かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

1年生の「職業人に聞く」

2012年03月09日 | Weblog
一年生が総合学習の時間に「職業人に聞く」というテーマで、授業を行いました。2人の方が来てくれて、わかりやすく話をしてくれました。社会のしくみ、勤労の意義などを知ることができました  



中学校2年生では、たいていの学校で職場体験学習があります。



 1年生では、「いろんな職業を知る」2年生で、「職場体験をしてみよう」そして、進路を選択するために、「高校体験入学」という流れの中で、職業についての学習を中学校では行なっていきます。



 今日は、1年生の「いろんな職業を知る」というキャリア教育(職業学習)において、「職業人に聞く」という授業を行いました。




 以前は、アナウンサーの方、消防士、高校の先生・・・などを招聘したことがあります。


今回は、校区内で東九州自動車道建設に関わっている市役所の方と建築士の方をお呼びしました。生徒たちに、それぞれの方の職業の内容、職業観などを話していただきました。




 市役所の方は、現在サッカーのコーチをしてくれていました。建築士の方は、以前三光中学校のPTA会長さんをしてくれていましたので、学校の子どもたちのことはよく知っています。




 ちょっと東九州道と建築の話でちょっと難しくなるかなあとお思いましたが、そこはさすが、子どもたちのことを理解しています。子どもたちがわかるように、映像などを交えながら、興味が持てるように話をしてくれました。




 3年後には、東九州自動車道ができあがります。三光中学校の校区の中を自動車道が通ります。現在至る所で工事が行われています。市役所の方は、安全に、工期が遅れないように常に工事を見守ってくれています。他にも目の見えないところで、完成のために日夜働いてくれています。




建築士の方は、「幸せを感じるように」と依頼された方の立場に立って、家の新築、リフォームを手がけています。



常に勉強して、いろんな家のデザインなどを考えています。実際に創られた家の映像を見ながら、生徒たちも歓声を上げていました。




 二人ともクリエイティブな仕事をしています。生徒たちにいろんな方の話を聞きながら、夢や目標が持てたらいいと思います。職業に対して興味や関心が持てた進路選択ができたら最高ですね。





 生徒たちにとって、意義のある授業でした。

公立の一次入試が終わって

2012年03月08日 | Weblog
高校の入学試験もいよいよ終盤戦に入っています。生徒たちも不安と期待を持ちながら、受験に向けての取り組みを行っていきました。そして、ついに公立一次入試が終わりました



卒業式の感動の日からまもなく、公立一次入試が行われました。


 初日の6日は、学力テスト。面接が課している高校は二日目の7日に行われました。生徒たちは、二日間奮闘していきました。


卒業式の前の日も、わからない問題などを、朝の時間に先生たちに聞いていました。真剣です。



 一日目が終わった夕方、たくさんの生徒たちがやってきました。それは、面接練習を自主的に希望する生徒たちです。学校にいた先生たちで対応をしました。




 また先生たちから「OK!」をもらった生徒たちが、部屋にやってきました。



「先生、面接いいですか。」
しっかり先生たちと頑張ってきているので、ほとんどの生徒が、自分の考えを言えます。



これから社会に生きていく中で、「面接」は、生徒たちにとって、貴重な体験であると思います。
 
面接当日の朝、部屋で仕事をしていると、ノックが。


「先生、最後の面接の練習してもらっていいですか。」
「まだ、時間あるの?」
と聞くと、もう少しあるとのこと。




最後まで真剣です。
「ばっちり満点。しっかり自分の意見を言っておいでね。」
大きな壁を破るために生徒たちは、必死です。




 放課後、生徒たちが戻って来ました。今までに見たことがないような笑顔です。「終わったあ。」他の先生たちからも、
「いい笑顔だね。」
と言われて、またにっこり。大きくのしかかっていた受験という荷物がおりてほっとした生徒たちです。




「がんばったよ。」
 いい顔で、爽やかな生徒たちと抱擁。(もちろん男子です。)



「わたしは?」
 「○○さんの彼から怒られるよ。」
 面接の中味などいろいろ話をしてくれました。



 結果はまだですが、今まで努力してきたことは、これからの大きな力となっていくことでしょう。

 

 いい時間でした。

子どもの結婚式

2012年03月07日 | Weblog
我が子の結婚式が行われました。これで子育てが終わったかと思うと、うれしさと何となく安堵感からの寂しさも感じます。しかし、幸せな家庭を築いてくれることが何よりです



 日曜日に行われる子どもの結婚式のために、土曜日から会場のある場所まで行っていました。


 ちょっと離れて住んでいるために、準備はほとんど子どもたちで企画していました。


「お父さんたちは、来てくれるだけで嬉しいから。ただ最後にあいさつをしてね。」



 今は、プランナーさんたちがいるので、身近にいろいろと相談できる人もいます。親は参加するような感じです。



 前夜は、親戚の人たちが集まって、楽しくひとときを過ごしました。ふだんはなかなか集まることができないのですが、こうやって子どもの結婚式のために遠くからも来てくれて感謝をしています。




 結婚式は、とてもきれいな会場でした。子どもたちがいろんな配慮をしている式と披露宴となりました。親として子育てが終わった記念の日になりました。



 これで二人の子どもたちが結婚しました。結婚式や披露宴を見る中で、子どもたちの成長を随所に見ることができます。



 成長していく嬉しさとなんとなく寂しさも感じます。きっと自分が結婚する時も自分の親は何も言わなかったのですが、そう感じながら、こうやって、自分の親も結婚式に臨んだのでしょうか。



しっかりと幸せなあたたかな家庭を築いてほしいと願います。




 時代は次の世代へと移り変わっていきます。その中で、新しい家庭の中で、子どもたちどうしが、いつまでもお互い気持ち通じる、また行き来のあるつながりを持てたら、親としてはうれしく思います。



 あいさつでは、参列してくれた方々へのお礼をまず言いました。


それから、幼い頃から昼間は仕事のある自分たちに代わってしっかりと孫たちに関わってくれた父や母への感謝を言いました。



「孫たちの結婚式があるまでには死なれんね。」


と言っていた両親でしたが、その姿を見ることはなく他界。母は病床にいます。



それだけに、長男の時も言いましたが、式の中で、孫たちを愛してくれた両親の存在に対しての感謝を表したかったのです。また式が行われる前の週に、子どもが帰省してきた時の事も話しました。



夜遅くまでいろんな事を話しました。




 参列してくれた方々を見送り、式が終わってから、「いろいろありがとうね。」と子どもが言ってくれた言葉が何より嬉しく感じました。



 いろんな壁を乗り越えながらも、幸せな家庭を築いて欲しいと願います。


59名の卒業生巣立つ

2012年03月02日 | Weblog
卒業式が行われました。59名の卒業生が巣立っていきました。とは言っても、公立高校の入試などが控えています。 思い出に残る厳粛で温かな卒業式となりました 




朝からの小雨。ちょっと春を予感させる霧雨の中で、三光中学校第33回の卒業証書授与式が行われました。



この卒業式を最後の授業と位置づけ、生徒たちとこれまで準備や練習に取り組んできました。担任の先生はもちろん、いろんな先生たちがいろんなところで関わりを持っています。



生徒たちも先生たちもそして、お家の方も心に思いを持ちながら温かな卒業式となりました。



卒業証書授与の場面でいろんな感動がありました。




「おめでとう。」と言うと、生徒が小さな声で、「ありがとうございます。」と言葉が返ってきました。



 その場は、生徒と自分と証書介添えの先生との3人しかわからないすごく感動の場所でした。一人一人にたくさんの思い出があります。
 


生徒の中には、


「先生、お世話して下さりありがとうございました。」


「3年間、ありがとうございました。」



などの言葉をあの空間の中で聞くと、何ものにも変えられない震える喜びを感じました。


 証書を渡すとき、何人かの涙している生徒を見たとき、声が詰まりました。



でも生徒にとっては、一生に一度の授与なので、懸命に読んで渡しました。初めて証書を手渡すことができた思い出の59名の生徒と感動を共有することができました。




 卒業生や在校生の準備や練習の取り組みからたくさんの素敵な場面にでくわすことができました。



 卒業生全員の進路が決定することと、これから先、温もりのある幸せな生き方を選択しながら歩いていって欲しいと願っています。




 卒業生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。

卒業式前日・・・

2012年03月01日 | Weblog
明日は卒業式です。1年経つのが早く感じられます。今日は、高校の卒業式にも参加をさせてもらいました。ついに卒業式のときとなりました




 明日は、卒業式です。前日となりました。



 いろんな祝福と寂しさが入り交じる複雑な思いで一日を過ごしました。




3年間中学校で頑張ってきたことに対しての祝福と巣立っていく寂しさを感じます。前日の2つの様子を話します。



◇ありがとう、Oさん
 PTAの役員の方が 6月から毎月1日に校門に一緒に立って下さり生徒と一緒にあいさつ運動を行ってくれていました。生徒たちもまたいい刺激になり、いいあいさつを交わしていきます。



その中で、PTAを卒業していくOさんは、1回も欠かさず立ってくれました。子どもたちに本当に一生懸命に関わってくれたOさんに感謝をしています。


 今日はサプライズです。あいさつ運動がおわってから、セレモニーの開始です。いろんなご配慮を他の役員さんたちがしてくれていました。

 
 Oさんの子どもから花束、そして生徒会から言葉とOさんの前を娘さんが通っていた写真をプレゼントしました。Oさんそして、PTAの役員の皆様、1年間ありがとうございました。





◇Xくんの卒業式
 卒業式や入試もも近づいたある日、ちょっとしたことから、今まで楽しく会話をしていたAくんがなんとなく遠ざかっていきました。


 すれ違っても目も合わすことがありませんでした。卒業式の前日の今日、部屋にいると、廊下を通るAくんの声が聞こえてきました。廊下にいるAくんを部屋に呼びました。



 「来てくれないのかなあ。」と思ったけれど静かにやってきました。




 「Aくんが、このまま卒業してしまうことが寂しいよね。」



と気持ちを話しました。Aくんは、うなずいて聞いてくれていました。



 手を差し出すと、Aくんもはにかみながら手を出してくれました。いろんなドラマをAくんと共有していただけに、Aくんの笑顔を見て、思わず涙がこぼれました。



「先生、泣くんはまだ早いんじゃないの。」
と横にいた友だちのBちゃん。




 ずっと気持ちの中で、つっかえていたものがとれました。



 明日は、
「Aくん、卒業おめでとう。」
と心から伝えることができます。

 


明日は、大好きな3年生59名の感動の卒業式を迎えることができます。