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体育大会~雨を振りはらって~

2016年09月22日 | 大分県
朝起きると、小雨。一日、天気が持つだろうと不安に感じながら、学校に行きました。朝6時に実施するかどうかを決定します。

インターネットの天気予報とも向き合って「大丈夫」と担当者と予測して、実施を決定しました。
 

「一心~60の心を一つに繫げ~」

というスローガンにいつも立ち返りながら、これまでの取り組みを行ってきました。3年生は18人という本当に少ない人数の学年です。

その18人がまとまりそして、リーダーとなって、夏休みからこの日に向けた取り組みを行ってきました。夏休みは、全員が午前中、教室で学習。午後からは、準備、応援練習に気合いを入れました。


朝、教室をのぞくと静かに学習をしていました。すごかった、3年生。
 

これまでの学校の歴史を繫いでいく、発展させていくんだということで、下級生からも「見えないところでの活動・努力」を自主的に行ってきました。毎日が順調と言うことではありません。
 

時には、葛藤、時には、壁にぶちあたりながら、先生も交えて一つひとつ乗り越えてきて今日を迎えました。

今日の午後の終盤になっての生徒たちの涙は、これまでの熱かったドラマを象徴しているものだと感じました。
 

たくさんのお家の方、地域の方、来賓の方、卒業生がグランドに来てくれました。躍動する60名の生徒たちに声援を送ってくれました。
 

行事の中で、「心を繋げる」つまり、「絆を深めていく」「生きていく力をつける」のは2つあると担任をしていたときに、生徒にいつも伝えていました。

大きな行事の当日に

「頑張った、楽しかった、まとまって取り組んだ。」

という思いが出てきます。それはそれで意義があります。でもそれだけでは、当日だけのお楽しみ会的なものになってしまいます。だから、もう一ついるのです。
  

それは、行事本番までの取り組みです。

この取り組みにかかる時間の方が長いことが多いです。体育大会はそのいい例です。

取り組みが充実する中で、友だちとのコミュニケーション、実践力を高める、葛藤を経験し克服するなど、生きていく中での大切なことを学びます。


行事をするときに、前述と後述の2つを合わせることがとても重要になります。
 

この耶馬溪中学校の体育大会を見ていったときに、前述も後述もとても感動あるもの、学ぶことが多いものとなったと客観的に思っています。
  

今日は、たくさんの生徒の笑顔や競技に向かう真剣な姿をたくさん見ることができました。

ちょっとした行動やしぐさに優しさや周りへの心配りも見ることができ、感動したこともありました。そのことは、またおりおり書いていきます。
 

雨も大降りにならずに、無事に充実した時間の中で、たくさんの支えを感じながら体育大会が終了しました。
 


感動をありがとうございました。