かったかくんのホームページ

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感動の高校の卒業式

2017年03月01日 | 大分県
『降り注ぐ春の陽ざしのぬくもりに
        叶えて欲しい 抱いた祈り』


 
今日の朝の出来事です。職員室にいると、生徒があわてて入ってきました。

「Aくんが自転車でこけてけがをしている。」

という連絡。場所を聞いて、車で現場まで行きました。


いません。車から降りて探してみましたが、やっぱりいません。

家に帰ったか、学校の方にいっているか・・・学校の方にたどりながら行きました。

すると、生徒数人が固まっています。いた。車を止めてみんなのところに行ってみました。


 

友だち3人が地面にひざまずいて、いっしょうけんめいに優しくけがをしているところにタオルを巻いてあげています。

その姿に感動。


「せんせい、ばんそうこうは、3年生がしてくれたんで。」

ばんそうこうをしてくれた生徒は、職員室に駆け込んできた生徒です。

ばんそうこうで手当てをして、急いで学校にやってきて連絡。下級生の友だちは、タオルで止血をしています。車で学校まで連れていきました。

「応急処置がしっかりとできていたのにびっくりした。」
と養護の先生。
 
あたたかく、みんなが関わりながら支えるシーンに出会いました。けがも軽く安心しました。
 

そんな光景を見た中で、午前中、いろんなことに対応しながら、午後から高校の卒業式に参加することができました。
 

地域のたくさんの来賓の方が来ていました。いつもより多くの方が詰めかけていました。高校生も地域に貢献をしていく、地域も高校のためにサポートするといういい関係が存在しています。


特に最近そのことを感じます。
 

会場の体育館に行く通路に卒業生がいました。「こんにちは。」と卒業生みんなが通っていく来賓にさわやかなあいさつを伝えていました。すごい。かつての生徒たちもいました。

いい笑顔でした。


これからの道をしっかりと応援していきたいと思います。
 

心を込めた卒業生に向けた校長先生の話、PTA会長さんの話。気持ちがしっかりと卒業生に伝わっていきました。

在校生の送辞、卒業生の答辞。ぐっとくるものがありました。


平原会長さんは、やわらかな「会長として最後のあいさつ」をしました。いつも周りのことを考えて活動をしていく姿は尊敬します。


いよいよあさっては、中学校の卒業式です。


只今、別れの季節のど真ん中です。