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katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

キウイ教室

2018-01-20 07:37:58 | モザイク教室
今日はキウイ教室だったけれど、かぐやも繋いで3人でこれからの打ち合わせ・・・。正式に決まっていないので詳しくは言えないが、仕事が1つ、エントリーが1つ、そしてイベント参加が1つ・・・それをどうやって廻して行くか?

更に言えば、後何個か話はあって、ただ難しいのはきちんと決まったものなら人数を確保に動けるが、いつ?規模?何1つ決まっていない話をされても、動きようが無いのね・・・ただ大抵は決まったらすぐ。ただ、こうして3人だけでもそれを話せるのは助かるが・・

どんな話か?って簡単な話で、こんな話があるんだけれど、1か月に何日来られる?・・・ただそれだけ。ここが難しい所でね、上手くなった人達には、こうした話が来た時に必ず相談するのだけれど、自分の作品を進める事だけがお教室って言う人の場合と、

上手くなりたいって趣旨の場合の人とでは意味が全く違ってしまうのね。要するに今はお教室主体で活動出来るのは、特に支障を来さない日程だから、生徒さんの予定に合わせられるが、そうした決まっていないものが正式に決まった場合、そちらが優先になる。

そうなると、きちんと毎月同じ日の場合、それを避けた予定を立てられるけれど、いつものように自由には取れなくなるかも知れないのね・・・ただ、それがご新規さんでは変更はしづらいが、相席が出来ると、横で他の事をしながらでも出来る可能性もあるし、

もっと言えば、日頃の腕を試す機会でもあって、自分の作品では味わえない刺激にもなったりする。ただ決まったのなら、規模やら日程を相談出来るが、決まっていないのに話せるのは、予定が空いていたら?では無く、予定を空けてくれる方向であるから。

しかも腕があるから完全なる代わりのいない戦力として・・・。ただ手伝って見たい・・・それも戦力であり、その人に出来る事をやって貰えれば、その数が増えるほど、大きな事が出来る可能性が広がるのね。

まっ、いずれにせよ、1つは来週正式な話になるだろうから、その時にお話出来るとして、そんな中、今日のキウイは、昔作ったワインテーブルのような大きさのモノを2人娘がいるんで、もう1つ・・・と下地になるものを買ったものの、訳あって破損。

そこで直したものの、元には戻ったけれど、前回購入したものよりも見劣りする・・・って事で、また探すにしても、直ったからこの下地も勿体無いからやる・・・って事になったが、難しいのは腕がある分、より良くするのは簡単だけれど、こだわれば時間が掛かる

・・・しかし、そんなには時間を掛けたくない。ただ何度も言うがそんなには・・・とは、どんなか?そこを具体的に言えないと、上手くなった人は必ず手間の掛かる方へ行ってしまうのね・・・そんな例の1つが棟梁の根付風味の小物だったり、おかみさんの鍵掛け

・・・根付風味の小物は小物なのに2日間で3つだったり、鍵掛けに至っては、一体何十時間掛かっているのだろうか?って話。ただ、当然、上手くなった人達が時間を掛けるのだから、仕上がりに間違いは無く見事な完成になる。

ではキウイが何と無くなんてやってしまったら?・・・たけしさんの作品、貝合わせ・・・何もかも小物の時間では無いのね。自分でも判っているから、そうはしたくない・・・だからこそ、具体的にどんな感じって言うのを決めるべきのね。

ただここが間違いやすいんだけれど、具体的に決める・・・って言うのはあれこれ決めるんじゃなくて、この作品はどんな感じの結末になるか?の想像を具体的にする・・・って意味なのね。例えば娘の結婚の時に渡す・・・って決めたとする。

3日で終わるようなものなら大したもんじゃないね・・・要するに手塩に掛けた娘の横に置いても良い作品は、それ相応の時間は掛けるべきで・・・例えば16歳だったとすれば、今から始めても、16歳と0歳・・・つり合うはずが無い。

果てしない気持ちで作ると良いんじゃないのかな?・・・別に毎日作っている訳じゃないのだからね。だから、そう言う気持ちで作るのなら、きっと慌てずに良い作品になるだろうね。でも、今回の作品はそうじゃないもの・・・じゃどの程度?

それを例えば、次のイベントで売る・・・そんな場合、数か月後となる。すると、自宅でやらないのなら、アトリエで作る事になるから、1か月に3回のキウイなら、3か月掛けるのなら9回で仕上げる事になり、1回は目地だから、8回の張り上がり。

それにはどうするか?・・・って考えると、2回のバックを引くと、6回の中で出来る絵なり、模様となる。ほら簡単に想像出来るのね。じゃ何をメインにする?とか、メインは無しで模様にするのなら、どんな模様を繰り返す?とかの話になる。

まっ、考え方1つなのね。それが大作を作っているような人の場合、遺作を作っているような感じなのね。つまりその作品はその人自身であって、そんな作品が苦しく無く作れると思う?簡単なはずが無いでしょ?つまり果てしなくて普通。

それに取り組める姿勢になると、慌てないし、いつも通りにいつも分進めば良いだけ。いつかやっていれば終わるのね。しかし、それが出来るようになってしまうと、良い事と悪い事は背中合わせ。そんな人は小物ですらこだわる。

しかも意識無く。だからタチが悪いのね。こだわっている意識が無いから、思ったよりも時間が掛かって来ると、まっ良いか・・と進める事が出来ない進め方に慣れてしまっているので、時間を捨てて質を取る。当然、質は上がるが果てしなくなる。

とは言っても、根付風味の小物なら、人間の手に持てるパーツの大きさは決まっているので限界がある。つまりこの中に100パーツを入れる事が出来ない以上、何個入れると終わる?って言うのが、やる前から想像が付く。その時点で何か月も掛かる事は無い。

けれど、おかみさんのように例え20cmくらいであっても、空白の中に考えながら作る場合、モチーフから考えて行くのと、犬やらニッパーやらの形が決まっている下地とは全く意味が変わって来るのね。悩み方が全く違って来る。

つまり空白は1から10まで全て自由に決められる・・・しかし、全て下絵を描き終えてモザイクを始めるには、絵が達者ならサラサラっと描くだろうが、そうは行かなければ、メインを描いて作りつつ、それを見てから描き足すみたいな進め方になる。

では形の決まっている根付風味は・・・と言うと、形が輪郭のみで判る場合、好きな色を選んでクラッシュを入れるだけでも仕上がるが、棟梁くらいに自由な形が切れるようになると、出来ればリアルに作りたい・・・と思うんだろうね。

となると、ただ入れれば良いとは思わないから、こだわりの形で入れようとする。しかし、形が彫ってある以上、そこに入らないとならない・・・ここなのね。入れば良いだけなら、細く、細かくすりゃ良いじゃん・・・ここね。

ある程度の大きさの下地なら、それでも通用するが、細くだの細かくって表現を簡単に入れられる・・・と思えば思う程、痛い目に合うのね。それは紙をハサミで切るように切れ味がスパンとタイルは切れないのね・・・。特にぺきぺきはね。

表面の色の部分より下の方の釉薬が掛かっていない部分が、出っ張ってしまうと、表面はピッタリなのに、下が入らない・・って事が起こるのね。それを切ろうとしてパキッと折れました・・・なんてのは当たり前で、子供の頃の縁日の型抜きみたいなもん。

細いだの細かいが簡単な訳無いのね・・・しかし、出来ると判断していればいるほど、実は過信なのね。それを初めてだから・・と心構えがあったとするのなら、常に初心。これこそが初心忘れるべからずって意味なのね。恐らくね。

この心掛け1つで、失敗してもダメージを押さえられるが、過信を過信と思わずに取り組めば、成功すればするほど、失敗した時のダメージは大きいし、当然上手くなったって思われれば、当然そう言う眼で見られる訳で・・・。

上手くなるってのは技術だけじゃないって事なのね。心技体なんて言葉は知っていて、意味も説明出来たとしても、じゃそれを実践したり教えられる?って言うと、それはそう簡単じゃないのね。そもそもが読んで字のごとく・・・なんてのは、理解した上。

言葉なんて単に伝えるだけの手っ取り早い手段に過ぎず、いかに身に付けるか?は技術は繰り返しである程度何とかなるけれど、心はきちんと作らないと、そう思っていた・・・何て言うのは、単なる思い込みであって、子供の言い訳と大して変わらないのね。

思っていたら出来るし戸惑いもしない。思いもよらなかったから出来ないのは当然だけれど、だからこそ、そうならない準備をする訳で・・・まっ、考え方は受験みたいなもん。判ってるぅぅなんて言うのは、判らなかった証拠。単なる言い訳。

ただ間違えは誰にでもある。それを認められるかどうか?そして是正出来るかどうか?そして次に生かせるかどうか?ただこれだけ。
別に必要無いのなら本当に必要無い話だが、必要な人にはこれからの人生なんて話にも繋がる・・・。

教える、教えられる・・そんな関係性にはお互いの成長は付き物。成長すれば考え方も変わるし、置かれる環境も違う。これは責任って言うものが付いて来る。末端なら言われた通りで良いだろうが、成長すれば知恵も付く。言われた通りにのままでは無い。

教えられる側が教えた分、成長をするだけなら、日に日に種芋のように痩せれば良いだけで自然の摂理。しかし、それなら普通。教える側が教えた分、痩せるのでは無く、その成長から新しい何かを吸収すれば、また新たなる指導は生まれるはず。

だから常に勉強なのね。本来は親になる歳。そうして親になった人達がいるのに、そこにはなれなかった以上、それとは違う何か?を手に入れないと・・・そもそもの存在価値を見出せないのね。まっ、そう言う点では、今日の3人の話、実になったのね。

中々前向きな話も出来たし、これからいかに膨らませられるか?は、1人じゃないだけ心強い。そんな話。


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