katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

ユニディさんの作品小話

2012-01-06 23:41:26 | モザイク作家
人は記憶なんてものがあって、それは意図的に覚えたりするものだったりするが、
思い出なんてものは意識もせずに、気が付くと後からやって来るものだったりする。

今日はそんな話。その思い出と言うものは、小学生のような幼い子が使うと、
場合に寄っては失笑を買う事もあるが、逆に年配者だと積み重ねて来た時間が、

まるで年輪のように立派にも思えて、時には余り大した話では無いのに聞き入ってしまう
・・・そんな事もあったりする。人は見かけで判断・・・そんな話にも繋がったりする。

更にその思い出と言うのは、良い事に多く使われるが悪い事もあったはずなのに、
悪い想い出がね・・・と話す人は少ない・・・。

ただその悪い事の中でこんな表現をする事がある。それは苦い思い出・・・・。
それでは苦い・・・を掘り下げる。苦いと言うのは?・・・・

苦悩だの苦労だのと言う言葉通りに、とても辛かったり苦しかったりしたはず・・・
その当時は・・・それが時の流れがまるでワインを熟成させたかのように、

味が変わってしまったかのごとく、いつしか渋くなった・・・苦しい事が苦く・・・。
つまり場合に寄っては、人は悪い事だった事も苦しい思い出に変える事が出来たりする。

そしてその両者が存在する事で、よりどちらかを引き立たせている・・・とも言える。
更にもしそのどちらか一方であったとしても、その中で分量を比べて多いか?少ないか?で

きっと人は良い事と悪い事と区別を振り分けてしまったりするだろう・・・自然に・・・
人はこうして意識したりしなかったりの両者を意識せず使ったりする・・・・

そう意識せず・・・。そして意識せず過ごしてフイに無くしてしまった時に、過去を
振り返りその思い出に浸ったりする事になる・・・意識していなかった場合に限って・・

それをもし意識して思い出を残す事が出来たのなら、今度はそれはそれで後何日・・・
みたいなカウントダウンのようになってしまう事になる。

どちらが正解と言う事は無いが、病気の告知みたいな事で本人の考え方次第。

ただもしこれらすべてが本当なら?人がそれらを多く感じる事は無くしてしまってから
となる。それでは余りに寂しい・・・・と思うのだけれど・・・・。


ねぇ、ふくろうさん・・・それで今日は何を教えてくれるの?・・・・そうだねぇ・・・
何が聞きたいんだい?ん・・・そうだなぁ・・・何でかまきりがベ-ス弾いてるの?

それはね、弓みたいなので弾いている姿がカマみたいに見えたからだよっ・・・・
じゃあ、かみきりは?・・・それはね、ベ-スとギタ-は形が似ているだろっ?・・・・

かまきりとかみきりも似ているだろっ?・・・ん・・・・?何処が・・・?
ま・・・と、み・・・・しか違いが無いだろっ?・・・・あはははは、本当だっ。

何で似ているのにしたの?それは双子だからだよっ・・・。
じゃあ、蝶がサックスなのは?それはね、子供の頃にその子は黒が好きだったんだよ。

けれど黒じゃ地味じゃないかい?だから、金色が派手に使いたかったんだよっ・・・
じゃあクワガタは?本当は虫の王様はカブトムシって言うんだけれど、

この子達のお父さんはそんなに威張ってないからねぇ・・・しかもクワガタのが
長生きするからだよっ・・・・。

じゃてんとう虫は?私に決まってるだろっ。若い頃に流行った歌に、私はピアノって
歌が流行ってたんだよっ・・・・。へぇそうなんだ・・・・。

じゃ何で虫が演奏してんの?そりゃお爺ちゃんがミュ-ジシャンだからだよっ。

お袋ぉぉぉ、もうその辺で飯にしてくれよぉぉ・・・・・えっおふくろ・・・
おっ、ふくろうぅぅぅ・・・・・・お後がよろしいようで・・・・。


そうなのね、こんな理由でこんな構成だったのね・・・・とてもくだらない事だらけ。
楽しいだの、愉快だのってそんなたわいもない事だったりする。

クッスッって笑えればそれだけで良い。つまり一緒に共有出来る人が側にいる・・・
これが幸せだったりする。けれどいつかその家族も1人ずつ掛けて行く・・・・

幸せを求めて・・・。とは言え、残された者は何と無く寂しくなる・・・。
何故なら、親がせいせいした・・・とは言わないだろうから。

そしていつかそこは2人きりになったりする・・・。けれど失うだけじゃない。
今度はそこにまた新たな共有出来る孫を連れて返って来る。

そしてその孫にお袋って言うお婆ちゃんが見て来た思い出を語ると、それらすべてが、
良い事も悪い事もみんなで共有出来たりする・・・・。

3人の子供達が親になって都合の悪い苦い思い出も・・・・お袋さんがすべて。
いつかそんな事になったら、いつまでも楽しく愉快な家族かな・・・?

そんな事を思っています・・・・。みんなが揃ってここに集まるように・・・。




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のりちゃん親子がやって来る

2012-01-06 22:24:53 | モザイク教室
今月の高州のサ-クルの時に次回作の下地が必要なので、去年最後に下絵を宿題・・・
そんなのりちゃん母さんがのりちゃんと一緒にやって来た。

それがこれなんだけれど・・・・これはみんなにも良い勉強になるので掘り下げる。
恐らくこれは、菖蒲とかすみれとかあんな感じの花だと思うのだけれど・・・・。

そこで1つの例で考えてみよう・・・と言う事になる。ゾウを使って見る。
ここに小さい子がいたとして、その子に判り易くする為の特徴を順番に答える、

そんなゲ-ム。では・・・と順番に始めると、体が大きい・・・グレ-・・・耳が大きい、
鼻が長い・・・、足が・・・と何個か出た頃に説明を始めたのね。

一体これが何なのか?・・・つまり特徴探し。一体ゾウを描くのに何が必要なのか?
そう2人は気が付いたのね・・・鼻が長い・・・は1つだけでも判ってしまう事をね。

体が大きいなら、サイでもキリンでもクジラもそう。だから次のヒントが欲しくなる。
耳が大きいって言うのも中々だが、鼻が長いよりも落ちるかな・・・?

・・・とこんな感じ。つまり画力があったとしたらその特徴じゃない部分のアップでも
きちんと描く事が出来るだろうが、モザイク力は?って事になったら・・・どう?

そう、まだ始まったばかり。となれば、なるべく有利な構図の方がよりそれに見える。
そんな事を踏まえて、最初に戻ると、菖蒲やあやめの特徴は・・・?

首が長い・・・じゃないのかな?それが無いと不利では無いか?しかしそうなると、
思い描く大きさでは無くなる。恐らく倍にはなるだろう・・・

すると2人とも小さくすれば・・・と言うのだが、ここが大きな勘違いなのね。
では何故小さくする事を考えたか?それは大きくしたくなかったから・・・。

1番に考えたのが大きくしたくなかった・・・・本来の1番はこれを完成させるには?
が正解なんだけれど。更にどうして小さく・・・の理由の中に大きな勘違いがある。

それは、大きいパ-ツと小さなパ-ツって話。良くある勘違いなんだけれど、
大きいと粗雑にも楽したか?のごとく評価は低く、小さいと細かくて凄い・・・と

表現されがちだが、実は全くの勘違いで難しいのは大きなパ-ツで小さいパ-ツは
細かくて面倒臭い・・・これが本当の表現なんだけれど・・・。

こんな事が思い込み・・・・。そこを説明してお開きになってから下地作り。


とこうなる。これで50cm弱。一見大きそうだけれど、お母さんなら出来るのね。
問題は時間が掛かるのね・・・と覚悟さえきちんと出来て、ムキになって無理しないで

進めて行けば、終わりが来た時に意外と掛からなかった・・・なんて事になるはず。
いずれにせよ良い作品になりそうな予感はあるのね。

そんな後の俺は・・・


立体は進まない・・・。

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ユニディさんからの依頼作品・・・ふくろう編

2012-01-06 00:43:58 | モザイク作家
今日は小話を作成しつつあった紙をどっかに落としてしまったのね・・・帰りに・・・
ブログ入れようと思って・・・ガッカリって感じなのね。

まっそれはそれとして微妙だが進んでいる。まだ終わっていないけれど、やはり感想は
立体は難しい・・・何度やってもね。

思うように進まないのね・・・どんどんって感じには終わらないのね・・・だから気分が
乗って来たぁ・・・って感じにはならない・・・。コツコツって感じの繰り返し。

いつもよりも特にね。いかにこらえるか・・・そんな感じになる。
だから何とか進行具合の結果を見て、もう終わるじゃん・・・って気分にしてやるのが

大事になる。じゃないと、全然進まないや・・・またかぁ・・・って後向きにもなるから

まっもう少ししのげば、終わりも近いって気分にもなるのだろうけど・・・

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