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夏の庭で遊ぶ

2020-06-28 | 日記

マンションとビルに囲まれまくった狭い庭です。

欲張っていろんなもの植えているので植物もそれなりに。

朝起きたら藪甘草が一輪。

きのうはまだ蕾だった。

定家蔓。近くの公共施設の植え込みから。

切って挿していたら根付いたらしく、新芽が伸びている。

藤原定家の死後、建礼門院右京大夫を慕うあまり、その墓石に絡みついたという謂れがあるそうですが、じゃそれまでは何と言っていた?と思う私。

半夏生。

山口県防府市の阿弥陀寺には大群落がありました。

https://blog.goo.ne.jp/kawashima134/e/216ec45a70893ae3047b77fffac2ef23

東大寺別院の由緒ある古刹。アジサイが有名です。国宝所蔵。

鎌倉初期、南都の所寺院を再建する指揮を執った大勧進重源ゆかりの寺。

天平年間には畿内で調達できた大木も、時代が下がり、やっと周防の山中で見つけたのでした。筏に組んで川を流しあとは瀬戸内海を大和川まで運ぶ。

二度目に行くと境内に、当時の大木の復元模型あり。見ごたえありました。

今度消失したら、もう日本国内では調達できないでしょう。

文化財を大切に。

って、半夏生でどこまで話を持たすんだあ~

姑様の鉢植えもらってきたら、鉢から根を伸ばして庭にいついた。鉢は水切れでとうに枯らしたけど。

擬宝珠

こちらも姑様の鉢。春先に葉を間引いて食べたら、花着きがいい。

ミニ水田の網は猫除け。稲の苗、一晩のうちに齧られたーーーー。

藪柑子 小さな花は冬には赤い実に。

万両、千両、百両、十両とあってこれは一両とも言うそうです。

雪の下

この家を建てる前から姑様が作っていた。

あまりにはびこるので鉢植えににしていたけど、また地面におろしたら元気よくなった。

私より前からここにいる先輩。

葉欄

これも姑様が植えていた。

株分けしてあちこち植えているけど、木漏れ日の射すこの場所がいいみたい。

株が増えている。

スペインでは中庭(パティオ)に鉢植でよく見られた。日本では昔はお弁当の仕切りに必須で、裏口付近に植えていましたよね。と、ばあちゃんの昔話。

美しくない庭をお見せしてごめんなさい。

丸いイガイガは公園で拾ってきたアメリカフウの実。猫除け。これと猫除けの粒剤まいたら最近は糞害はなくなった。やれやれ。

野良猫に餌を与える心優しき人に糞の始末もしていただきたいものです。糞害、憤慨。


午後から織り機周りの整理整頓。

余った糸は全部外して

整理。次織る日までしばしのさようなら。

コメント (2)
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機織り教室の妄想

2020-06-28 | 機織り

2015年7月。教室がなくなり、家で織り始める。

手始めの裂き織り。布は姑様からもらった誰かの産着の長じゅばん。もしかしたら姑様のかも。90年以上前?ピリピリと気持ちよく裂ける。


私が機織りを始めたきっかけは、東広島市福富町のイベントで、高機で裂き織りしている人に出会ってから。

教えてくださいとお願いしたら、織り機が一台しかないのでできないと断られ、テーブルセンターを一枚買わせてもらって引き下がった。

次いでネットで機織り教室を探して、少し遠いけど、高機を10台以上並べた工房にたどり着いた。。

通ったのは2009年11月から2015年5月までの5年半。長かったけど振り返ればあっという間の年月だった。

機織りの織り機は高価。途中で外すわけにはいかないので一人一台、他にも道具がいろいろ必要で、広い場所も必須。私の知る限りでは、究極の贅沢なお稽古と思っている。

工房は先生の持つ貸家。2DK2戸の境の壁を取り、広い空間に織り機を並べていた。千巻をする部屋、お昼を食べる部屋もあり、お稽古をする環境としてはとてもよかったと思う。お稽古代も格安で、今でも当時の友達同士、いい教室だったと懐かしく話すことが多い。

朝10時から午後3時まで週に一度たっぷり教えてもらった。月曜日と金曜日が教室で、両方行ってもよく、そこで機織りを習い、心配事をあれこれ相談し、教室を離れて遊びに行き、楽しい年月だった。

閉鎖になったのは、先生が障がいのある人たちのグループホームになさったから。とても残念だったけど、その時教えてもらったことと知り合った人たちはこれからの人生、私の得難い宝物になった。

やめるときに一人一台の機織り機、筬通し、綜絖通し、綾棒、筬60/10㎝と70/10㎝などもつけて全員に下さった。感謝してもしきれない。

先日友達と話していて、雛人形の時期に人が来ることが多いのでついでに機織りしてもらうと漠然と考えていたけれど、これを定期的にサロンみたいにできないかなと妄想膨らまている。

コロナ自粛は振り返ると退屈だった。これからは年取っていくので自分から求めないと人付き合いは減っていくばかり。体の元気なうちに、ちょっとやってみたくなった。

いきなり知らない人がどやどやと家に来るのは困るので、まずどこかで個展のようなものして、希望者募り、身元もはっきりしている人数名から。お稽古代もちょっと高くしたらいいのかな・・・

織り機一台のわが教室は、ふた月に一度、事前に予約取って、15センチ幅くらいのコースーター織ってもらう。

初めは毛糸などで平織り、次いで簡単な模様など。

観光地の機織り体験みたいに、一枚織ったら糸を切って手前で結びなおしてまた別の人が織る。という感じで。

今年は出す予定にしていた展示会が流れたので、来年年明けまで5枚くらい違う柄のものを織り、教室は見てもらってからですね。

できるかどうかわからないけど、二月に一度、我が家の居間と機織りしている4畳半開放するくらいならできるかも。

と、考えるだけでちょっと元気になった。進捗状況、またこちらで報告させてください。

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