katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

高洲のサークルとぷっちとピエロの玄関

2024-11-21 07:14:42 | モザイクタイル教室

今日は高洲公民館でサークルの日。いつもと違って年末なんでみんな季節モノ。って事でお母さんから。何も心配無く、楽しむとはこう言う事の見本。

例えばこれは体験のような初めての人に向けての下地だったのね。つまり誰でも出来る・・・その下地を上級者の人が作ると・・・となった時に、初めての

人も楽しめるけど、上級者なら当たり前に楽しめると思いがちなのね。そうね、例えば、今の俺が野球も出来るし、書道も出来るし、何なら水泳も、

ベースだって弾ける・・・ただこれら全て出来るだけ。上手いとは言ってないのね。つまりプロの人達はお金を払っても見たいと思われる人達なのね。

つまり出来る、上手い、凄い、そしてお金を払ってでも・・・みたいに進級するものと思われるのね。人の評価的にはね。よちよち歩ければ歩けたのが、

数歩でも幼いとOKだし、ご年配でも出来たぁ〜って評価になる。それが上手ね・・・とか上手いじゃんに変わると、少し評価も上がって、そこそこになった

ように見える。それが凄いとなると、プロ顔負けとか、売れるんじゃない?とか、褒められるからウットリする・・・みたいな表現になり、いよいよ最後は

お金が貰えるようになる。それがプロで、そこにもレギュラーと二軍みたいな差はあり、更にメジャーとなれば、格が上になり、それを継続すると大御所に

なり、死ねば人が騒ぐ・・・まぁこんな感じね。そう言う評価で見た場合、お母さんはご年配の人、って事になれば、出来るだけで十分なのに、サークルの

人達の中にいても、全然見劣りしない・・・しかもグレードも全くね。つまり鉄人なのね。こんな人はモザイク人口って大きく広げてもそうはいないのね。

その人が遊んでる・・・そんな作品。そんな腕を持って楽しむ制作。そりゃ結果も良いし、悩まないし、このメンバーと一緒に作るのは楽しい。

これが例えば1人だけ年配で、何か作品も見劣りして、上手く行かなくて・・・って言うと、引け目を感じたり、何か話す内容もついて行けない・・・って、

感じなら楽しく無いでしょ?つまりモザイク教室に来たら、モザイクが上手くなれば、それだけで人が寄って来る。だって興味が湧くし見たくなるから。

そしたら勝手に弾む。でもいくら楽しく話していても、結果として全然進んでいなかったら、上手くならないし、それならお茶飲み友達を作ると良いのね。

腕を気にせず話せるから・・・。こうやって踏まえれば、いかに凄いか判るのね。だって本当はこんな遊びの作品じゃ無くて、あの作品を作る人なんだから。

じゃその娘ののりちゃん。

ぺきぺきだから、お母さんとはタイルが違うのね。ただそもそもみんな同じ理由なんだけれど、干支としてヘビが嫌い・・・だって気持ち悪いんだもん。って

・・・こうなると、いかに自分がヘビに見えないようにするか?になるのね。それが一番難しい所だったのね・・・下地を作る側としてね。普通はそのモチーフに見えるように・・・って、

作るもんでしょ?それなのに、見えると嫌なのね。だからいかにそう見せられるか?的な下地って・・・・だから体がちょっと分断して繋げるニョロニョロを

防いだような下地にしたんだけれど・・・そして始めるに当たって、ヘビの絵馬って調べると、白蛇は縁起物なんだろうね・・・絵馬のヘビは白が王道。

つまり普通って言うのならベースは白。そこで個性を出す為には、バニラのソフトクリームにトッピングでチョコを振りまくとか、ミント味のような、

淡い色合いを混ぜるとか・・・ただ必ずヘビにしないとならないから、目は入れる。その時に黒目が大きいと可愛いが、黒目が強調されると、ヘビ色が濃く

なるから、いかに目を目立たせないか?となると、目に負けない色をトッピングするとか、目を小さくして、淡い模様で薄味に仕上げるとか・・・って、そんな

アドバイス。それとプチのクローバーを持って来たのね。楽するって方向もあるからね。そしたらのりちゃんが最初、頭にも赤のプチクロ使おうとしたんで、

それは楽し過ぎぃぃ・・・そこは上級者としてプチッと見せないとって言ったらこうなったのね。流石なのね。見せ所を作る事・・・って一言でこれだからね。

ではキョンキョン。

掃除がバタバタと始まっちゃったんで、まだ終わっていないし、ひとまず撮っただけだから・・・だけど、お腹を作ってヘビを若干リアルにしたんだろうね。

同じプチクロを使っても、雰囲気を変えて来たのね。キョンキョンも中々上手くなって来たのね。しかものりちゃんと全く同じにしない所も個性を出しているし・・・

こう言う些細な事も大事で、隣を見て影響を受けても、それを真似する技術が無いと、見劣りするのは間違いないし、逆に腕があって真似をすると、上回る

事もあるが、それは切る張る技術であって、色合いやその位置や繊細なバランスと言った事が合致した上の話で、大体こんな感じかぁとか、付いてりゃ良いじゃん・・・

で真似出来るもんでも無いのね。見て影響されない・・・って言うのも難しいものなのね。ただキョンキョンから見たら、ここはみんな上手い人達だから、

誰に聞いても色んな事を色んな考え方で聞けるから、ある意味教えている側の俺でも勉強になったりするのね。それをどう聞くか?なのね。

取り入れられる事と、取り入れられない事があるからね。その時にパンチが足らないなぁ〜って思うのなら、薄味の人では無くて、濃い目な人の意見が聞きたいし、

パンチが強ければ、薄味の人の意見が聞きたくなる。でもノープランな人がみんなの意見を聞けば、個性的な場所なら十人十色になるし、何々派のような、

流派なら、それを真似すれば良いのね。まぁ今回のような一見簡単そうな下地って難しいものなのね・・・上級者にはね。例えばスノーマンは雪だるま。

普通は白いのね。ほら普通って言うのなら・・・これをじゃヘビは色んな色選べるじゃん・・・って人は単純で、作っているのはヘビじゃ無くて絵馬なのね。

常識とか普通って言うのは、そう言う事なのね。別に関係ないねって言うのは簡単だし、でもじゃそう作った時の差は何?って言うと、格式みたいな話ね。

ヘビを作るって人は、ピンクだろうが、青だろうが、好きにすりゃ良いのね。でも絵馬を作るって言うのは、年の始めに飾るもの・・・と考えたら、どーでも

良いって好きにするよりも、格式的な要素を入れないと、下品に成りがち。じゃ例えば成人式だとして、普通は女性は着物で男性はスーツとか、袴とか。

そもそも絶対数が多いのが普通だから。流石にGパンって人はいないと思うのね・・・来るからには。では晴れ着として何でも良いじゃんって言うのなら、

パリコレ的にさっそうとオートクチュールって言っても良いはずだよね・・・これがTPOって話でしょ?それをレッドカーペットを歩くのにスーツなら何でも?

まぁ恐らくコナカの人はいないだろうね。つまり絵馬を作る考え方と、ヘビを作る考え方では、仕上がる前から所作的な考え方が全く違うのね。

だから学校に作る・・・なんてもんは、格式や伝統を踏まえないと、ただの子供のお遊びになるし、労作展でもただの中学生の宿題じゃ無くて、慶応の・・・

になる。それが小学生でもピカソとなると、芸術のコピーだから、大体似てる・・・では見る側の甘さに頼る事になるし、それを超えれば小学生なのに・・

って評価になる。作る前のこんな気持ち1つで変わって来るし、逆に時間もお金も制約があるなら、じゃ風味で・・・って言えば、カニじゃ無くてカニカマで良いじゃん。

それを正月くらい・・・って言うのなら、格式になるし、カレーで良いじゃんって言うのなら、気取らなくてもGパンで出席すりゃ良いだけ。それも個性。

ただ個性を出すって言うのは、人と違ってしまうから、普通の中ではとても目立つし、みにくいアヒルの子になりやすいものなのね。そしてキウイ。

量産し始めた・・・質が良いから、俺にはこれがトヨタの車やケーキ屋さんにも見える・・・こんな時に、注意する事は、量産の色違いは、目や鼻の位置。

表情を変えずに色だけ変える。ハンを押したようにね。そうするとプレゼントをされる側としては、純粋に色だけで選べるのね。1つなら自分の自由で良いし、

相手の好みで作るも良し。でも量産って言うのは、どれも同じに見せるのが、上手く見せるコツだったりもするのね。同じ事を繰り返せるって言う事は、

自分の1つ目を手本にすると言う事は、1つ目にかなりの満足度が無いと、真似をしたくなくなるだろうし、どんどんと変えると、上手い人の是正になるから、

良くなる可能性は高いのね。ただ是正だけじゃ無くて、その変化をチャレンジとするのなら、変えた事が攻めるアイデアなら、変えなかった方が良かった。

なんて事もあったりするのね。だから量産は最初に良いグレードを時間が掛かっても作って置いて、後はそれを真似するだけ・・・の方が悩まず進めるのね。

そんな後は、昨日の父の薬を取りに行って、プチってピエロの玄関。

後少しで上部の文字が終わるのね・・・


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