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「離任式~別れの寂しさを感じて~」

2017年03月30日 | 大分県
『花束に涙が落ちて濡れながら
     あの日の思い 心に咲かす』


 
ついについに離任式の日がやってきました。異動が正式に発表になってから、いろんな思いをもって異動される先生も、残る先生も生徒も過ごしてきました。
 

そして別れの日がやってきました。
 

朝から生徒も先生方も離任式の最後の準備をしました。春休みだったので、なかなか思うように準備ができませんでしたが、生徒会執行部も集まって、式の企画について相談をしていた姿を見ることができました。
 

朝、生徒たちが登校してきました。そして、たくさんの卒業生やお家の方々もやってきました。

職員室で、先生方の別れの会をしました。この季節、今日が離任式。そして4月3日からは新しい先生方が職員室にいます。この数日間が不思議な感じのする空間となります。

異動がある職場は同じような雰囲気でしょう。
 

離任式では、感謝の気持ちを込めて、転退職をされる先生方の紹介とあいさつをさせてもらいました。
 

転退職される先生は、これまでの思い出を振り返りながら、体育館にいる人たちにメッセージを送りました。言葉を聞きながら、前にいる先生たちが、この学校を離れていくという実感がだんだんとわいてきて、胸が詰まりました。
 

生徒たちも心を込めて、言葉にしました。


 
感激・感動の離任式でした。
 
長く勤務したなじみの先生方が転退職するので、地域にあいさつ回りに回っても、話が尽きませんでした。

 
任地を離れても、それぞれの道で、健康で充実したものとなることを願っています。
 
生徒たちもお家の方も涙を流し、そして見送りました。

3月、別れという寂しい感情と終わり。4月、出会いという期待と新たなスタート。

いろんな感情が交錯する中で、新たな年度を迎える生徒たちは、この期間を過ごす中で、また一つ頼もしさを増していくのでしょう。
午後からもたくさんの卒業生がやってきて、別れの会話をなかなか終わりませんでした。
 

会話をしながら、先生も生徒も卒業生も、気持ちの中にけじめをつけていくのでしょう。
 


春。どんどんと時間が過ぎていき、そして深まっていきます。