和子の記録 フォト&俳句

長い間ネイチャーフォトを楽しんで来ましたが最近これに俳句の趣味が加わりました。まだ不慣れですがブログに載せていきます。

戸隠古道を歩いて  Ⅱ  火之御子社  宝光社

2023-09-20 07:23:38 | 日記

神道を歩き始めたらすぐ近くにもお蕎麦屋さんがありここでも30分は待たされると聞き止めました。







戸隠トレイルのランナーが小走りで通り過ぎて行きます







火之御子社







NHKが以前ここで小鳥の声を録音した記念碑

宝光社





神楽庫 江戸時代にはこの御神輿を担いではるばる江戸まで上り、出開帳(本尊などの仏像や寺宝をよそに運んで
開帳すること)を催し多くの信者が集まりました。

197段の階段を上から見ると

宿坊 楠川


中社の広場の真ん前にある観光案内所で路を訪ねてそこの横から「神道」をあるきはじめました。
住宅地を抜け転げ落ちそうな坂を下った後は長閑な山道になり草花の名前などを確かめたり時折とおる戸隠トレイルの参加者を応援しながら歩きました。
9.8キロある戸隠古道のうち、宝光社・火之御子社・中社の3社を詣でることが可能な道を「神道」と言いますが、中社の次が火之御子社です。
宝光社と中社の中間あたりに鎮座し、御祭神は天鈿女命(あめのうずめのみこと)で、天の岩屋に隠れた天照大神を誘い出すため岩戸の前で踊った神様。
また火防の神、縁結の神として知られ、境内には樹齢500年を越える「夫婦杉」のほか、西行にゆかりのある桜の木が代替わりして植えられているとのこと
ですがそれは見てきませんでした。
参拝後はもと来た分岐点の道まで戻り次々に来る戸隠トレイルのランナーに声掛けしながら宝光社に向かいました。伏拝所、小鳥の声記念碑、何か所も見か
けた熊注意の看板を見ながら15分ぐらい歩いたでしょうか宝光社はすぐそこに見えてきました。戸隠トレイルも宝光社がゴールで長い距離をお疲れさまでした。
幸い私たちも逆コースを歩いてきたので宝光社を詣でるための197段の階段は上らずにすみました。

宝光社の御祭神は天表春命(あめのうわはるのみこと)で、中社の祭神である天八意思兼命の子だそうです。。学問や技芸、裁縫、安産や婦女子の神とされ
広い杉林の境内の中に厳かなたたずまいです。木材の色合いを生かすため、塗りが施されていない素木造りの社殿は、周囲の自然に溶け込み落ち着いた趣が
ありました。神楽庫には2基の神輿をガラス越しに見ることが出来ました。
これらの神輿の1つは6年ごとに式年大祭と呼ばれる祭りで、中社まで運ばれます。この祭りは、宝光社で祀られている天表春命と、中社に祀られている天表春命の
父と出会う儀式とされているそうです。次回はこの大祭も見てみたくなりました。
宝光社の門前近くにあった宿坊の楠川で遅い昼食をとり、またバスに乗って長野駅に戻り16:11の新幹線かがやきで帰路につきました。