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「1年の収穫に感謝しながらの新嘗祭」

2022年12月11日 | 大分県
『歩く道元気で明るく生きること
   生きてる幸せそれだけでいい』


今年1年が終わろうとしています。
夜になると、いろんなところでイルミネーションが輝き、雰囲気も冬、年末になっています。
今日は、神社で「新嘗祭」がありました。
1年の収穫に感謝します。
お宮の役をしているので、参加しました。
大きな災害がなく1年が過ぎ去ろうとしています。
  (2022年12月11日初冬 新嘗祭)

 
今日の午前中に「新嘗祭」(にいなめさい)がありました。
新嘗祭とは、
「新嘗祭(にいなめさい)とは、毎年11月23日に神社でおこなわれる秋の収穫を祝うお祭りです。
現在では勤労感謝の日と呼ばれ、農作を含むすべての仕事に感謝を捧げる日でもあります。」

 
神殿で神事が行われました。
話の中では、今年、台風14号が襲来して、稲穂が倒れていきました。
収穫も大変でしたが、洪水などの大災害につながらなかったことが何よりでした。
収穫の秋を無事に迎えることができました。
 
今は、機械化・品種改良、土地改良などで、昔よりも災害に強くなっています。
しかし、手作業で農業をしている時代は、水害・干ばつも含めて、「神」に頼る時代がきっとあったのだと思います。
それが、「新嘗祭」なのでしょう。
 
 
地域には、1年間にいろんなお祭りがあります。
過去から現代に伝えられてきています。

「社日様」「水祭り」「貴船様」「魂一霊祭り」
など多くの神事が単体で残っています。
しかし、地域に人が少なくなって、お祭りをまとめている地区もあります。

昨日は、「魂一霊祭り」もありました。
 
数年前までは、座元の人は、座元の人の家で、数千円の食事を出し、お酒をふるまい、お土産をつけ、賑わっていました。
幼い頃は、もっと大変で、座元に地区の女性の方が朝から集まって、かまどなどで料理を作っていたのを覚えています。
宴は夜中までにぎわっていました。
子どもたちには甘酒が振る舞われていました。
それが食事を食事処からとるようになっていったのだと思います。
 
 
祭り一つひとつに歴史があり、歴史も変化してきています。
これから集落に住む人も少なくなっていきます。

こういったお祭りもさらにその時代に合ったものに、変化をつけていかなくては、存続することが難しくなるでしょう。
 
これまでの歴史をできるだけ、消滅させないようにしたいものです。
集落に住む人たちが結びついて創り上げ、盛り上げていく文化の良さを大切にすることと継続していくための負担の減少のバランスを考えていかなければなりません。


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