katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

ユニディさんからの依頼作品

2011-06-21 07:13:01 | モザイク作家
最近の作品って昔のと違って1m以内で観る事が出来る・・・嫌もっと近くでどうぞ・・・
となっているので、離れて見る設定って結構難しいのね・・・



これで15歩離れた感じで、



これで8歩位かな?

精度上げてリアルを追求すれば、どんどんと近くで見られても平気なモザイクになるが、
離れてしまってはその精度は一切判らなくなる・・・・

距離があるって言うのは、ある程度判り易く作る事で、リアルの追求じゃないのね・・・
その折り合いを付けるのがとても難しい・・・

今の場合、赤に黒そして白のてんとう虫は判り易い。何故ならこんな色の昆虫は
てんとう虫しかいないから。けれど緑の・・・となると、バッタ類はほとんどみんな。

だから離れ過ぎたら判りづらい。カマが見えてくれないと・・・とか三角の顔が大事。
そう言う点では、15歩離れるときついのね。

だから観る距離が離れてしまうような外の場合、いかに大きさを確保するか・・・に
掛かって来るのね。しかし、一般家庭にその大きさを理解して貰うのは難しい。

しかし今度は仮にご理解されたとしても、これ以上大きくなれば、分割して作らなければ
ならないだろうし、一筋縄には行かないのね。

そんな中、少しテンションの下がり気味を解消する為に目地をした。
これは俺が良くやる事なんだけれど、自信を付けさせる為に・・・自分にね。

目地をするって言うのは女の人の化粧みたいなもん。安心、安全、安定・・・何でも良い
いずれにせよ、何もしないより良く見えるようになれば良い。

そうあくまで、・・・なれば良い・・・・ある程度自分自身の・・・っ事。
それがプロのメイクさんに掛かれば、ドラマチックに変わるでしょ?

あれあれ。俺もプロならあぁなら無いと・・・・けれどかまきりのメイクねぇ・・・
上手く行けば、自分にはずみを付ける事が出来るしねぇ・・・けど結論が出なければ

更にへこむ・・・って事にもなる。まっ結果から言えば緑の目地して満足なのね。

例えば、てんとう虫は赤の目地なんか無いから、この場合は黒ってすぐに出て来る。
何故なら答えは簡単。黒っぽい体には黒の目地は合うじゃない?

んで、赤の目地が無いのだから、次の選択は赤なら黒に負けないだろう・・・なのね。
こうした考えで白い部分は少ないから考えず、大きく考えた上で切捨てる。

となれば、黒の目地選択は必然になる。じゃかまきりは?となるんだけれど、最初は
ライトグレ-なんてのも選択したんだけれど、まずはそのまま・・・と黒にして観た。

やっぱダメかぁ・・・って事で、同化させる事にする。まっこうなるよなっ・・・・
やっぱ。結局同化させる事も考慮に入れていたから、緑のタイルを使っていたんだから。

同化させるって言うのは馴染むって事。馴染み過ぎれば判りづらくなるって事。
ならば混じらない濃さが要求されるはず・・・ってね。

まっ結果はへこまず済んだ。予定通りね・・・しかし大きくは変化しなかったのね・・
俺。むしろそこでは無く、ベ-スの方がまずまずな展開になりつつあるのが大きい。

しかしながら難しい・・・が本音。



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