今日は早めに行っても良いですか?・・・・そんな訳で10時前スタ-ト。
そりゃね、中学の夏の3年間通ってくれた最終日・・・・何時でも構わない・・・
一生に最後の日かも知れない・・・・まっ俺が売れれば会う事もあろうが、
いずれにせよ、労作展には行きたいとは思うが、9月に入ってもお教室続き・・・・
それすらも判らないのだから、これが最後かも知れない・・・・大事な日だからね。
そんな最後の日が早めに始まった・・・・それがバックのぺきぺきの精度が良過ぎるのね
まっ、こんな事になるかな?とは思っていたが・・・・
説明すると、何が精度が良いか?って言うのは、目地幅の均等・・・こんなに揃えてしまったら?何度も何度も合わせないといけなくなり、難易度が増すのね。
そのスピ-ドがお母さんにはもどかしいらしいのね・・・・折角、ぺきぺきで大きなパ-ツを切れると思い、スピ-ドアップを図れると思ったのに・・・・ってね。
大抵、口出ししないように・・・とお昼だったり、帰りだったり・・・そんな時にしか、
アトリエにいないようにしてくれるのだけれど、何しろ最終日・・・・
本当にこれで終わるの?・・・・って心配なのだろう・・・・お母さん、毎年の事・・・
夜は長いし、何とか今日中に帰れるとは思いますよっ・・・ねっ・・・・と声を掛ける。
それにしても、余りに心配するので・・・・前々から言っていたので、お母さん・・・・
息子と同じ痛みを味わえばっ・・・?って、作品作りを勧めたのね・・・・。最後だし。
そんな訳で、お母さんもぺきぺきで例のカメとやしの木のプレ-トを始めたのね・・・。
作戦通りなのね・・・一体何が起こると思う?・・・・恐らく自分の息子が神にも
思えるはずなのね・・・・そして3年間何をしていたのか?きっと理解出来るはずなのね。
そんなこんなで結果としては・・・・
まずまずでしょ?ほぼ何も教えていないのね・・・だってお豆って感じで、待機している
時間潰し・・・そんな感じなのだから・・・。でもね、最初から判ってたのね。
息子がやっている・・・ぺきぺきは柔らかくて簡単・・・子供教室のプレ-ト・・・・
たったこれだけの大きさ・・・・すべてがフェイクだらけ・・・。
やり方は知っている・・・ずっと見て来たのだから・・・とね。
では、こんな気持ちでスタ-トすると、何が起こるか?・・・・当たり前の事が起こる。
まずは結果を考える・・・・良いのが欲しいとね。欲しいって言葉はヨクと読む。
つまり、欲望は果てしない・・・初めてやる事なんだから・・・ときちんと思えれば、
謙虚に楽しめるのに、出来ると判断するから、出来ない事に簡単につまづく。
必ずこんな事が起きる。ってその前に、まず色合いが・・・と色選びから楽しむ。
それが更に追い討ちを掛ける事になる・・・だって今、何て言った?タノシムって・・・
そんな読み方したら?楽・・・ラクって話?初めてやるのに・・・ほらね、簡単でしょ?
つまり何もかもスタ-ト時に、謙虚さを失ってしまっている・・・しかも最高の楽しみ、
色選びを終えてしまったら、後はタイルを切るのみ・・・ひたすら切るのみ・・・。
すると、どうなる?・・・最初の1枚を尖がっているような場所から切ったとする・・・・
その1枚で恐ろしいほどの痛みを覚える事だろう・・・・
上手く行かない・・・ってね。それどころか終わらないかも・・・ってね。
俺はお豆を相手にするほど、暇じゃない。メインは息子である。
とは言え、耳だけは何一つ逃さないくらい聞いている。何を言ったか?息遣いまでね・・
すると次に何を言うか決まっているので、予定通りに準備をしないとならない。
何をするか?は、とても細かくなったタイルのかけらの入ったザルを用意し、
モザイクの体験教室ではあるから、本来はすべて切るべきなんだけれど、場合に寄っては
拾って入れて、時より楽をする・・・そんな事も・・・と置いて置くと、拾ってばかりに
なるので、拾ってばかりで入れないでね・・・それだと楽して息子の痛みが判らない。
でしょ?と言うと、苦笑いしながら切り出す・・・・きちんとプライドの確認。
ラクするのも良し、楽しむのも良し。いずれにせよ、程々でね・・・と。
すると黙って黙々とやって見るが、何枚目かで・・・・アナタ凄い事やっていたのね・・
って。良かったのね、3年間何をしていたのか?やっとご理解して頂けたのね。
そうなると、お母さんが判ってくれたのだから、お前も理解しないとなっ・・・になる。
ほらっ、お母さんが送迎してくれたから完成しそうなんだから、有難うの一言くらい、
完成したら必ず言えよっ・・・感謝の気持ちの無い奴の作品なんて、ペラペラに見える。
俺が教えているのが、単なるモザイクの技術だけなら、あぁ簡単って話だが、
もし慶應の労作展に2年連続で受賞した子供に、受賞者としての自覚を持って、真摯に
取り組む姿勢と、自分自身ときちんと向き合い、作品を制作する・・・って事だとしたら
モラルと倫理ってものがある。そんなもんが判らずして、上っ面の技術では、子供のお遊びに付き合っただけになる。お金で買われた技術屋だな・・・それじゃ。
誰でも良いなっ・・・それなら・・・何処にでもいそうだなっ・・・。
ただ、そうじゃなくて、もし俺の言っている事が合っているのなら、感謝の気持ちなんて
親が教えるべき事だとは思うが、今日まで俺の生徒・・・最終日・・・意思の疎通・・・
そんな意味の最終確認とでも言うのかな?勿論、判らなくても良い。
呪文のように、色々な事を言うだけ・・・・きっと監督の中に俺は入り込むから・・・・
必ずね・・・・俺はこの3年間で監督から信用を勝ち取ったからね。
きちんと入り込む事が出来るはず。
さてさて、そんなこんな後は立て直し。お母さん、初めてやる事なんだから謙虚に。
良い物作ろう・・・じゃなくて、切れるのかな?タイルなんて・・・だよね。
しかも、監督はせがれであっても大先輩。そう思えさえすれば、楽になれる。
慌てないで自分の決めた色を順番に切って、入れ込んで行く・・・1枚ずつね。
そんな話をするんだけれど、どうしても許せないんだろうね・・・何で、どうして?の
繰り返しになる・・・ただ、何処かで変わるのね・・・人って。
でも、そう簡単に変われない人もいる・・・終わらなかったら持ち帰って良いですか?
とか、言い出す。こらこら体験教室に明日なんか無いよっ・・・しかも、持ち帰って
1人で出来るとでも思っているのかな?また来るの?って葉っぱ掛けると・・・ですよね。
って・・・。こらこらっ。しかも、息子の前で、それで良いのかな?って言うと、
更に、ですよね・・・って。すると、しばらくすると、笑い出して壊れちゃったのね。
あはははははは、上手く行かないぃぃぃぃってね。あらまっ、良い感じになったじゃない
取り組む姿勢が。苦笑いでも笑えれば何より。すると、笑っちゃうしか無いんだもの。
って。それでもさっきよりマシ。上手く行かないって自分を責めるよりも、
何とか折れ掛けた心の立て直し。何とか最後までたどり着く・・・諦めないでってね。
騙し騙しでも構わないから・・・すると、何とか終える事が出来たが、
何とも変になっちゃった・・・って言うのね。だから、目地すれば必ず良くなるから・・
って言ったんだけれど、好きになれないって言うのね・・・・。
じゃ置いて行けばぁ・・・貰っちゃうから・・・って目地をすると・・・・・
あっ、良いかもぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉって。
おやまっ、初めての自画自賛。良いじゃないぃぃ、そうじゃなきゃ、体験教室なんだから
ただね、そうなると体験した後の自分の息子の作品は・・・・神となる。
す、凄いねっ・・・これって・・・ってね。やっと本気で見てくれたのね。やっと。
3年も掛かっちゃったのね・・・・3年も。じゃついでに俺の作品も見て・・・あはははは
そんなこんなで夜11時過ぎに完成。これで監督との3年間が終わったのね・・・・
いつか俺が売れた時、呼ぶから・・・また会おうなっ・・・はい・・・って。
大変だった監督との夏も、終わりと共に楽しい夏になった・・・寂しい気もするが・・・
しかし先生って大変だわっ。次々と入れ替わる生徒に感情移入して、完成しては去る・・
そんな繰り返し・・・こんな事から、親で無いけれど、親って・・・って計ったりする。
大事に育てて人のもんかぁ・・・ん・・・俺には無理かぁぁぁ、やっぱ親は・・・。
俺、大人気ないもんなぁ・・・〔だいにんきじゃなくて、おとなげ〕あはははは。
何しろ先生だってアップアップなんだから・・・・。
そりゃね、中学の夏の3年間通ってくれた最終日・・・・何時でも構わない・・・
一生に最後の日かも知れない・・・・まっ俺が売れれば会う事もあろうが、
いずれにせよ、労作展には行きたいとは思うが、9月に入ってもお教室続き・・・・
それすらも判らないのだから、これが最後かも知れない・・・・大事な日だからね。
そんな最後の日が早めに始まった・・・・それがバックのぺきぺきの精度が良過ぎるのね
まっ、こんな事になるかな?とは思っていたが・・・・
説明すると、何が精度が良いか?って言うのは、目地幅の均等・・・こんなに揃えてしまったら?何度も何度も合わせないといけなくなり、難易度が増すのね。
そのスピ-ドがお母さんにはもどかしいらしいのね・・・・折角、ぺきぺきで大きなパ-ツを切れると思い、スピ-ドアップを図れると思ったのに・・・・ってね。
大抵、口出ししないように・・・とお昼だったり、帰りだったり・・・そんな時にしか、
アトリエにいないようにしてくれるのだけれど、何しろ最終日・・・・
本当にこれで終わるの?・・・・って心配なのだろう・・・・お母さん、毎年の事・・・
夜は長いし、何とか今日中に帰れるとは思いますよっ・・・ねっ・・・・と声を掛ける。
それにしても、余りに心配するので・・・・前々から言っていたので、お母さん・・・・
息子と同じ痛みを味わえばっ・・・?って、作品作りを勧めたのね・・・・。最後だし。
そんな訳で、お母さんもぺきぺきで例のカメとやしの木のプレ-トを始めたのね・・・。
作戦通りなのね・・・一体何が起こると思う?・・・・恐らく自分の息子が神にも
思えるはずなのね・・・・そして3年間何をしていたのか?きっと理解出来るはずなのね。
そんなこんなで結果としては・・・・
まずまずでしょ?ほぼ何も教えていないのね・・・だってお豆って感じで、待機している
時間潰し・・・そんな感じなのだから・・・。でもね、最初から判ってたのね。
息子がやっている・・・ぺきぺきは柔らかくて簡単・・・子供教室のプレ-ト・・・・
たったこれだけの大きさ・・・・すべてがフェイクだらけ・・・。
やり方は知っている・・・ずっと見て来たのだから・・・とね。
では、こんな気持ちでスタ-トすると、何が起こるか?・・・・当たり前の事が起こる。
まずは結果を考える・・・・良いのが欲しいとね。欲しいって言葉はヨクと読む。
つまり、欲望は果てしない・・・初めてやる事なんだから・・・ときちんと思えれば、
謙虚に楽しめるのに、出来ると判断するから、出来ない事に簡単につまづく。
必ずこんな事が起きる。ってその前に、まず色合いが・・・と色選びから楽しむ。
それが更に追い討ちを掛ける事になる・・・だって今、何て言った?タノシムって・・・
そんな読み方したら?楽・・・ラクって話?初めてやるのに・・・ほらね、簡単でしょ?
つまり何もかもスタ-ト時に、謙虚さを失ってしまっている・・・しかも最高の楽しみ、
色選びを終えてしまったら、後はタイルを切るのみ・・・ひたすら切るのみ・・・。
すると、どうなる?・・・最初の1枚を尖がっているような場所から切ったとする・・・・
その1枚で恐ろしいほどの痛みを覚える事だろう・・・・
上手く行かない・・・ってね。それどころか終わらないかも・・・ってね。
俺はお豆を相手にするほど、暇じゃない。メインは息子である。
とは言え、耳だけは何一つ逃さないくらい聞いている。何を言ったか?息遣いまでね・・
すると次に何を言うか決まっているので、予定通りに準備をしないとならない。
何をするか?は、とても細かくなったタイルのかけらの入ったザルを用意し、
モザイクの体験教室ではあるから、本来はすべて切るべきなんだけれど、場合に寄っては
拾って入れて、時より楽をする・・・そんな事も・・・と置いて置くと、拾ってばかりに
なるので、拾ってばかりで入れないでね・・・それだと楽して息子の痛みが判らない。
でしょ?と言うと、苦笑いしながら切り出す・・・・きちんとプライドの確認。
ラクするのも良し、楽しむのも良し。いずれにせよ、程々でね・・・と。
すると黙って黙々とやって見るが、何枚目かで・・・・アナタ凄い事やっていたのね・・
って。良かったのね、3年間何をしていたのか?やっとご理解して頂けたのね。
そうなると、お母さんが判ってくれたのだから、お前も理解しないとなっ・・・になる。
ほらっ、お母さんが送迎してくれたから完成しそうなんだから、有難うの一言くらい、
完成したら必ず言えよっ・・・感謝の気持ちの無い奴の作品なんて、ペラペラに見える。
俺が教えているのが、単なるモザイクの技術だけなら、あぁ簡単って話だが、
もし慶應の労作展に2年連続で受賞した子供に、受賞者としての自覚を持って、真摯に
取り組む姿勢と、自分自身ときちんと向き合い、作品を制作する・・・って事だとしたら
モラルと倫理ってものがある。そんなもんが判らずして、上っ面の技術では、子供のお遊びに付き合っただけになる。お金で買われた技術屋だな・・・それじゃ。
誰でも良いなっ・・・それなら・・・何処にでもいそうだなっ・・・。
ただ、そうじゃなくて、もし俺の言っている事が合っているのなら、感謝の気持ちなんて
親が教えるべき事だとは思うが、今日まで俺の生徒・・・最終日・・・意思の疎通・・・
そんな意味の最終確認とでも言うのかな?勿論、判らなくても良い。
呪文のように、色々な事を言うだけ・・・・きっと監督の中に俺は入り込むから・・・・
必ずね・・・・俺はこの3年間で監督から信用を勝ち取ったからね。
きちんと入り込む事が出来るはず。
さてさて、そんなこんな後は立て直し。お母さん、初めてやる事なんだから謙虚に。
良い物作ろう・・・じゃなくて、切れるのかな?タイルなんて・・・だよね。
しかも、監督はせがれであっても大先輩。そう思えさえすれば、楽になれる。
慌てないで自分の決めた色を順番に切って、入れ込んで行く・・・1枚ずつね。
そんな話をするんだけれど、どうしても許せないんだろうね・・・何で、どうして?の
繰り返しになる・・・ただ、何処かで変わるのね・・・人って。
でも、そう簡単に変われない人もいる・・・終わらなかったら持ち帰って良いですか?
とか、言い出す。こらこら体験教室に明日なんか無いよっ・・・しかも、持ち帰って
1人で出来るとでも思っているのかな?また来るの?って葉っぱ掛けると・・・ですよね。
って・・・。こらこらっ。しかも、息子の前で、それで良いのかな?って言うと、
更に、ですよね・・・って。すると、しばらくすると、笑い出して壊れちゃったのね。
あはははははは、上手く行かないぃぃぃぃってね。あらまっ、良い感じになったじゃない
取り組む姿勢が。苦笑いでも笑えれば何より。すると、笑っちゃうしか無いんだもの。
って。それでもさっきよりマシ。上手く行かないって自分を責めるよりも、
何とか折れ掛けた心の立て直し。何とか最後までたどり着く・・・諦めないでってね。
騙し騙しでも構わないから・・・すると、何とか終える事が出来たが、
何とも変になっちゃった・・・って言うのね。だから、目地すれば必ず良くなるから・・
って言ったんだけれど、好きになれないって言うのね・・・・。
じゃ置いて行けばぁ・・・貰っちゃうから・・・って目地をすると・・・・・
あっ、良いかもぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉって。
おやまっ、初めての自画自賛。良いじゃないぃぃ、そうじゃなきゃ、体験教室なんだから
ただね、そうなると体験した後の自分の息子の作品は・・・・神となる。
す、凄いねっ・・・これって・・・ってね。やっと本気で見てくれたのね。やっと。
3年も掛かっちゃったのね・・・・3年も。じゃついでに俺の作品も見て・・・あはははは
そんなこんなで夜11時過ぎに完成。これで監督との3年間が終わったのね・・・・
いつか俺が売れた時、呼ぶから・・・また会おうなっ・・・はい・・・って。
大変だった監督との夏も、終わりと共に楽しい夏になった・・・寂しい気もするが・・・
しかし先生って大変だわっ。次々と入れ替わる生徒に感情移入して、完成しては去る・・
そんな繰り返し・・・こんな事から、親で無いけれど、親って・・・って計ったりする。
大事に育てて人のもんかぁ・・・ん・・・俺には無理かぁぁぁ、やっぱ親は・・・。
俺、大人気ないもんなぁ・・・〔だいにんきじゃなくて、おとなげ〕あはははは。
何しろ先生だってアップアップなんだから・・・・。