
ずっと楽しみにしていた007の新作だ。
これまでのシリーズ22作を全部収めた、「50周年記念ブルーレイ」まで入手して予習、いや復習までして待っていました(笑)。

サム・メンデス監督「007 スカイフォール」。
トルコのイスタンブールで、極秘データを盗んだ敵を追っていたMI6エージェント“007”ことジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)は、敵ともみ合ううちに狙撃され、川に落ち生死不明に。MI6では007を死亡したと判断する。その頃、MI6本部が爆破され、サイバーテロ予告が届く。これらのテロはMI6を率いる“M”( ジュディ・デンチ)に恨みを抱く者の犯行だった。イスタンブールで密かに生き延びていたジェームズ・ボンドはMI6に戻り、MI6を襲う敵に立ち向かうことを決意する…。
文句なく面白い。
面白いんだけど、結構暗い。
そして、かなり重い(笑)。
今という時代に「007」を作れば、こうなるんだろうな、とは思う。
それでいて、いつも、どこかで、初期の「007」の雰囲気、つまり洒脱さや明るさ、贅沢さみたいなものを求めてもいる。
ないものねだり、かも(笑)。

とはいえ、何人も代わってきた007俳優の中で、ダニエル・クレイグは嫌いじゃない。
もうすっかりジェームズ・ボンドだ。
また新作が出来たと聞けば、きっと楽しみにして待ち、わくわくしながら見に行くはずです(笑)。