今日はまずリピーターさん教室から。特訓鍋敷きって感じの第一弾が完成したのね。何故特訓なのか?って言うのは、何しろなるべく切る・・・って事を重視したのね。ただ最初は、無理せず・・・と思って、最初は張る、そして切る、また張る・・・と偶数列を切る事にしようとしたんだけれど、
2回目の丸から以降は全部切ってあるのね。だから特訓って感じの話なのね。と言う事で軽く目地の工程の諸注意を・・・まぁこんなのは初歩の初歩だから、今更・・・って感じな人も多いだろうけど。
目地を入れてから、水を切ったスポンジで拭くのね。最初は荒拭き。ここは少し水を含んだ感じにして、方向性は自由で良いから、目的としては、目地で埋まってしまったタイルの発掘みたいな感じで、目地を平らにして行くのね。そこで粗方綺麗になったかな・・・って所で、仕上げ。
ここでは少し水を切ったスポンジで、ゆっくり目に一方通行で、すぅぅぅぅって感じで、スポンジの弾力だけで引くのね。その時、荒拭きとは違って戻ったりするのは禁止なのね。それを裏表の2回しか使えないのね。そしたらゆすいでもう一回って繰り返すのね。
そうして仕上げを終えたら、しばらく休憩していると、タイルの表面がすすけて来るのね。それがすすけて来た画像なのね。こうなったら、乾いた日本手拭的なものか、綿の布、職人ならウエスって言うんだけれど、そうした布で乾拭きをするのね。間違ってもタオル生地は目地をほじくり返すから
ね・・・。そうするとタイル面が綺麗になるのね。ただ、大抵はボンドがくっついているものなのね。
オレンジの上とか、ハートの側面みたいな所が白いでしょ?これをカッターを使って削ぐのね。削ぎながら拭く。この繰り返しで仕上がり。そうすると、トップの画像になるのね。これを踏まえて、もっと本格的に特訓するって事になり、じゃもっと大き目にして、全部切る事にしますか?となり、
これはそこそこの大きさで、測って無いけど40cm位はあったかな?・・・今度は全部切る練習って言うんだから、まずは羊羹みたいな長四角から。普通半マスみたいな言い方をするんだけれど、この考え方を大抵は半々って考えるから、5対5の真っ二つが大正解と思いがちなのね。
それは実は間違いで、上手い人達は、4.5対4.5そして1.0切り捨てる・・・こんな考え方になると思うのね。何故なら、5対5に切れる確率からすると、相当低くなるのね。その時に失敗って言うのは、6対4とか、5.7対4.3みたいに切れてしまうのね。ただ4.3って4.5と0.2しか変わらない・・・
つまり4以下では失敗に見えても、もう少し大きければ、失敗に見えないかも・・・って感覚になると、切り直せば、失敗では無く救済出来るのね。そうこの救済って感覚が大事になるのね。この感覚がこの作品で伝わると良いのね。そんな後は、ジンベイザメの口の切り抜き。
そんなこんなで夕方から中学生教室。
かなり進んではいるんだけれど、何しろ中々の大作・・・時間が掛かるのは当たり前なんだけれど、色々あってコンスタントに来られない期間があって・・・そうなると、8月にどれだけ出来るのか?・・・もっと言えば、出来ない時間は仕方ないとしても、出来る時間にどれだけやるか?なのね。
そこを更に他にも、また他にも・・・となれば、かなり厳しくなるだろうし・・・ただ今の段階のグレードは、ほぼ完璧に近いのね。この先、このキープは中々大変だと思うけれど・・・。