katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

くじらさん教室と個人の下地作り

2015-07-03 07:14:47 | モザイク教室
今日はくじらさん教室。いよいよ大人の事情も解禁となり、作品を公開して良くなったのね。実はくじらさんは俳句を習ってて、この俳句をエントリーしていた事で伏せないとならなかったんだけれど、その期間も過ぎたのでオープンとなったのね。

このモザイクがどんなに良い事か?って伝えるには挿絵として画像が欲しかったんだけれど・・・・・そうね、まず世界初の俳句のモザイクであると言う事。恐らくね。凄いのは趣味の2つの融合・・・2枚看板なのね。

そもそもモザイクを趣味の1つとする・・・って言う事はあっても、そのモチーフにまた自分の好きな事を盛り込むのだから、やる気が倍になるよね。
しかも完成した時に飾るにも、モザイク好きの人に見せる事も、俳句好きにも見せる事が出来る。

更にね、凄いのは趣味って域を完全に守りつつ上手くなるって言う事が満載なのね。まず、好きな事しかしない事。俳句、飼っている鯉、そしてバックは無く、俳句が和風である事で銘木が良く似合う事・・・・だから仕上がりが果てしない感じにはならず、適度な時間で完成する教材である事。

更に文字である事で考えると言うよりも、きちんと幅を合わせたり、きちんと揃えたり、国語の書き取りの点々をなぞる・・・あんな感じ。
それによって1cmタイルに慣れる・・・ってやり方と、切る事に慣れてから鯉に入る・・・って感じ。

もう自分のモザイクのスタイルが俳句と絵・・・・って決まってしまえば、俳句の方が経験が長い分上手くて当然だし、ストックはいくらでもあるのだから、やる事はもう完全に決まっている。要するに今は俺の字で作っている事をいつか自分の文字でやれるようになれば、よりオリジナル感は出る。

勿論、そこは切り離して、英語だとデザインみたいにロゴのような雰囲気が必要になるけれど、日本語だと頼まれても俺に有利なんで、それ程負担にならないので何とか出来るから、ずっと頼まれても別に構わないのね。すでに俳句がオリジナルなんだからね。

それよりも挿絵。こっちは描き慣れる事でグレードは上げたいのね。最初は自分がやりたいモチーフを写真に撮って、それをなぞって描く・・・で構わないのね。それもオリジナルだから。しかもこの場合、自分の飼っている鯉。柄もオリジナルになるしね。

こうしてグレード比較すると、くじらさんの中で俳句が一番、2番がモザイク、そして3番が絵となる。ほら、これからも、このモザイクを続けるに当って、3番目の下絵・・・ここはグレードアップが必要でしょ?けれどね、それも常に俳句の中に出て来る挿絵になるモチーフみたいな事になるだろうから、

絵画みたいなものでなく、絵手紙みたいなあんな雰囲気になれば良いのだから、何しろ輪郭さえしっかりして、後は2番目の技術のモザイクで補えば、そこそこの結果は得られる。こんな繰り返しをやれば必ず結果は出るし、もっと言えば、さっきの趣味の域を完全に守りつつ・・・って話をすれば、

今、支流になりつつある大作のスタイルは1品は自分の腕の最高峰を作ろう・・・ってスタイルなんだけれど、くじらさんの凄いのは、この先ずっとこのスタイルでやれば、大作も小物も無いのね。だって俳句と挿絵なんだから、銘木でやり続ければバックは無いし、挿絵なんだから、大きな絵は無い。

しかもモチーフを何にしようかな?では無くて、俳句に合わせるのだから、考える必要は無いのね。つまり小物も大作も無くずっと同じスタイルを続ける・・・もっと言えば、みんなは自分の作品を作り続ける事が趣味なら、もしかするとくじらさんは逆で作品を売るスタイルになるかもね・・・。

大作作りは、それ売る?って話になると、売れない・・・ってみんな言うのね。そうね、だって大作だもの・・・時間も掛かっているものね。
そう言う点では、くじらさんのは慣れて来ると挿絵は時間は掛かるだろうけれど、文字だけなら時間はそんなに掛からない。

では、そんな作品がどんどん出来上がったとする・・・・かさばらない?でしょ?でもね、もし俳句仲間に良いなぁ・・・って言われたとするでしょ?
ほら、売る事で自分の作品だらけにはならないし、彫るのは俺なのだから、その金額だけでお教室では無く、自宅で作れば趣味として継続出来る。

それをアトリエのお教室代を使って作ってあげては、お金が掛かり過ぎる。例えば自分の作品はアトリエ、人のは自宅で・・・そんな事が出来るようなら、大作を持たずして、自分の作品はこれ・・・ってスタイルがある。そんな新しい形になると思うのね。

それと、例えばこれが鯉だけと俳句があるとでは内容が全く違うのね。鯉だけなら工芸となる可能性が高いが、感情移入がして貰える俳句がある以上、芸術点も加わる可能性を秘めている・・・・。そんな事を踏まえて・・・・



実はもうすでにそんな事を踏まえた最初のプレゼント作品なんだって・・・・言う事で、急きょ彫ったのね・・・・それが文字が細くてね・・・。
銘木もたまたま合うのがあったし、しかも字の上手い人に書いて貰っていたし、それを見て銘木に書き写して・・・考えずに済んだのね。

こんなの出来たら、欲しくなる人いると思うけれどね・・・・何せ自分の俳句が銘木モザイクになるのだから・・・・。ただ、こんなのを誰にでもタダであげちゃ駄目だよ・・・ってお知らせをして・・・いずれにせよ、くじらさんは自分のスタイルが見つかったのね。

そんなお教室の後は、個人の分の下地の続き・・・・

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