katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

KAMEYAさん出張教室

2015-07-26 07:01:27 | モザイク教室
今日はkameyaさんの出張教室。ちなみに3人。まずはkameyaさんから。前回画像の取り忘れがあって・・・・失礼しました。
それでは・・・・って今日は、白蛇を作る・・・って言うので、スマホでアップで見て・・・・って言うと、渋々調べ始めたのね・・・。あはははは。

それが先生ぃぃ出て来ない・・・・って言うので、検索している文字を見ると、白ヘビって・・・・じゃ、白蛇って入れて見て・・・って言うと、見事にヒット・・・ただ、ヒットしても気持ち悪いぃぃって・・・・こらこら作る人が何言ってんだかっ・・・。

するとkameyaさんより年上の方が、良いじゃない・・・って。ある意味良くある事で、男は動くって生き物自体に興味を持ったりするが、女の人は柄だったり、皮だったり、加工されれば受け入れられる事が多いのね。

さてそんなエピソードは置いといて、別にクラッシュで作れば簡単に白いタイルを切っておしまい・・・って感じなんだろうが、うろこを切って・・・って作品・・・・そうなのね、ぼーの作品を画像で見ているから、ウロコを切るとよりリアルになって良く見える。

ただ可愛い仕上がりにしたいのに、何故ウロコか?って話になると、それが着崩し的な話になって、ウロコをリアルにしても目を可愛くすると、昔から言う目は口よりものを言うのなら、目って言うのは威力があるって話なのね。つまり柄として受け入れられれば、目が可愛い分、リアルのみには見えない。

しかもきちんと同じパーツを切る事は別に困らない腕もあるし、逆に繰り返しは時間が解決してくれる感じになるのだから、益々得意。
更に言えば、デザインとして柄を考えなくても良いし、本物のウロコ自体がデザインのようなのだから、ある意味色のみ。

ただここが問題で、白蛇が作りたい・・・って言っていた人が画像確認をしたくなくて、渋々見る前は、白蛇だから、白とクリームとベージュで・・・って言っていたが、確認したら黄色とか金なんて感じに変わった・・・・ほらね、きちんと見る事。思い込まないぃぃぃ。

何事も着崩しであって、新しい事をしたいのなら、きちんと元を見る。そこから変化したものなのだから。全てのものがみんな。
ただね、こう言う考え方には限界もあるのね。何しろ少しずつしか変化出来ないでしょ?一挙に変えると本物から大きくずれるから・・・。

そうすると、ある意味もうそれには見えなくなる場合が多い。例えば白蛇って言って置いて、金が良いじゃん・・・って金を多めにして行けば、白蛇ではなく、金蛇に見えちゃうかもね・・・って、じゃそれで良いかっ・・・って言えば、もはや蛇が作りたかっただけになる。

そもそも続けて行くって言う意味で考えれば、基礎って言うのはそれに見える・・・って言うものが基本で、見えなきゃ見えないでそれでも良いや・・・って言うスタイルでは、教える側も困るのね。何しろそう言うから、それにより見せようと教えていたのに、別に良いや・・・って言われては、

甲子園行きたかったけど、予選を1つ2つ勝てれば良いや・・・では、練習の仕方も心構えも全く違う気がするのね・・・。それなら最初からそんなに厳しく言う必要は全く無いんでね。そう言う点では、kameyaさんの口癖の、この作品は遊びの本気・・・・って言うのだから、気楽に基礎って話。

じゃ気楽って何?って事になると簡単な話で、kameyaさんにとって、何が気楽か?って言うと、構想を立てない・・・考えて悩んで進めない・・・って言うのが気楽じゃないのね。ただ、それをじゃ何かの真似をすれば良いって事になると、これまた違うのね・・・あははは。また複雑だわっ。

簡単に言えば、モザイクがしたい・・・最初の頃なら出来ないぃぃかも・・・って思うから、謙虚な気持ちにもなり、出来て嬉しいだけで楽しめた。
でも、もっとこうすれば良かった・・・って思う気持ちがあるから、じゃ次はこうしよう・・・って思ったりする。

じゃ下絵を考える・・・ん・・・何にしようかな?・・・・ん・・・・って構想になると、モザイクがしたいのに、下絵を描かなきゃならない、構想を立てないと・・・・何にしようか?・・・・・オリジナルだからなのね・・・。

良くある有名人の顔真似とか、誰かのデザインをコピーすれば、すぐにモザイクは始められるのね。そうすれば後は何を作ってもタイルを切るだけ。
単純になるのね。ただkameyaさんはそんな単純じゃないのね。そもそも仏像彫刻の人なのだから・・・。

大体、仏像彫刻ほど伝統的で保守的なスタイルは無いのね。何しろ何を作っても図面はあり、大きさ長さ太さ・・・全て決められている。
恐らく徹底的に駄目だしを喰らうだろうね・・・・ほら良く言う規定演技と自由演技の違いって話ね。

仏像彫刻は規定演技だからね。はいそこマイナスぅぅぅ、はいここも・・・って感じになる。それが伝統ってものなのね。こう言うものは趣味って言わないのね・・・・な・ら・い・ご・と。あはははは、そう言う心で取り組んで、そう言う心だから、そう言うものが出来るのね・・・あはははは。

ほら、そんな習い事をしているのだから、自由演技させたいでしょ?・・・こっちでは。そもそも窮屈な人には窮屈なのだから。まるでバイエルみたいな話なのだから・・・。ただ本人はそんな気持ちは無いから良いけれど、人に寄ってはそんな気持ちにもなるのね・・・習い事って言うのは。

更に対比で考えれば、仏像彫刻は木だから色は選べない。モザイクは人工的なものだから色がある。仏像彫刻は1枚もの・・・モザイクは点の繰り返し。やり直しの利かないものと利くものの違いだったり、明らかに反対側にあるものかもね・・・。

そんな中、だからこそ人のデザインじゃなくて、自分で考えて1点モノを作る・・・って事が趣旨なんだけれど、真似は結果が出やすいのね。
何しろ最初は真似から・・・って言うでしょ?・・・・つまり道具の使い手になって・・・その次に構想なんて事になるのだけれど、

切る張るが上手くても素敵なものが出来るとは限らないのね。本来は・・・ただね、厄介なのねkameyaさんは・・・。まぁ本人が自覚が無いから更に大変なんだけれど、普通は道具や素材を上手く使えても、オリジナルの結果はそうそうで無いものなんだけれど・・・・。

kameyaさんは、まずこれ以外に古い着物の布なんかを使って、洋服やバック、何でも自分で作っちゃうのね・・・ほら道具の使い手になってオリジナルでも結果を出して、プロ顔負け・・・でも本人は趣味と言い張る。更に陶芸・・・もう手に負えないのね・・・。

でもね、その他のもののキャリアって話で、何十年もやってるのね。ある意味モザイクなんてkameyaさんの中では幼稚園くらいのキャリアなのね。
だものもし、そこまで続けられたとしたら、他のものと肩を並べる腕になる事間違いなしなのね。だって根気があるんだもの。あははは。

でもね、1つ忠告すれば、夢中になるとモノ作りは汗もかかないし、必死さも伝わりずらい。でも集中しているから疲労度はある。それわ何個もやれば自覚無く疲れる。更に年齢からも段々と回復力は落ちるし・・・そんな中ね、私にも作って・・・とかプレゼントを引き受けたり、

作品展なんかの為の作品を作らないとならない場合、日常に組み込まれた日程を大きくオーバーする事になるから、その上、益々気忙しい気持ちになる。こんな時は要注意って意識すると、大きく崩す事は無いとは思うんだけれど・・・。げぇ、1人目にこんなに長くなっちゃった・・・。

まっ前回、画像無かったし・・・では2人目。


前回、朱色のガラスタイルに興味を持っていた事もあって、今日はガラスタイルを持って行ったんだけれど・・・・エミリアを忘れちゃって・・・。
そんな訳で、そのガラスタイルの中から選んだのは、濃い茶に金が混ざったものと、金の2つだったんだけれど、どっちにしようかな?って悩むので、

その2つの違いについて・・・って話をしたのね。けれど本人の感覚では、明るいか暗いか?みたいに見えるらしいのね・・・・。
そこで他の2人にどう見える?って言うと、どちらも豪華に見えるけれど、濃い茶の金はシックに見えるかな?・・・・って2人共に。

ここが大きな問題で、金が入っているのだから、金は豪華に見える・・・が一番の特徴で、明るいか?暗いか?は2の次って言うのが一般的な印象。
少なくともここではね・・・。つまりどちらを使っても、それを選ぶ事の効果は豪華になる・・・が前提なのね。

更に言えば、今の状態ではお洒落な民芸品屋さんで売っていそうな感じとか、いずれにせよ値段としては高いと言っても買えない値段では無いかな?って値段の確認をしたくなる感じとか・・・それがいずれの金入りのガラスタイルを使った瞬間、バックなのだから結構な量になる。

当然きらびやかになる。更に言えば、今使っているタイルがマットなのだから、益々その効果は増す。そうね、すいかに塩みたいにね。
もしそっちへより行けば、民芸品はお金持ちの美術品に見える方向へ行くと思うのね・・・・。

要するにそのままマットのまま終われば何も変わらないで終われるが、今日は単なるバックでは無く、方向性を左右する1枚になる・・・・。
勿論、悪いとか良いとか言っているのでは無く、そっちで良いですか?・・・・みたいな話。確認みたいなね。

そんなこんなでガラスタイルが決まって、切り始めはいつもの確認。こう言う事はしないで・・・危ないから、怪我をするから。こんな時に必ず・・・って諸注意をして、始まったが、こんなに目地幅空けても良いんですか?・・・良かったぁ、少し安心したぁ・・・って。

まっ、何とも凄い話で、初めてのガラスタイルでもひるまないし、流石に切る事が上手くなっただけはある。まぁ大したものなのね。
これだけの作品を作っているだけはあるのね。いずれにせよ、そろそろ着地を考えないとならないかもね・・・・。

そして最後の方。


こんな話ばっかりだから、私は楽しみなんで・・・と言いつつ、段々とそっちへ歩んでいる自覚無く、笑いながら言った瞬間、kameyaさんに完全にこっちの方向に来ているのにぃぃ・・・・って言われてたのね。あはははは。確かにね。

要するに簡単な話で、みんなそうなんだけれど時間を掛けて、1作を作るって事で、考えないと出来ない事や、間に合わせな感じの終わらせ方をしなくなる。しかも、まだまだ発展途上の切るって行為。kameyaさんくらいになれば、もう切る事や張る事を指導する事は無くなるが、

そうなった人は構想や下絵の話でオリジナル作品の向上となるし、2人目の方のように、ここまで切れるようになったらオリジナルは?どうですか?みたいな話になり、最後の方のように徹底的にぺきぺきで色んな形を切る練習を兼ねて時間を掛けて1作を作り終えた次回作・・・ここが変わるのね。

いろんな経験をして、これよりも小さめな作品を作ると、それが本当の自信作になるのね。大きさには飲まれないし、切り方張り方も上手くなっているし、色がかぶらない・・・とか、形の変化で雰囲気を変えるとか、2色で影を付けるとか、テクニックも知っている・・・・。

2人目の方も前作はぺきぺきのネームプレートから、この作品なのだから大幅に変わったのね。ただそれには自宅でもやっている・・・・って事も大事なんだけれど・・・・。ただ、ぺきぺきのままの楽しみ・・・・ってスタイルでも、自宅でやらなくても、ぺきぺきならこの作品の完成で得られるものは必ずあるのね。しかも、もう細かい部分が終わって来たので、この作品もそろそろ着地を考える必要があるかもね・・・・。

そんなこんなでアトリエに戻り、野暮用的なデザイン・・・


全く進まない・・・・これで2晩・・・。



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