原谷苑は明治時代から続く山林業者 村岩農園が所有する土地に造営された回遊式の植物苑です。
終戦後、二代目が荒れ果てていたこの地を開拓団より譲り受けて桜やもみじなどを植樹しはじめたのが苑の始まりと紹介されていました。ここは
以前は身内のみが花見を楽しむ場であったそうですが人伝に評判が広がり現在では桜、桃、紅葉のシーズン中一般公開がされています。
二十数種の桜を中心に椿，日向ミズキ、吉野つつじ、馬酔木、木瓜、雪柳、躑躅、石楠花ほか色々の花々が桜の下で微笑んでいました。
ここへのアクセスは解りずらいのですが京都市バスをわら天神で降り、そこにはシャトルバスが迎えに来ていたのでそれを利用しました。
入園料￥１５００を払っても充分見ごたえのある桜の苑でした。昨日３１日の午前中は曇り空でしたが時折日差しもあり全てが輝いて見えました。
早朝9時からの開苑でもすでに多くの人がスマホを片手に散策を楽しみ、ベンチで談笑されては百花繚乱の世界を満喫されているようでした。