学生運動をしていた先輩からの電話を待っていた夜のことを思い出します。
2011年にあった高校の同窓会に担任だった英語の祐本先生が行きたいとおっしゃったので一緒に行ったことがありました。
その時にもしかして先輩が来そうな気がして、その予感が当たり40年ぶりくらいの姿を見ましたが、声をかけなかったことを
今さら残念に思っています。(来るかもしれないと思ったのは私たちの属していた聖書研究会の顧問だった世界史の先生が
出席の予定だったからです。) エッシェンバッハではありませんがずいぶん変わってしまっていました。
Beethoven Piano Concerto No 3 Eschenbach
今ではすごい貫禄の指揮者となっているエッシェンバッハはN響でもよく振っていますが、指揮者としては
まだ聴く機会がありませんでした。
エッシェンバッハ 音楽と歩んだ人生 80年の軌跡
エッシェンバッハは孤児だったことは有名でしたが、苦難の人生が彼の音楽に確かに影響しているようです。
そして音楽に救われた彼でした。
若い頃の繊細な無言歌集。セットになっているものも無言歌集(2)も売り切れていて、あるのは教習用のもの
だけで、ネットで探して中古で安いものでやっと見つかりました。
図書館で借りて一度聴いたものですが、不思議と買って聴くとさらに注意深く1曲ずつ聴きました。
無言歌集 第1巻 Op.19 1.ホ長調ᐸ甘い思い出ᐳ
反田さんのはエッシェンバッハに比べるとずっと明るいけれど、流れるように美しいですね。
Mendelssohn Lieder ohne Worte 無言歌集より
耳慣れた何でもない曲、「春の歌」に感動したのは江尻南美さんが帰国した時に弾いた時でした。