拝観前に外側をぐるっと歩いてみました
石舞台古墳
中に入って
岡寺の門前町を歩いている人はいなかった
ここから急な坂道が続きます 時折タクシーが客を乗せて
厄除け霊場として賑わう仁王門
4月中旬には石楠花が咲きそろうという
本堂
三重宝塔
高松塚古墳
高松塚壁画館
女子群像
女子群像
玄武
男子群像
男子群像
近鉄線の樫原神宮前駅で降りて今日は明日香村散策ときめました。駅前で赤かめバス周遊券¥600が¥400と割引になっていました。
バスの客は15~6人と少なく、車窓から甘樫丘展望台を左に見ながら飛鳥寺を通り長閑な田園地帯の狭い道路を抜けて石舞台古墳に到着しました。
ソメイヨシノが満開のこの時期に来たのは初めてでした。蘇我馬子(そがのうまこ)の墓と伝えられる石舞台古墳〈6世紀末~7世紀前期〉は、わが国最大の方墳で
30数個の岩の総重量は約2300トンとか。 特に天井石は約77トンもあり、造られた当時の優れた土木・運搬技術がうかがわれるとのことでした。
「石舞台」の由来は月の夜、狐が美女に化けてこの上で舞ったという言い伝えがあるそうです。外から見ても、中をのぞいてもその大きさには圧倒されました
そこから次は歩いて20分の所にある岡寺に行きました。岡寺は小高い丘にあるので緩やかな坂道を上ること10分と少し疲れました。
岡寺は奈良県明日香村の東、岡山の中腹に位置して、真言宗豊山派に属している西国三十三ヶ所観音霊場の第七番札所になっています。
本堂には、奈良時代末の制作にかかる巨大な如意輪観音座像が本尊としてまつられています。如意輪観音の最古の遺例としても重要視されており、塑像(土でできた仏像)
としては日本最大の仏様で、日本三大仏にもあげられて、重要文化財に指定されているそうです。
日本三大仏とは、銅像の東大寺 毘盧遮那仏(奈良の大仏)、木像の長谷寺 十一面観世音菩薩、そして塑像の岡寺御本尊だそうですからお参りが出来て有難かったです。
その後は門前町にあるバス停まで戻って又あか亀バスに乗り高松塚古墳に向かいました。バスは一時間に一本だけ周遊していますがほとんど乗っている人はいませんでした。
バス停を降りてから飛鳥歴史公園内を歩くこと7~8分で高松塚古墳、高松塚壁画館にたどり着きました。お天気もよかったので散策している人は多かったです。
(直径18m、高さ5mの小さな円墳。昭和47(1972)年3月、石室内に彩色壁画(国宝)が発見され、戦後最大の発見として大きな注目を集めた。石槨内部には古代中国道教の影響を受け、
東壁には青龍と日像、西壁には白虎と月像、北壁には玄武、東西の両脇には人物像、天井には星宿図が描かれている。
被葬者は7~8世紀の皇子とみられる長身の男性とされるが、詳細は分かっていない。古墳内部は保存上密閉されているため、見学はできない。
隣接する高松塚壁画館で、精巧な模写や石槨の模型が展示されている。)説明書きからの抜粋です。
静寂の石舞台桜あでやか