



校区の知り合いの方から書道の「大分の若い風」展が芸術会館で開催されることを聞いていました。その方も出品なされるというので、先日鑑賞に行きました。休みということもあって、たくさんの人が会場を訪れていました。
会場の中には、気持ちが込められている作品が展示されていました。
偶然にも大学時代の同級生や先輩も来ていました。この作品展に出品されているということでした。いろんな作品の説明をしてくれました。
同級生の作品は紙が長いので、表装は中国でしてもらったといいます。すごい。でもこの作品は、どこで書いたのだろう。またどこに飾るのだろう。とてもダイナミックな作品です。同じ同級生とは思えない。
先輩の作品は、障子の格子の枠一枚ごと一字ずつ書いて作品にしています。「子どもから大人まで気軽に来てもらいたい。だから興味をひかせる作品はあるけれど、書道の本質はぶらしたくない。」とこの作品展の意気込み。
技を持っていることはうらやましいですね。もっと幼いころに習字などを習っておけばよかった。今になって後悔。
「書き始めてから終わるまではわずかな時間だけど、それまでの集中力などの心の持ち方が重要になってくるんだよね。それが楽しいんだけど。」
なるほど。
字を見ながら、きっとこの作品を書かれた方は、こんな性格じゃないかなと人柄も想像します。それぞれの作品に特徴がありました。知り合いの方の字も心の熱さを感じます。
中津からもたくさんの人が鑑賞に来ていて会話が弾みました。
夕方からの会があったので、ゆっくりと見ることはできませんでしたが、書道の素晴らしさを堪能しました。