3月9日
N響のラフマニノフのチケットが取れなくて聴くことができなかった河村尚子さんのサントリー賞受賞記念コンサート
に行きました。N響のサントリーホールでのコンサートで隣の席のおじさんから教えていただいたものです。
初めてのサントリーホールの小ホールです。協奏曲の方も指揮が山田和樹で興味そそられますが・・・
午後に1カ月ぶりの整形外科のクリニックに受診とリハビリに再び行きました。リハビリはこの年になると関節周りとか
動かして、体を固めないことが大切で、膝が治ってももう一生日々の体操は必要だということがわかります。
また、外科的な要因でないパーキンソン病の安全な歩き方への指導などもやっていただけるとのことなので、一度友人も
誘ってみようかと思いました。かなり規模の大きな機能リハビリステーションクリニックで総合病院での経験がある
理学療法士が多いので力になれるとのことでした。通院は遠いのでできないかと思いますが、一度チェックだけでも
してもらったらと思いました。
受診の方ではあともう1回で卒業かなと言うことでした。まだ少し水が溜まっているようだとのこと。ほとんど以前の
ように歩けて問題ないのですが、まだじっとしている時に痛みが走ったりします。
受診後、コンサートまで時間があったので、どこかで軽くお茶をしてから行くことにして、半蔵門線の駅に近い
神保町の文房堂のカフェで時間をつぶすことにしました。読みかけの仏教のNHKのテキストを読むのにうってつけの
場所です。最初は高山珈琲とかドトールを思いついたのですが、静かで最適でした。いつものゆったりした席でなくて
窓際に座ってかかっていた音楽を聴きながら、1時間近く読むことができました。日本語の本でこんなに辞書を引きながら
読んだ本は初めてです。仏教用語は言葉の意味を掴むのが難しいです。
このギャラリーカフェではスタイルズケーキをいただくことができますが、お店と同様すぐ
売り切れてしまいます。
ハーフサイズのサンドイッチがちょうどよかったです。スープもついてリーズナブルです。
開場少し前のサントリーホールに着きました。
このホールはカレーラスのコンサートのレセプションが行われたところでした。
狭いホールでチケットは完売。そしてこのフラットな床で姿はほとんど見えませんでした。
コンサート前も休憩中も念入りなピアノ調律が行われていました。
アーティスト
ピアノ:河村尚子
ドーリック弦楽四重奏団
- プログラム
- 矢代秋雄:ピアノ・ソナタ
レベッカ・クラーク:ピアノ三重奏曲
シューマン:ピアノ五重奏曲 変ホ長調 作品44
アンコールは
シューマンのピアノ五重奏曲から
第2楽章より(自筆譜より) 第3楽章
今回のプログラムで矢代秋雄、レベッカ・クラーク、エイミー・ビーチなどの現代音楽が取り上げられていました。
特に女性の作曲家を取り上げたことが話題になっていました。コロナで勉強する時間があったとか。
矢代やレベッカ・クラークの曲は挑戦しているという感じがしていましたが、シューマンのピアノ五重奏曲は
ほんとうに音楽を楽しんでいるのが伝わってくるほっとするアンサンブルでした。
特に今回はインターネットでボンの図書館にある楽譜のオリジナルを見て、削除された部分も復刻して
演奏されていました。クララが長すぎると言うのでカットしたとのこと。シューマンの幸せの絶頂期に書かれた
作品でいろいろな思いが交錯するような曲でしたが、美しいメロディーはまさにシューマンらしい曲でした。
1楽章のテーマ、特に好きだな~と思いました。河村さんのピアノの音色はこもったような何かにくるまれたような
すてきな音でした。
河村尚子 第51回サントリー音楽賞受賞記念コンサートに寄せて 恩田 陸(作家)
河村尚子 ピアノ・リサイタル【ダイジェスト】/Hisako Kawamura Piano Ricital【Digest】
河村さんのではないのですが、ネットにシューマンの五重奏曲がありました。
シューマン:ピアノ五重奏曲 第1楽章 米山朋子&ウィハン弦楽四重奏団
シューマン:ピアノ五重奏曲 第2楽章 米山朋子&ウィハン弦楽四重奏団
シューマン:ピアノ五重奏曲 第3楽章 米山朋子&ウィハン弦楽四重奏団
シューマン:ピアノ五重奏曲 第4楽章 米山朋子&ウィハン弦楽四重奏団
March 9 2023
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