里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

モロヘイヤを盛んに摘み取る

2019年08月20日 | 畑:葉菜類

 モロヘイヤが最盛期になってきました。
 これは5月20日に直播きしたもの。少し密植ですが、10数株作っています。



 モロヘイヤを直播きする人はあまりいないと思います。温度が低いと発芽しませんし、小さいうちは弱いので、他の人にはお勧めしません。
 私の場合は、苗作りを省略したいがための直播きです。かなり前から作っているので、経験上、発芽しにくいのと少々欠株になるのを織り込んで作っています。



 芯を摘むとわき芽が次々と伸びてきます。今年は親の芯摘み(収穫)が少し遅れてしまいました。今、わき芽を盛んに収穫するようになってきたので、これから、しばらく収穫最盛期がつづきます。



 収穫が遅れると、硬くなってくるので、葉を数枚付け15~20センチで摘み取ります。


 モロヘイヤは、エジプトの王様が病で苦しんでいたときに、モロヘイヤのスープで治ったという話しがあり、「野菜の王様」と言われるそうですが、私も大好きです。


 ビタミンが豊富で、ほうれん草の何十倍とか言われるようですが、味に癖がなく、おひたし、天ぷら、和え物など何でも合うと思います。
 私が好きなのは、サッと湯がいた後、シンプルに包丁で細かくたたいてとろみを出し、だし醤油で味を整えて、ご飯の上にのっけて食べるのが一番。
 夏の食欲の落ちたときに、これで元気が出ます。