里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

香りで感じる季節の到来

2020年10月13日 | 

 1週間ほど前から香りを感じ、今がピーク。キンモクセイの香りが溢れています。


 今年のキンモクセイの開花は例年より若干遅いようです。気温が高いほど開花時期は遅くなるらしいですが、今年の気候との関係はどうなのでしょうか。


 2、3日前に満開となり、今は完全に開ききった状態です。


幹線道路から我が家に歩いて来る方も大分遠くから香りを感じるようで、よくキンモクセイのことが話題になります。 それほど我が家のキンモクセイは大きくなりました。
 大概の方はいい香りと言いますが、中には香りが強すぎて嫌う方もいるのではないでしょうか。


 家裏にあるせいか、香りを感じてから花が咲いたことに気付くのは毎度のことです。そして、今年もまたこの季節が到来したと感じます。花より香りで季節を感じる庭木です。
 かなりの大木になりましたが、いつ頃からあったのか記憶に定かでありません。大きさから言うと樹齢50年くらいと想像しますが。キンモクセイは伸びも太りも早いようで、気付いたときには相当大きくなっていました。


 確かに花がいっぱいに咲いた姿は壮観です。名前のとおり花の色合いもいい。眺めるのはいいものです。しかし、これまで何度も枝切りをして、枝が作業場の屋根を突き抜ける高さになってしまいました。


 放置していたのは失敗です。建物の近くにあるのに、こんなに大きくすべきではありませんでした。
 下の方からもこのように新しい枝が旺盛に出てきます。


まさか切ってしまうわけにもいきません。今となっては後の祭りですが。


キンモクセイの香りもあと数日でしょう。花が咲き始めてから終わるまで意外に短期間ですが、我が家ではこの季節最も存在感のある庭木です。