愛を読む人
原題 The Reader
製作国 アメリカ、ドイツ
製作年 2008
公開年月日 2009/6/19
上映時間 124分
監督 スティーヴン・ダルドリー
製作 アンソニー・ミンゲラ シドニー・ポラック
脚本 デヴィッド・ヘア
原作 ベルンハルト・シュリンク『朗読者』(新潮文庫刊)
キャスト:
ケイト・ウィンスレット
レイフ・ファインズ
デヴィッド・クロス
ジャネット・ハイン
The Reader (2008) Official HD Trailer [1080p]
ハムレットでは狂気のオフィーリアを演じたケイト・ウィンスレット。初めて知ったのははるか昔の
タイタニック。以前話題になって、興味を持った映画2本をサブスク9月分であわてて借りました。
この「愛を読むひと」と「ヴェルサイユ宮殿の庭師」。ハムレットと是枝監督の「真実」に続いて。
しかもこの映画の監督は昔見てとても印象的だった「めぐり合う時間たち」のスティーヴン・ダルトリー。
ダルトリー監督
レイフ・ファインズはミンゲラ監督の「イングリッシュ・ペイシェント」が記憶に残る。
アカデミー賞で主演女優賞を取ったケイト・ウィンスレットの演技は素晴らしかったです。
アンナにKidと呼ばれる若手の俳優も頑張っていました。
この映画はとても見ごたえがありました。原作ともどもとても話題になっていたのを覚えています。
戦争責任の問題や法の裁きとか・・ 今まさに行われている戦争でも市民が戦争に協力させられて行った
行為は個人の犯罪になるのか等考えさせれます。彼らもまた被害者なのです。
強制収容所の靴の山とか見ると、この歴史を風化させてはいけないと強く思いました。決して遠い昔のこと
ではなく、いまではロシアでも一般市民に徴収礼状が届き、国外脱出への長い列ができています。
誰も兄弟を殺したくはないのです。
刑務所の中で徐々に文字を習得していき彼女に生きる希望を与えたものの、結局自分で自分を許すことが
出来なくなります。自分に正直に、しかし文盲であることは隠し通して罪を一人でかぶり、生きた女性の
話でした。
とにかくケイト・ウィンスレットが美しくて、素晴らしかったです。
ヴェルサイユの宮廷庭師
A Little Chaos
製作年:2014年 イギリス
上映時間:117分
監督:アラン・リックマン
キャスト:ケイト・ウィンスレット
マティアス・スーナールツ
アラン・リックマン
『ヴェルサイユの宮廷庭師』予告編
Little Chaos とは彼女の作り出す庭を今までの庭と比べて表現した師匠の言葉です。
映画館で比較的最近予告を見たような気がしたのですが、日本公開は2015年でした。
どちらの映画もケイト・ウィンスレットの動きがとても美しくて見とれてしまいました。
愛を読む人ではアイロンを下着にかけているシーンとか、ヴェルサイユでは手の指に入った土を取ったり
しているシーンとか・・・
昔ロミー・シュナイダーが素敵だなと思いましたが、ケイト・ウィンスレットもとても魅力的です。
メリル・ストリープが好きな女優さんですが、一人加わりました。
借りてきたDVDの予告でアル・パチーノ主演でDanny Collinsが紹介されていて、ジョン・レノンの
歌が流れるこの映画の「人生のどこかに置き忘れてしまったかけがえのない時間、話してしまった手を
またつなげる」という言葉にひかれてCDリストに加えました。こちらはジョン・レノンの手紙をもらった
シンガーのリアル・ストーリーです。もうストップしようと思ったTSUTAYAですが見たい映画がある限りは
続けてみようかなと思いました。
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