katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

亀有カルチャ-とオ-ドリ-教室

2013-01-13 07:47:20 | モザイク作家
今日はオ-ドリ-同行の今年初めての亀有のカルチャ-教室。
実はご新規さんが1人いらっしゃる事で、ご新規さんに時間を取られると今までの

生徒さんの時間が取られてしまう事も考えての同行になる。でも4人に2人の先生って
・・・・ただいらした生徒さんから豪華で有難いって話が出たのは、逆に有難い。

そんな中の結果の1つがご新規さんの作品。中々良い仕上がりになっている。
しかも体験のみでは無く、本講座にもいらっしゃるとの事、何よりである。

それなら今後もお付き合いがあるので、更なる結果も残す事が出来る。

そんな中、継続中の方達の作品はと言うと、


猫に見えちゃっているのね・・・・1cmタイル。中々でしょ?
そうかと思うと、



前回お休みしたのだけれど、仕込んであったパ-ツをしっかり張ってある。



こちらはここのみでのモザイクなので、ぺきぺきで花を2つ。つまり1時間に1つの花。

きのうの話の続きになるけれど、結局こだわってやって行けば、こうなる。
体験教室は目地まで20cmの大きさが完成して、そこからこだわりを持つと・・・

こうして3人のように時間が掛かるが、じっくり取り組む事になる。
勿論、グレ-ドもだが、大事なのは今は喰い切りを自由自在に使えるようになる事。

そうなれば、進み方も変わるし、自宅でも1人で出来るようになる。
要するに習うと言うのは、いつか1人で出来る事が増えると言う事。

そして出来れば、オリジナルを作れ、尚且つグレ-ドとしても素敵だなぁ・・・と
来客に褒められるような作品になる事・・・こんなのが理想。

いずれにせよ、また1人増えたのは良かった・・・・

さてそんな中、オ-ドリ-教室。


今までは1.2.3.・・・と順番に進む事・・・それには1つ先を読む・・・こんな指導を
して来たが、今回は更なる指導をして見た。

例えば、もうすでに色が粗方決まっている状況である王子様・・・
ただそれはあくまでパソコンの中にあった色であって、タイルの色では無いもので

決めたもの・・・ここは本人も良く判っていて、単なる目安と言う。そこで流動的ながら
あのタイルで・・・ここは、あのタイルで・・・、ここはガラスタイルで・・・と、

順番に張って行く・・・ではここから、この先どんな展開があるか?となると・・・・
まだ詳しくは決まっていない・・・との事。

でも実はこれだけメインが具体的な場合、すでにもういくつかのバリエ-ションを
持っている事にもなる・・・・例えば、顔の色が上手くすると木目にも見えたりする。

つまり木目が、木馬に広がれば、木繋がりになる。つまり木で出来ているものは・・・
と広げれば、外にあるアイテムに広がり散りばめられるようになる。

つまり真ん中中心に段々と顔に使った色が外に向かって少なくなって行くようにも
作れる事になる。しかもそこに意味もある。木繋がりと言う・・・ね。

勿論、同じようにガラスタイルもやって行けば、安定感としても成立する。
例えば、それを正論とするのなら、ここから変化させるのなら、ガラスタイルを

逆のパタ-ン・・・つまり真ん中が一番少なく、外に向かってもっと使う・・・となれば
修正後のかぐやの作品となる。

要するに真ん中に濃い色を集め散りばめる・・・って外に無くなって行けば、金八先生の
オ-プニングみたいになる。先生真ん中、後は生徒・・・ってね。メインは真ん中。

それを逆にメインよりも外を強調する事で、逆に薄味過ぎて目立ってしまう・・・・
薄味での強調。かぐやの作品はそうした効果でランをグレ-の目地にして濃くして、

薄味になった女の人を目立たせた。そんな仕上がりにもなる。
しかも今出ている色のみで仕上がって行くから、今の色合いが気に入っているのなら

大外しは少ない。その安定感を持って、少ない目立つ色を新たに呼び起こすのなら、
更なるトッピングにもなるだろう。

要するにこんなテクニックなんてもんはひとまず・・・な考え。

大事なのは、この作品の意図する事。機能性と見栄え・・・の話。
どちらかよりにせず、真ん中にする為には・・・・情緒を加える。

では情緒とは?・・・・例えば、この作品はたまたまオ-ドリ-の家のテ-ブルになって
いるのだけれど、実は素敵な王子様が迎えに来ますように・・・って昔、一人娘に

王様が作らせた・・・・と言うエピソ-ドがある作品にしたい・・・とか、何か物語性を
加える事で、・・・って事は、こんな感じ?こんな感じ?こんな色?ってイメ-ジするもので

イメ-ジを具体的にするって言うのは、色を具体的にする事だったり、形にこだわる事で
は無くて、切る事や張る事の上手くなった常連のような人達や弟子は、いかに物語の

1ぺ-ジを広げられるか?なのね。つまりそれが想像力。そこを具体的にするから、
イメ-ジはそれなら・・・・これかな?こんな色かな?ってなるもので、

広げて置いて、敷地に合わせてつぼめて行く・・・絞って行く・・・・そぎ落とす。
こうするとハイグレ-ドの小物になるし、敷地の大きさに合わせどんどん足して行けば、

知らず知らず大作になって行く。ただ理屈はこれだけ。そこにさっきのテクニックを
載せて行けば良いだけ。後は経験値。

まっ、午前中の時間を取ってしまったお礼に・・・・ねぎらいのサ-ビスなのね。

始めに使った文章の復唱になるが、

要するに習うと言うのは、いつか1人で出来る事が増えると言う事。

そして出来れば、オリジナルを作れ、尚且つグレ-ドとしても素敵だなぁ・・・と
来客に褒められるような作品になる事・・・こんなのが理想。

ってこれを、更に人に教えられるように・・・と先生側に立って時間を使って、これも
1つの勉強となる。これが出来ると、もう1つ上の段階に進める事になる・・がしかし、

その分、自分の時間を使ったのだから・・・・こんな指導がペ-スをアップする事に
繋がるのなら・・・・役に立つかも・・・・と老婆心。

まっここに書いたら、使うつもりならみんなが使えるかっ・・・・あはははは。

ってそんな中、



らんちゅう完成。







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