katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

かぐやの作品・・・瞑想と建材展の準備とけんちゃん

2009-02-02 23:33:14 | 世界遺産をみんなでつくろ!
今日の朝、一番の仕事はニトリで時計探し。実は週末に恐竜けんちゃんの教室がある。
その教室は、今までとは訳が違う。けんちゃんはこれが最後の俺との教室になるかも
知れない・・・お引越ししちゃうのだ。

しかもその引越し場所が大阪・・・また大阪かよぉ・・・仲良くなると大阪に取られる。
何回目なんだ・・・これで。タイガ-スは好きだけれど大阪が嫌いになりそう・・・

はぁ・・・残念。となると、この下地は思い切り力が入る。
誰も見た事が無い下地作ってみたい。けんちゃんが大阪行って自慢出来るような・・・

何か変わった鏡無いかな?するとラッキ-にも2枚見っけ。
アイデアはその場で出来た。見た瞬間これだ・・・ってのが見つかった。

しかし、どうやってそれを作るか?ん・・・下絵が全部揃ったら考える・・・
その後、カネキさんにそろそろタイルを用意してもらわなきゃならないので、

枚数や色を拾い、カタログと下絵と現物見本とにらめっこ・・・やっぱりカタログと
現物見本は全くと言って良いほど違う・・・今回は全く使えないタイルが出てしまった。

なるべく多くの色を使いたいのね。何せこのセットがモデルになるのだから。
けれど、いかんせん使えないだろう・・・この色は・・・それで急きょ変更。

昨日の続きみたいな話で、一番濃い色をこれ・・って決めたのが使えなくなると、
順番を1つづつずらさなければならなくなる。

すると、今度は一番薄い色が無くなる・・・こう言う場合は白っぽいのを入れるか?
入れないか?色の話で白、黒は何にでも合う。って事。

そんなこんなで午前中終了。明日にでも送らなきゃ。

それから作品作り。ん・・・ちょっと手が止まりがち。丸の中のデザインに行き詰まり。
作りながらデザインを考えるってのは、とても時間が掛かるのね。

しかし、全部下絵が決まっていると設計屋さんがいるタイル施工みたいなもの。
例え下絵を自分で描いたとしても、何かやらされている感が嫌なのね。

この少しの流動的部分が、アドリブで今までやって来た事の自分へのご褒美。
だからと言って、俺が楽する方向へ行くはずも無く、むしろそこが一番大変なのかも。

けれど、それが良い緊張感。これだけのロングランでは多少緊張感も緩むかも知れないが
そんな事をこの小さな余白が立て直す・・・自分を振り返るには丁度良い。

終わりが近づいて来た証拠。やって来た道のりを楽しまないとね・・・
これが最後だよ・・って今の自分が過去の自分とお話しないとね。

消して後悔の無いように・・・またこの作品が過去になった時に、その時の未来の自分に
笑われないようにね。

そう言った点では、まだしくじっていないはず。

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昨日のおっsan教室とけんちゃんと作品作り

2009-02-02 01:22:52 | 世界遺産をみんなでつくろ!
続き・・・それでおっsan教室なんだけれど、今日は凄く大事なお話。
実は前回やった一番濃い赤が、どうやら気に入らないらしい・・・・

場所的には剥がしやすかった。けれどただ剥がす訳には行かない。何故なら労力を生で
見ているのに、理由無く剥がしてもより良い結果にならなければ、何の意味も無い。

だから徹底的に話し合った。まず一番嫌なのは理由が何と無く・・・これでは剥がす事は
出来ない。すると、茶色と濃い赤のコンビが駄目・・・と言う。

ではコンビが駄目なら、茶色を剥がして別物にするっていうのは・・・?ん・・・・・
別々に色を見た時は良いらしいんだけれど・・・・ではどうするか?

茶色はすでに使ってあるから、駄目ならすでにその時点で気になるはず。
したがってそうなると、濃い赤が駄目となる。

こうなって来ると事件なのである。何故なら今の部位がこの作品の中で一番色が濃い赤の
部分だから。そこでこんな事をして見る。

離れて観て。手に持って観る場合、目線から30cmほど。しかし飾って見る場合、
50cm以上は離れているはず。鏡でも無い限り、そんなに接近して見続ける事は少ない。

すると問題無いらしい。なら理由は簡単。
モザイクって言うのは、より立体感を出す為には、いかに嫌いな色を減らすか?

絵画の場合、混ぜる事が出来るので曖昧な色を作る事が出来る。しかし、モザイクは
今ある既存の色のタイルを切って合体させ、観る人の距離間で人間の目の曖昧さを

利用し、立体的絵画に完成するものなのだから。これでは難しすぎるかな・・・

では、こんな例。俺はネギが嫌いなのね。ここが大事。この時点できちんと理解して
入れば、ネギラ-メンは食べられない。それをネギラ-メンのネギ抜きねって注文したら

ネギラ-メンではなくなる。ただのラ-メンじゃないか・・・と言う人もいる。
違うね。それは言葉だけで解釈した人の見解。

俺が作り手なら、ネギの食感ですか?見た目なんですか?味ですか?と言う質問したく
なる。勿論、アレルギ-として何らかの症状が出てしまうようなら問題はあるが。

それ以外なら、エキスとしてダシにしてネギ本体を取り除けば良い。この国のル-ル。
ダシって言う文化。捨てて良い訳だ・・・ダシを取った残りもんは・・・

はい。話は戻して、もしおっsanがこの色が嫌いって初めから判っていたとしたら、
今の部位に普通の赤を持って来ましょう・・・と指導した。

つまり使えない色があるから。下絵のある場合、それに似た色を選択して行く方法で
仕上げて行くと、必ず似た色が無くなって来る。

ここで通常、まっ良いか・・・が登場する。違うのね。今までの自分を振り返る事。
最初から似た色を選択して来ただけで、同じ色なんて混ぜた訳じゃないから1つも無かったのね。

1つ1つ決めた色を見れば一目瞭然。つまり下絵の色からタイルを選択していた時に、
今までは、下絵より濃い色か?薄い色か?どちらにする?って選択をすべて濃い方を

選択していたのね。勿論知らず知らず・・・なのに今回だけ薄い方へ・・と迷う。
剥がしたいとまで考えてしまったのだから。

はい次。では食べ初めてネギが嫌いな事に気が付いたとしたら?そうね、誰でも好き嫌い
は、食べず嫌い以外、食べてから嫌いになるはず。

そうそれなら、おっsanは初めて使った色だから、食べてから嫌だった事になる・・・
けれど、単体で見ても嫌いじゃないと言う・・・

こんな話を比喩を変えてやって見ると、迷い無く進み出した・・・全く迷い無く。
進行度合いが剥がそうとした人の進み具合じゃない事からも。

では、もし剥がしていたとしたら、エキス、ダシの考え。この色を小さく切って他の
タイルと混ぜて、他の作戦でこの濃い赤に匹敵する色に見せるアイデアを出す事。

これを考えずに剥がしてしまうと、次から次へと剥がしたくなる・・・迷いとはそんなもの。この事から、人の・・・気分って言うのは曖昧って事になる。

おっsanには最初の一歩の時と同じように、迷ったら濃い方をお勧めする。



それで俺は作品作りはこんな感じ。いやぁ進まない、地味ぃぃにしか・・・・
判るかな・・・?進行状況。

そんな中、けんちゃんが次回作の下絵を持ってやって来た。けんちゃん・・・と言えば、
当然のごとく・・・



恐竜ね。今週末にやって来るから下地作らなきゃ・・・・今回の作品は、けんちゃん
以上に俺の方が力が入る・・・田舎のじぃちゃん、ばぁちゃんな気分だ・・・

以前これと同じような下地を作った事がある・・・
けんぼ-、カッコイイ下地作ってやっから、待ってろなっ。

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